【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

第一子の大学受験を経て、第二子へのアドバイス

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目次

第一子の大学受験を経て、第二子へのアドバイス

第一子が大学受験(推薦入試)を乗り越えつつある中、急速に下の子たちへの心配事が私の意識を占めてきました。一番下の子は小学6年生でまだまだ時間的な猶予がありますが、現在高校1年生の第二子に関しては、生活リズムや模試の結果から見て、高校入学時に目標としていた旧帝大医学部への現役合格は、時間的な制約から黄色信号が灯っていると考えています。この状況で私が伝えたアドバイスを以下に述べます。

(2024年5月5日現在:第一子=大学生、第二子=高校2年生、第三子=中学1年生、追記コメントあり)

(1)人生の先輩たちの視点でのアドバイスを真摯に受け入れる

長男への受験指導の経験から学んだ教訓は、先輩たちのアドバイスを真摯に受け入れることの重要性です。先生たちを含め諸先輩方の人生経験は貴重でありますが、特に家族であれば、同じ船に乗っている仲間によるアドバイスとして、極めて大きな意味を持つことでしょう。家族によるアドバイスは、時として言葉足らずではありますが、その背後には何か重要な示唆が隠れている可能性があると捉えるべきでしょう。

(2)厳しい時間的な制約があることを自覚する

先輩たちがよく口にする「時間がないよ」という言葉を真剣に受け止めるべきです。人生は長いようで短く、まずは、この現実を直視することが重要だと思います。ただし、限られた時間の中で目標を達成するためには、焦らず冷静に計画を立て行動することが求められているのだとも言えます。

(3)受験勉強へのロードマップを描けるように努力し続ける

受験勉強のロードマップは早い段階で描いておくことが成功の鍵だと思います。ただし、時間的な制約があり、俯瞰的な視点に立ってロードマップを描くことは難しいかもしれません。とは言え、いざ入試本番を迎えるときには、そういう立ち位置で受験してほしいと願っています。日々の短期的な計画に基づいた学習は継続しつつ、大局的な視野でロードマップを描けるように努力し続けることが、実に重要な要素になってきます。

(4)生活面も含めて考える

上記ロードマップに関してですが、勉強の方法論だけの観点で記述しているのではありません。生活態度も重要です。睡眠や健康に気を配りながら、エクササイズや入浴中も含めて、心身も含めた最大限の学習環境を整えることが極めて大切です。

あとがき

上記、第一子の8年間の経験を通して得られたものの中で、抽象的で忘れがちな4つのポイントに絞り記述しました。8年間の経験の中、私は自身の思いをガクさんのブログに綴り、ガクさんからのフィードバックを得て、それを第一子に還元するアウトプットを繰り返しました。その結果、現在ではしっかりとした成果が現れています。推薦入試に係る書類作成、面接対策および共通テストの直前対策に至るまで、実際に驚くほどの成果を得ているのです。

以上、俯瞰できている今こそ、第二子に伝えたいことがあるのです。第二子には、自らの力だけで未来を切り開こうとするのは無謀であることを認識し、先輩たちの知恵や経験を受け入れ、計画的に進んでもらうことで、明るい未来が拓けると信じています。

2024年5月5日 追記

こどもの日の今日、大人になった第一子も含め、端午の節句の飾り物の前で、スナップ写真をとりました。大学に通っている第一子は、数ヶ月前の表情とは打って変わって、明るい!;大学生活を楽しんでいるようです。さて、本記事の主人公である第二子ですが、これまた絶好調のようです。ここ数ヶ月、朝6時起きを実行し、暗記ものの復習を淡々とこなし、夜は夜で、黙々と理科系分野の問題を解いています。総じて、上記(1)~(4)は十分に改善されている、と感じています。

正直なところ、勉強に関して普通に優等生であった第一子に比べて、あまりに多才(プログラミング、絵画、登山、純粋な自然科学、世界情勢、政治への興味など)な第二子だと感じます。もしかしたら、以前は興味のベクトルが全方向に向かっていたのかもしれません。興味が向くままに全方向に行動していたら、さすがに時間は足りないし、生活リズムは崩れてしまいます。しかし、第一子が大学入試をパスした今、良い意味で、当事者を含めた家族全員のベクトルが、第二子の大学受験に向きつつあるのかなと感じるとともに、大化けする微かな可能性の光を見ている気がしてきました。乞うご期待!

管理人より 1

大学入試まで(高校生まで)は、どんな人もほぼ同じ道をたどります。誰もが決まった時間に学校に通い、定期テストを受け、宿題に取り組んで、入試に備えます。

一生という長いスケールで考えたとき、およそ18歳までが「想像しやすい道」となるでしょう。大学以降は、何を学ぶか・誰と付き合うか・何を職業とするか・パートナーを誰にするか・家族構成がどうなるか…と幾重にも分かれ道が続きます。運やタイミングによっては、想像と真逆の人生だってありうるのです。

このように捉えると大学入試は、(先行きを予想しやすい・周りと条件が似ているという点で)同じ土俵での最後の試練と言っても良いかもしれません。

そんな中で、先人のアドバイスは極めて再現性が高いものであり、成功・失敗談ともにそのまま自分の糧とすることができます(疑似体験に似ています)。あとは、自分の精神(熱意)をうまくコントロールできれば(そして自分を見失わなければ)、良い方向へ進めると思います。

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