第一子の大学受験を経て、第二子へのアドバイス
第一子の大学受験を経て、第二子へのアドバイス
第一子が大学受験(推薦入試)を乗り越えつつある中、急速に第二子と第三子への心配事が私の意識を占めています。第三子はまだまだ時間的に猶予がありますが、現在高校1年生の第二子に関しては、生活リズムや模試の結果から見て、高校入学時に目標としていた旧帝大医学部への現役合格は、時間的な制約から黄色信号が灯っていると考えています。この状況で私が伝えたアドバイスを以下に述べます。
(1)人生の先輩たちの視点でのアドバイスを真摯に受け入れる
第一子の受験経験から学んだ教訓は、先輩たちのアドバイスを真摯に受け入れることの重要性です。先生たちを含め諸先輩方の人生経験は貴重でありますが、特に家族であれば、同じ船に乗っている仲間によるアドバイスとして、極めて大きな意味を持つことでしょう。家族によるアドバイスで言葉が足りないと感じる場合でも、その背後には何か重要な示唆が隠れている可能性があると捉えるべきです。
(2)厳しい時間的な制約があることを自覚する
先輩たちがよく口にする「時間がないよ」という言葉を真剣に受け止めるべきです。この現実を直視することが、まずは重要だと考えています。ただし、時間は限られていますが、その中で目標を達成するためには焦らず冷静に計画を立て、行動することが求められているのだとも言えます。
(3)受験勉強へのロードマップを描けるように努力し続ける
受験勉強のロードマップは早い段階で描いておくことが成功の鍵だとは思いますが、時間的な制約があり、俯瞰的な視点に立つことはとても難しいはずです。ただし、いざ本番を迎えるときには、そういう立ち位置で受験してほしいと願っています。その為には、受験勉強へのロードマップを描けるように努力し続けることしかありません。計画的かつ効果的な学習が後の成果につながります。
(4)生活面も含めて考える
ロードマップに関して、勉強方法だけの観点で記述しているのではありません。生活態度も重要です。睡眠や健康に気を配りながら、エクササイズや入浴中も含めて、最大限の学習環境を整えることが大切です。
経験と成果
これらのポイントは、第一子の8年間の経験を通して得られたものです。この過程で、私は自身の思いをガクさんのブログに綴り、ガクさんからのフィードバックを得て、それを第一子に還元するアウトプットを繰り返しました。その結果、現在ではしっかりとした成果が現れています。推薦入試に係る書類作成、面接対策および共通テストの直前対策に至るまで、実際に驚くほどの成果を得ているのです。
以上、俯瞰できている今こそ、第二子に伝えたいことがあるのです。第二子には、自らの力だけで未来を切り開こうとするのは無謀であることを認識し、先輩たちの知恵や経験を受け入れ、計画的に進んでもらうことで、明るい未来が拓けると信じています。
管理人より 1
大学入試まで(高校生まで)は、どんな人もほぼ同じ道をたどります。誰もが決まった時間に学校に通い、定期テストを受け、宿題に取り組んで、入試に備えます。
一生という長いスケールで考えたとき、およそ18歳までが「想像しやすい道」となるでしょう。大学以降は、何を学ぶか・誰と付き合うか・何を職業とするか・パートナーを誰にするか・家族構成がどうなるか…と幾重にも分かれ道が続きます。運やタイミングによっては、想像と真逆の人生だってありうるのです。
このように捉えると大学入試は、(先行きを予想しやすい・周りと条件が似ているという点で)同じ土俵での最後の試練と言っても良いかもしれません。
そんな中で、先人のアドバイスは極めて再現性が高いものであり、成功・失敗談ともにそのまま自分の糧とすることができます(疑似体験に似ています)。あとは、自分の精神(熱意)をうまくコントロールできれば(そして自分を見失わなければ)、良い方向へ進めると思います。
コメント