【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

【東大生の家庭】勉強に集中できる子供を育てる5つのステップ|集中力は環境で決まる【親がすべきこと】

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

こんにちは、ガクです。

みなさんは、集中力に自信がありますか?

集中力の話をしていきます。

今回は、保護者向けの記事です。
(受験生向けと保護者向けの記事が混在して、毎回申し訳ない気持ちになる…)

このブログは受験生(特に灘高志望者)もたくさんご覧いただいているようです。

学生のあなたは、この記事を読んで、是非とも集中する環境づくりの参考にしてください。

私も自分で試行錯誤していました。

それでは、いきますよ!

目次

集中力が続く子ども、集中できない子ども

この2タイプの差はなんだと思いますか。

もちろん、持って生まれた素質もあるかもしれません。

けれども、私は環境の差が大きいと感じています。

例えば、東大に合格した人はどんな人だと思いますか?

集中力がずば抜けている…と思うかもしれません。

でも、そんなことないです笑。

誰だって、自宅に戻ればぐうたらしてますよ。

誰だって、自宅では集中力が続かないです(試験や大きな目標が控えていない限り)。

いまは、コロナで難しいかもしれませんが、図書館に見学に行ってごらんなさい。

自習席がほぼ全て埋まっていることに気づくでしょう。

特に、駒場キャンパス(大学1〜2年)の図書館なんて酷いモノです。

空席を探すのに、右往左往を繰り返さないといけません。

それだけ、自分一人で集中できる環境を作るのは難しいと言うことです。

周りに頑張っている人がいる、集中しやすい環境が整っている。

それが、大学の図書館。だから、みんなこぞって集まるわけです。

集中できる環境へ向けて、まずは取り組むべき3ステップ

親は勉強について口出ししない

集中力はその時の感情(精神状態)に大きく左右されます。

好きなこと、楽しいことに向き合っているときは、並外れた集中力を発揮できます。

一方、ネガティブな感情を抱いてしまうと集中力は続きません。

あれこれ言われて嬉しい人なんているのでしょうか。

大半の子どもは、あなた(保護者)の指図にうんざりしていることでしょう。

前向きになれるような声かけならいいのですが、〇〇しなさい!とか、なんで〇〇できないの?とか、人格を傷つけられるような言葉をかけられて伸びるはずがありません。

子どもはあなたの不満の吐口(はけぐち)ではないのです。

対等に向き合ってください。

お互いに尊重し合ってください。

お手本は大人のあなたが見せてください。

お子さんを信頼して初めて、お子さんは自分の力を発揮できるようになります。

テレビはつけない。スマホもいじらない(子どもの前では)

私の家庭はテレビを見る習慣がありませんでした。

教育のためです。

こう言うと、けっこう厳しいなとか、無理をしているなと感じるかもしれません。

でも、そんなことはないですよ。

だって、最初からテレビ習慣がないんですもの。

ちっとも寂しくなんかありません。

私の家庭でテレビが光っていたのは、週に90分だけです。

見ていた番組は以下の通り。

ドラえもん
サザエさん
ダーウィンが来た!

これだけです。

それ以外は、いっさいテレビをつけませんでした。

親も見ようとしませんでした。

これが良かったのです。

もし、隣でテレビの音なんかしていたら、勉強どころじゃなかったでしょう。

あなただってそうですよね。

頭を使う仕事中にテレビが唸っていたら、集中できないでしょう?

