【灘高合格体験記】灘高校合格のためにすべき5つの行動(灘中不合格・中受失敗でも大丈夫)人生は何度でもやり直せる【実践アクション編】

GAKU
灘高・東大大学院卒。塾も予備校も使わず、独学だけで合格した。

その勉強法を、そのまま書いている。
再現性にこだわった情報だけを出す。

灘高受験・東大受験・中学受験・きのくに。
どれも一次情報しか書かない。

灘高合格のためにすべき5つの行動|独学・塾なしで合格した僕の全記録

私立中学を辞めた。

中3の秋のことだ。周りのほぼ全員が反対した。一部の人は笑った。「どこの高校へ行こうが、入る大学は同じだ」と先生から何度も言われた。

それでも辞めた。

当時の私には、灘高に合格する以外の選択肢が見えていなかった。


目次

この記事を書いた人間について

私は中学受験に失敗したわけではない。

関西トップ6校に出願し、すべて合格した。第一志望に進学した。しかし入学してみると、その学校は規律が厳しく、勉強を強制する空気が濃かった。自主学習で学んできた自分には、どうしても馴染めなかった。

そこで出会ったのが、同じように灘高受験を目指していた同級生だった。2人で、独学で、灘高を目指すことにした。

私の家庭はごく普通の一般家庭だ。父は教育学を学んだ人で、母は褒め上手な主婦だった。塾には通わなかった。英才教育も受けていない。それでも合格できた。

この記事では、私が実際に取った5つの行動を、当時の感情も含めてそのまま書く。


灘高受験を決める前に知っておくこと

合格枠は40名だ。

中学入試より、人数的にはるかに狭い門になる。英語は最低でもセンターレベルが必須で、関関同立合格程度の力が求められる。受験生の中には帰国子女や特別な英語教育を受けてきた生徒も多い。

全力で努力できる人だけが合格を掴める、と思っておいた方がいい。

ただ、怯える必要はない。あなたと同じ気持ちで挑んでいる人は、全国にいくらでもいる。


合格のために私がとった5つの行動

① 過去問をすぐに買って、すぐに解く(中2秋)

灘高受験を決意した日に、過去問を買った。

買った当日に1年分を解いた。

「過去問は入試直前まで取っておくべき」という考え方がある。違う。それは機会の無駄遣いだ。早く解けば早く現実がわかる。現実がわかれば、早く対策が打てる。

解いてみた結果、数学は問題なかった。理科も高校基礎まで学んでいれば対応できそうだった。国語はセンターレベルの古文漢文が読めれば心配ない。

問題は英語だった。

まったく歯が立たなかった。何が書いてあるのかすら理解できなかった。あの衝撃がなければ、私は完全に出遅れていた。その日から英語中心の学習に切り替えた。

今すぐ過去問を買ってほしい。読んでいる場合ではない。

② 模試を定期的に受ける(中3春〜)

独学の最大の弱点は、自分の現在地がわからないことだ。

模試はその弱点を埋めてくれる。私は少なくとも2ヶ月に1回のペースで受け続けた。

模試には3つの意味があった。緊張感を持って問題に向き合えること。自分の実力を数字で確認できること。そしてもう一つ、ライバルの顔を覚えられることだ。

これは侮れない。模試で見た顔が、本番の試験会場にいる。見知った顔がそこにあるだけで、緊張の質が変わる。「あいつもいる」というだけで、妙な安心感が生まれる。

受けた模試は駿台の全国模試と、難関校受験に定評のある進学塾のものだ。駿台は問題が易しすぎて実力測定には不向きだった。進学塾のものは問題の精度はともかく、受験者のレベルが高く、現在地を把握するのに役立った。

③ 私立中学を辞める(中3秋)

生まれてから最大の決断だった。

辞めた理由は2つある。勉強時間の確保と、決意表明だ。

往復3時間の通学が、毎日の勉強時間を削っていた。膨大な宿題が、自分の勉強計画を狂わせていた。理不尽な校則に、何度も消耗した。その学校にいる限り、本気の受験勉強はできないと判断した。

決意表明という意味も大きかった。「辞める」という行動は、後退できない橋を渡ることだ。自分を追い込むことで、覚悟が本物になった。

ただし、これは誰にも勧めない。

私立中学に残ったまま受験すれば、万が一落ちてもそのまま卒業できる。辞めてしまえば、後がない。当時の私はそれでも構わないと思っていた。1分1秒を無駄にしたくなかった。それだけ本気だった。

