【独学で中学受験】難関私立中学への合格戦略|自宅学習向けおすすめ市販参考書・問題集を一挙紹介

こんにちは、ガクです。
独学で中学受験。
なかなか挑戦的なフレーズですね。
今回は、自宅学習で中学受験をするために必要なことをお話ししていきます。
本記事の想定する読者・対応レベル(自宅学習向け)
自己紹介
簡単に自己紹介しておきます。
私は小6の1年間を除いて、すべて独学で取り組んできました。
合格した学校は、東大寺・西大和・洛星…その他各府県のトップ校です。
灘中は日程の都合上、受験していませんでした(灘は地理的にも遠く、全く眼中になかったため、仮に受けたとしても合格は厳しかったと予想します)。
この記事では、中学受験のトップレベルを独学で目指す家庭を想定しています。
本記事の信頼性
私の軌跡をそのまま載せています。
本記事は反響が多く、Googleでも様々な中学受験関連ワードで1位表示されています。
中学受験の関連ワードでGoogle1位になりました。
— ガク|独学で灘・東大へ (@nadatodai) April 18, 2021
気持ちを引き締め、良質な記事を作っていきます。https://t.co/PBisuwrI5M
↑【1位】の記事 pic.twitter.com/EbHxuIjzmz
お子様の力を信じて、家族で楽しく乗り切りましょう。
【学年別】中学受験対策
小学1年生から始める「おすすめ」中学受験教材
以下の記事をご覧ください。
詳しく書いています。

小学3・4年生から始める中学受験|勝負の分かれ目
学習習慣を身につけたら、しっかりと対策していきましょう。
自宅学習でも大丈夫。
教材は充実しています。
子育てや教育で不安なことがあれば、記事末尾のコメント欄からお便りをお送りください。
ブログ記事やYouTube動画の形でお答えします。

中学受験生向け|自宅学習のコツと使用すべき教材
渾身の65,000字です。
中学受験に必要なことをすべて詰め込みました。
バイブルにしてください。

↑本記事よりも多くの教材を紹介しています。
中学入試合格に向けた独学スケジュール
結論からいいます。
目標は、
小学5年の終わりまでに、「小学全範囲」を確実に完了する
ことです。
独学で難関中学合格を目指すのであれば、絶対到達すべき目標です。
そして、小6は中学入試過去問に集中して取り組んでください。
私は以下のようなスケジュールで学習を進めていきました。
時期 | 私がやったこと |
---|---|
幼児 | 一般的な問題集を用いて、日々の学習習慣を身につける |
小1 | きのくに子どもの村学園編入などで学習進まず |
小1冬 | 学習の遅れに危機感を覚えて、猛烈に勉強開始 |
小2 | 曜日と時間を決めてリズムよく学習 |
小3 | 自分で計画立てて勉強し始める |
小4夏 | 小学全範囲完了 |
小4夏 | 中学受験用教材(四谷大塚)を取り寄せる |
小5 | 模試で好成績をとり、中学受験を真剣に考える |
小6春 | 模試を受けた塾から勧誘を受け、入塾 |
小6春 | 自宅学習と塾を同時並行で進める |
小6夏 | 進学塾でトップクラスの成績 |
小6秋 | 進学塾に通う日が増える |
小6冬 | 関西のトップ6校すべてに合格(灘は日程の都合上受験せず) |
小6の1年間だけ、塾に通いましたが、大半は家庭で学習しています。
塾に通わなくても、難関私立には合格できるレベルに到達できており、独学派のみなさんも自信を持って中学受験に挑んでいただければと思います。
ただ、進学塾の月例模試は受けさせてもらったほうがいいでしょう。
現在地の把握と、緊張対策に必要です。
もっともおすすめしたい中学受験用教材
私が実際に使用して、いちばん恩恵を受けたのが、四谷大塚の教材です。
予習シリーズという名前で出版されており、副教材も非常に充実しています。
迷ったら、予習シリーズ(四谷大塚)を入手すべし
迷っているなら、とにかく四谷大塚に電話して教材を送ってもらいましょう。
塾教材ということもあって、価格が高めですが、それだけの価値はあります。
絶対に後悔しません。
私は小4〜小6の3年間お世話になりましたが、もっと早くから取り組んでも良かったと思っています。
当時は教育関係者だけに提供されていましたが、今は一般家庭も入手できるようです(要確認)。
私が実際に使った中学入試参考書
本記事のメインテーマは「市販」教材ですから、Amazonや書店で簡単に入手できるものを紹介していきます。
以下、私が実際に使った主な参考書を列挙していきます(問題集は次の項目でご紹介します)。
真面目に紹介すると途方もない量になりますので、定番ものを中心にご紹介していきます。
裏技テクニック(算数・理科)
定番とは言い難いですが、周りでも使っている人は多かったです。
薄っぺらい割に中身は充実しています。
毎朝これを読んで、学校から帰ってきてまた読んで、夕食後にまた読んで…としていると、すぐにマスターできます。
受験はテクニックに頼るなと言う人もいますが、制限時間を考えると、テクニックはどんどん身につけた方がいいです。
テクニックを駆使して時間稼ぎし、難問を考える時間をしっかり確保するのが基本です。
論理エンジン(国語)
定番です。
国語と言ったら、出口汪さんです。
受験界では常識となりつつあります。
と言うことで、私も論理エンジンシリーズをかたっぱしからそろえました。
その結果、成績はあまり伸びませんでした…。
高校受験と大学受験でも出口汪さんの教材を使いましたが、まったく効果はなく…。
私には国語の素養は身につかないのだと諦めました。
でも、周りでは、出口さんの教材で一気に伸びている人もいましたよ。
やるかやらないか。
取り組んで損はないでしょう。
価格が攻めていますが、丁寧な造りとなっており、取り組みやすいと感じました。
[追記あり] 応用自在(理科・社会)
昔から参考書といえば、応用自在でした。
いわゆる定番ものです。
塾に通っている友達も持っていました。
結局、市販教材も買ってるんかーい!?ってツッコミそうになりましたけどね。
それだけ信頼されているかどうかは不明ですが、頼りにはなります。
特に理科・社会は応用自在をそろえておくと安心です。
追記 2021.02
いまは改訂が進んでいないです(元気がない)。当時は最高難度の参考書として、みんな背伸びして使っていました。Amazonでは新品が普通に売られていますが、店頭では入手できないと思います。代わりの参考書として自由自在をおすすめします(少し難度下がります)。
[追記あり] 特進クラス(理科・社会)
私はこちらを愛用していました。
個人的には応用自在のイラストが好みではなかったのです(失礼)。
単純な理由ですが、モチベ持続と言う観点からすると、好みも重要な要素です。
特進と言う言葉の響きもよかったです。
特進クラスを手元において勉強すると心強さを感じました。
追記 2021.02
こちらも改訂が進んでいないです。代わりの入門用参考書として自由自在または総合的研究をおすすめします(難度はさらに下がります)。難しめが欲しい人は、上掲の自由自在をどうぞ。
追記2
中学生向けの総合的研究はとっても質が高いです(小学生用は手を抜いていると言いたいわけではない)。
メモリーチェック(理科・社会)
日能研から出版されています。
中学受験指南書で紹介されていたため、父が購入してくれました。
結論から言うと、かなり使いやすいです。
おすすめです。
あまりに気に入ったため、算数と国語も追加で購入しました。
塾から出されている教材は、それだけでモチベーションアップにつながります。
価格も極めて良心的で好印象です。
みなさんもぜひ取り組んでください。