環境はきちんと整えるべきです。

追記
こう言うと、反発を買いそうですが…、
スマホもできるだけ見て欲しくないです。
私だけかもしれませんが、勉強している隣でスマホをポチポチ触られたらたまったもんではありません。
その空間の雰囲気が台無しになってしまいます。
幸い、私の場合は両親ともに超アナログ主義です…笑。

椅子・机・照明は三種の神器

椅子・机・照明は三種の神器

本気度を見せてください。

ちゃっちい、椅子に長時間座らされる身になってください。

翌日には腰痛に襲われることでしょう。

優先順位は以下の通りです。

お金をかけるべき順番

  1. 椅子
  2. 照明

順番に説明していきます。

椅子

まずは、椅子にお金をかけましょう。

長時間座っても疲れないものが良いです。

私のおすすめは、コクヨ製品です。

実際に使っていました。

私は高校受験も大学受験も独学でしたので、ずっと座っていましたが、全く疲れません。

この椅子のおかげで灘・東大に合格できたと言ってもいいくらいです。

10年以上経ったいまも健在です。

Amazonのレビュー数は少なめですが、おすすめです。

勉強机

机は、どこでもいいのですが、広くて大きいものが良いです。

パソコンに例えるなら、メモリが大きいやつですね。

教材をドバーッと広げても受け入れてくれる机を選んでください。

私は現在、無印良品のデスクを使っていますが、もう少し広い方が嬉しいです。

実家で使っていたものは、大きかったです。

父が使っているものは、もっともっと大きいです。

大きさ命です。

↑大きさが自由に選べる天然木の勉強机。
私ならいちばん大きいものを買います。
これくらいシンプルなものがいいです(棚があるとモノを置いてしまい、結局集中できなくなる)。

照明

Panasonic製を使っています。

東大生が効果を実感したとか言うキャッチフレーズがついています。

こう書かれると、怪しいですが、ものはいいです。

安定感が合って、丈夫で…、

LEDなので電球交換も不要です。

 

買った時は、知りませんでしたが、「文字くっきり」とかいう、機能がついているらしいです。普通に扱いやすくておすすめです。

追記
私が小学・中学生の頃は、蛍光灯の照明でした。勉強しすぎて、電球交換ばかりしていた記憶があります笑。父はこだわりが強くて、白熱電灯のみを使っていますが、消費電力が大きいですね。あと、夏は熱すぎです。
Panasonicの照明は今も自宅アパートで使っていますが、おすすめですよ。

 

子どもの成長を押し上げる、2ステップ

親自身が勉強に励む

態度で示してください。

口だけの言葉よりも、何倍も説得力があります。

父は、私に何も言いませんでした。

その代わり、態度・行動で示してくれました。

私にとって、父の勤勉な姿は強烈なモチベーションとなって支えてくれました。

教材や関連書籍を惜しみなく買い与える

父は決して、〇〇しろとか、〇〇したらどうだ?とか言いませんでした。

ただ、教材のパンフレットを手渡してきて、欲しいものがあれば丸つけておいて。すぐ買うから。

こう言い残すのみです。

小学生の私は、家の経済事情など全く知りませんから、片っ端から丸をつけていました。

翌週には、たくさんの教材が届いて歓喜していた記憶があります。

そのおかげで、学力はどんどん伸びました。

言われてするよりも、自分から取り組む方が何十倍も伸びは大きいと確信しています。

だって、自分からやるって決めたんですもの。

誰でも、本気で取り組みますよね!?

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最後に|親がすべき1つのこと

偉そうなことを言うと怒られそうですが、

親の使命は、環境を整えること だと思っています。

あれこれ、口出しするのではないのです。

ただ、お子さんが成長しやすい環境をつくる。

これだけです。

私の両親は、何も指図することはありませんでした。

その代わり、私がやりたいと言ったことに対しては、最大限の支援をしてくれました。

自然が好きと言ったら、山へ連れて行ってくれたり、図鑑を買ってくれたりしました。

文字が読めるようになったら、大量の書籍を買ってきてくれました。

勉強に興味が出てきたら、教材をそろえてくれました。

何も特別なことはしていません。

ただ、自分の好き・得意を伸ばしてくれたのです。

その環境を作ってくれたのです。

今回の記事が皆さんのご参考になれば幸いです。

それでは!

 

最後に、今回ご紹介した商品です。

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