もし今、同じような状況にいる人がいるなら、慎重に考えてほしい。「辞めるべきか」ではなく、「辞めずに合格できる方法はないか」を先に考えるべきだ。

④ 大量の問題集を解く(アウトプット重視)

多くの受験生は、インプットに時間をかけすぎる。

参考書を読む。ノートにまとめる。もう一度読む。それが勉強だと思っている。しかし脳科学の研究が示しているのは、アウトプット重視の学習の方が速く、深く定着するということだ。

理想の比率は、インプット3:アウトプット7だ。

私の学習ロードマップはこうだった。中1で中学範囲を習得し、中2で高校基礎を固めた。中3に入ってからは、ひたすら問題集を解いた。高校受験の範囲に縛られず、大学受験レベルの問題集にも積極的に取り組んだ。

入試直前期には、解くべき問題集が尽きた。そこで東大英語の過去問を解き始めた。その結果、本番で東大入試と酷似した形式の問題が出題された。解きながら「これは合格した」と確信した。

アウトプット重視への切り替えが早いほど、合格に近づく。

⑤ すべての誘惑を断つ

受験は時間が命だ。

当時の私には、携帯がなかった。ゲームをしなかった。ネットも見なかった。テレビも漫画も断った。自分の時間を奪うものを、すべて排除した。

これは我慢ではなかった。優先順位の問題だ。灘高に合格することが、他のすべてより重要だった。だから迷わず断てた。

強い意志は自信になる。「自分はここまでやっている」という事実が、試験本番の粘りに変わる。


最後に

合格した人間には、共通点がある。

相手を知り(志望校、ライバル)、自分を知り、正しい方法で動き続けた人だ。分析と行動。この2つに尽きる。

この記事を読んで、何か一つでも動いてほしい。過去問を買う。模試を申し込む。それだけでいい。読んで終わりにしないでほしい。

行動したあなたの努力は、必ず報われる。

それでは。

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コメント

コメント一覧 (10件)

  • 岳さんが作っていた1日ごとのスケジュールはどのように作っていたんですか?
    具体的に知りたいです!

  • 自分は誘惑を完全に断ち切ることができません。がくさんはこういった事はありましたか。また、勉強に疲れて休みたくなる時はあったのでしょうか、知りたいです。

    • 休みたい。誘惑を断ち切れない…。

      もちろんあります。いや、誰だって経験があるのではないでしょうか。

      私の場合は、家に気が散るようなモノがほとんど無かったのが幸いでした。アナログな家庭だったため、携帯電話は持っておらず、インターネットすら繋がっていませんでした。

      このおかげで、自分が興味を持ったものには、ほとんど邪魔されずに集中して取り組めた気がします。

      また、勉強に疲れたこともありました。正確には、大学受験の一次試験対策に疲れました。

      せっかくの勉強の成果をマークを塗りつぶして、機械に読み取られるとは考えただけで虚しくなってしまいました。あまり身が入らず辛かったです。

      ただ、受験勉強の場合は、やるべきことが明確に決まっていますから、淡々と続けていればなんとかなるはずです。勉強に限らず、波に乗ってくると楽しくなりますから、早めに上達させておけば悩みも減ります。

  • 通っていた私立中学を退学したようですが、退学の際はその旨を担任に伝えてから、退学届などをもらったのですか?

  • 灘高校を志望する中3です。英語の中でも同じ単語を入れるやつが非常にできないのですが、どのような対策を行えばいいですか、使用しているvital3000は殆ど頭に入れました。

  • 灘志望の新中3です。英語が非常に弱く中1、2もあまり真面目にやって来なかったので中3の半分までしか単元が終わっておらず、それも所々怪しいです。現在、大岩超基礎文法編→白ポラリス1.2→少しずつロイヤルのように進めて行こうと思っています。最初はパーフェクトコースや音声付きの安河内先生のものではなく、大岩で大丈夫でしょうか。またそれぞれの間に挟んだ方がいいものはあるか、ポラリスはスタサプの関先生の授業動画を併用した方が良いか、ロイヤルはどれくらいの頻度で進めていけば良いか教えて頂けると幸いです。

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