私が実際に使った中学入試問題集
プラスワン(算数)
いとこから譲り受けたのが、プラスワン問題集です。
これが最初の東京出版との出会いです。
いとこは、府県下トップの私立中高一貫校に合格しており、私が親に次いでもっとも尊敬する人でした。
その尊敬するいとこのおすすめですから意欲に燃えて取り組みました。
ボロボロになるまで取り組みました。
東京出版は算数・数学分野では秀逸な教材をバンバン出しています。おすすめです。
算数・数学は『東京出版』を選ぶべし
出版社によって得意分野が異なりますから、基礎知識として持っておきましょう。
こう言うと、他の教科は?となりそうですね。
国語は水王社の論理エンジン、理科・社会は…特にないです笑。書名で言うと特進クラスや裏技テクニックがおすすめです。
大学受験なら定番ものがありますが、中学受験はそこまで充実していない印象を受けます。
最高水準問題集
他には、最高水準問題集を解いたりもしました。
格好いい名前ですね。
表紙を見るだけで、意欲に燃えてきます。
市販教材で立ち向かうなら、是非とも用意しておきたいです。
でも、完成度だけで評価するなら、四谷大塚には劣る印象を受けます。
それだけ、四谷大塚の教材は優秀だと言うこと。
四谷大塚は高いですけど、しっかり取り組めば、十分に元は取れます。
最近の定番教材
当時と比べると中学受験用参考書も充実してきました。
塾技
中でも、『塾技』シリーズは新たな中受教材として定着しつつあります。
魔法ワザ
さらに、私がリサーチしたところ、『魔法ワザ』というシリーズも使えそうな印象を持ちました。
書名がfrankな感じですが、解法を身につけるという点では十分実用に堪えるのではないでしょうか。
出る順
『出る順』シリーズも良さげです。
過去問の出典がきちんと掲載されている点が魅力的です。
子どもにとって、学校名が並んでいると、それだけでやる気が湧いてきます(本当です!)。
これは毎朝30分、時間を測って取り組みましょう。
私は、登校前の計算特訓で飛躍的に計算力が向上しましたよ。
どれくらい伸びたかというと、小6で通っていた塾の校舎でトップ5%に入るくらいまで速く正確になりました!
サピックスの時事問題
『時事問題』は安定のサピックスをやっておけば十分でしょう。
私は、サピックスの教材は結構好みです。
Z会の図鑑
こうやって、探していると…
とんでもないものを発見!
これは使えそうです。
私が親なら全シリーズそろえます。
っていうくらい完成度が高く感じました。
まとめ
このように、定番の参考書・問題集を中心にご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
大切なのは、どの教材に取り組むかではありません。
いかに楽しんで取り組むか。
これに尽きます。
私の家庭の場合は、父も一緒に中学受験教材を勉強していました。
それくらいがいいですよ!
子供が解答を間違えても怒ったりしてはいけませんよ。
自宅学習で大切なのは、家族で一緒に中学受験に立ち向かうことです。
チーム内で喧嘩しても前進しません。
一丸となって解決・努力していくのです。
適宜、追加していきますので、時々ご訪問ください。
科目ごと、学年ごとにもまとめていきたいと思います。
ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ。
YouTubeのコメント欄にお送りいただけるとすぐに対応いたします。
お気軽にどうぞ。
それでは!
父の書いた中学入試合格体験記
以下の記事をご覧ください。

追記 更新情報
小学1年生から始める中学受験
ご要望にお答えして、小学1年生向けのおすすめ教材を紹介しました。

中学受験生・小学高学年の心構え
渾身の65,000字です。
中学受験に必要なことをすべて詰め込みました。
バイブルにしてください。

勉強効率を倍増させる勉強道具
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