【独学の挑戦】塾なし受験した理由と背景|子育てのコツも紹介|自宅学習で中学・高校・大学受験へ
自宅学習が注目されてきているようです。
今回の記事では、私が塾なし独学受験した理由と背景について書いていきます。
音声バージョンも用意したので、良かったらお聞きください。
通勤や料理中に「ながら聞き」するのが時間の節約にもなっていいと思います。音声を聞きながら、ブログを読むのもありです。
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子育てで良かったポイントも載せましたので、最後までご覧ください。
簡単な自己紹介
早期教育は行わず、自然の中で伸び伸びと育ててくれました。
父は教育者、母は専業主婦です。
小6の1年間だけ大手の進学塾に通いましたが、それ以外は全て独学です。
小学生の頃は居間や父の仕事場で、中学生以降は電車や自室で勉強していました。
中学受験で関西の難関6校に合格しました。
入学意志のない学校への出願は失礼だという意見から、高校・大学受験は灘と東大のみ受験し、合格しました。
ちなみに、父は(最初は)受験反対派でした。
母は好きなようにしたらという感じで接してくれました。
塾なし受験した理由
以下の2つです。
- 経済的に困難だったから
- 自主的に育ててくれたから
順番に見ていきましょう。
経済的な問題で塾に行くお金がなかった
父はお金に無関心です。
自分の信念に基づいて仕事ができれば、それでOKという考えで生きています。
お金に振り回されて生きるのは恥だという考えです。
稼ごうという気持ちは微塵もありません。
収入もそれなりです。
ですから、塾に行くお金はまったくありませんでした。
ちなみに習い事をするお金もありませんでした。
お金が少ないと、その分無駄な悩みも減るので幸せだと考えているようです。
自主的に育ててくれたから
どんなことでも、自分で取り組むように育ててくれました。
完全に野放し、放任主義で育てられたわけではなく、行動するためのフォローは手厚くしてくれました。
具体的には本や図鑑の購入です。
惜しみなく買い与えてくれました。
これが良かったです。
私は毎日のように、朝から晩まで図鑑や本のページをめくっていました。
内容はすべて吸収しようと努めました。
自分で、どんどん調べて考えるくせがつきました。
この力は、おそらく習い事では身につかないと思います。
毎日、地道に続けるのがいちばんです。
親の子育てで良かったこと
今回は、以下の3つについて紹介します。
- 教育費は惜しまない
- おもちゃは与えない
- 自然の中で育てる
いずれも、独学勉強に深く関連しています。
順番に見ていきます。
教育費は惜しまない
教育費と聞くと、塾や習い事を思い浮かべる人が多いかもしれません。
私の家庭は違いました。
両親にとって教育費とは、「本、図鑑、教材」。
この3つです。
娯楽費はほぼゼロ円でしたが、教育費は惜しまずにかけてくれました。
お花の水やりと同じですよね。
水を与えなかったら、枯れます。
教育費をケチったら、枯れます。
同じことです。
私がこれまでに読んできた書物、買ってもらって良かった図鑑は以下の記事をご覧ください。
おすすめ教材は、本記事の末尾にリンクを載せています。
おもちゃは与えない
私が親から与えられたのは、将棋だけでした。
いとこからレゴを譲ってもらったので、既製品のおもちゃはレゴと将棋。
これだけです。
主に、野外遊びをして過ごしました。
虫とりや泥遊び、ため池遊びです。
屋内では、日曜大工や折り紙をすることが多かったです。
質素ですね。
でも、この簡素さが良かったです。
気が散らないので、勉強するときは勉強だけ、読書するときは読書だけに集中できました。
テレビは見ない、ゲームはない、DVDもない。
何にもない家でしたが、集中できる環境がそろっていました。
プレゼントに迷ったら、以下の記事をご参考ください。
自然の中で育ててくれた
日曜日は登山の日です。
0歳の頃から、毎週欠かさず続けています。
父の山行記録を見ると、雨の日も雪の日もきちんと登っています。
自分でもびっくりです。
おかげで絶対的な根性が尽きました。
ちなみに、夏休みは毎週3連休をとってくれて、信州や紀伊半島の山奥でキャンプをしました。
追記
私が独学で頑張ってこられたのは、登山で精神を鍛えたからだと思います。
塾なし受験のためのアドバイス
以下の記事をご参照ください。
私のこれまでの経験がぎっしり詰まっています。
塾なし中学受験
「塾なし」と書いていますが、模試だけは受けさせてもらいましょう。
主な教材
小1から始める中学受験
受験生向け(小6)これをやれば合格!必須教材
塾なし中学学習
必須教材
好スタートするための心構え
塾なし高校受験
灘高記事は充実しています。
以下の記事に各記事の紹介とリンクを載せました。
塾なし大学受験
いま書いているところです。
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