【灘高合格への国語】最難関高校受験におすすめの問題集・参考書を一挙に紹介|自宅学習・独学向け【国語編】
私は国語が苦手です。
幼い頃からたくさんの本や図鑑を読んできました。
おそらく読書量はクラスでも1番を名乗れるくらいでしょう。
けれども、国語が苦手でした。
どれだけもっともらしく解答してもバツをつけられました。
こうなったら、諦めるしかないのか?
いや、古文ならやればやるだけ点が取れます。
才能も何も関係ありません。
やれることはやるのです。
ライバルの国語レベル
気にする必要はありません。
同期を例に紹介しましょう。
私の年は38名が実際に入学しました。
合格者は全体的に国語は苦手な人が多いと感じます。
やはり英語・数学を武器にしていますよね。
小中学校を海外で過ごした人もおり、国語が得意という人は少数です。
灘高合格のための国語勉強法
経験から述べると、古文を完璧にしておくべきです。
古文は皆が中学から勉強をスタートしています。
やればやるだけ点数が取れます。
一方、現代文は時間と労力の割に点数が伸びません。
だったら、古文に力を注ぎましょう。
私は、勉強に効率という表現を使いたくありません。
ですが、
- 時間も労力も限られている受験勉強において、効率は合否に直結します。
そこを意識するのも戦略の一つです。
灘高合格のための国語教材
私は独学ですから、塾代はかかっていません。
その分、教材をたくさん買いました。
本にお金を惜しんではいけません。
教材はそのまま脳の栄養になります。
ですから、山のように教材を解きました。
ただ、一つだけ注意点。
ハズレくじを引かないことです。
出来の悪い教材は時間と労力の無駄です。
しっかり作り込まれたものだけを使いましょう。
以下、紹介していきます。()内は使用推奨時期です。
現代文
論理力というよりセンスが問われます。
(少なくとも私はそう感じます)
そのセンスを磨くのに良書はあるのか。
教材に詳しい父に相談したところ、「出口汪の国語教材がいい」ということでした。
論理エンジンが大ヒットして有名です。
中学受験から大学受験まで広くお世話になりました。
全てそろえるとなると高くつきますが、私はほとんどそろえました。
大事なのは、
- 著者を信じることです。
疑ってはいけません。信じ続けるのです。合格するまでは。
出口汪の問題集で受験を乗り切ると決めたなら、出口汪の信者になるのです。
他の人に浮気してしまうと、異なった解法を紹介されて混乱します。
とにかく自分がいいなと思った人を信じ切ってください。
今回は出口先生の教材を中心に紹介します。
中学生のやさしい文法(中1〜3)
あれだけ出口先生と言いながら、最初は別のを紹介させてください。
「灘校伝説の教師」としてマスコミでも大きく取り上げられた橋本先生の著書です。
自分が入りたい学校の先生って、それだけで尊敬の対象になります。
イラストが結構好きでしたよ。
この本を開くとモチベも高まります。
ぜひ買ってください。
↑いまは入手困難です。店頭には置いていません。
システム中学国語 論理入門編(中1〜3)
小学生から論理エンジンを解いてきた人は買わなくてもいいかもしれません。
まずは、出口汪に慣れることから始まります。
どのようにして文章を読み解いていくのか。
この本でしっかり練習してください。
システム中学国語 受験編(中1〜3)
公立高校向けと難関校向け。
順番にステップアップしていきましょう。
自分は灘だからと言って、一段飛ばしは痛い目に遭います。
基礎から少しずつ。
レベル別問題集(中1〜3)
高校受験用は在庫少なめですが、おすすめです。
大学受験でも大変お世話になりました。
一気に解いてしまうと、やる問題がなくなったので、何回か解き直しました(って解答覚えてるんですが)。
他の教材
出口の解法に慣れたら、応用あるのみ。
他の問題集で練習を積みましょう。
古文
大学受験入門用を使用しました。
灘高受験生なら、これくらい簡単に習得できます(よね?)。
荻野さんのものが秀逸です。
単語も読解も同じシリーズでそろえましたよ。
マドンナ古文単語230(中2〜3)
最初、父がこれを買ってきたときは、「ええっ!?」と思いました。
だって、装飾とか全然好みではないですもん。
でも、やはりここは父の目利きが秀逸でした。
うん。覚えやすい。
イラストもダジャレも楽しい。
とにかく、このおかげで、古文と親めました。
ありがとうございます。
あなたもぜひ買ってください。
マドンナ古文 パワーアップ版(中2〜3)
単語帳と同じシリーズです。
装飾はやはり、好き嫌いが分かれるところですが、
内容は確か。
これを何回も読み込めば古文はOKです。
古文上達 基礎編(直前期)
私はこういう装飾が大好きです。
見るからに難しそう。
実際、難しめです。
解けなくても気にしなくて大丈夫。
でも、これを解いておけば、本番は簡単すぎて気持ちに余裕ができます。
自分の水準を高めておくのです。
それが合格の秘訣です。
話が変わりますが、灘高英語で私が好成績を取れた理由は、直前に東大英語を解いていたからです。
本番に、「え!?簡単だね?」というくらいの気持ちの方が力が出ますよ。
中学生のやさしい古文(中2)
先ほど紹介した灘の先生が書いた本です。
かなりおすすめです。
追記
とってもいい本なのですが、古文は入手が難しいかもしれません。
高い中古を買うなら別のを買いましょう。(私は実家に持っているのですが…)
灘高入試国語に捧げた勉強時間と量
そこまで大きなウェイトを占めていませんでした。
- 1週間に2日ほど、数時間勉強する程度
です。
ただ、古文単語などは毎晩寝る前に見返していました。
この記事で紹介した単語帳が覚えやすくてベストです。
国語が得意な人も、そうでない人も古文に力を入れましょう。
古文は皆が中学からスタートです。
やればやるだけ、力がつきます。
【中3から難関高校受験】いますぐ購入すべき教材【2021追記】
このブログで紹介している教材はどれも買って欲しいです。でも、「間に合わない!」「ぜんぶ解けないよ!」という方向けに教材を厳選しました。
以下は購入必須です。
いますぐ購入すべき必須教材
想定しているケース
中学内容は一通り学習が済んでいる
国語は大の苦手…
現代文
- システム中学国語 論理入門編(基礎から始める)
- システム中学国語論理完成編(出口先生の解法を叩き込む)
- 出口の国語レベル別問題集 0理論編(高校生用ですが、ここから始めてOK)
古文
- マドンナ古文 パワーアップ版(高校生用ですが、丁寧で親切な解説がGOOD)
- マドンナ古文単語230 パワーアップ版(素晴らしいの一言)
*リンクはAmazonに飛びます
現代文は出口先生さまさまです。おかげさまで、本番も得点できました。古文はマドンナシリーズをコンプリートしてください。
最後に
国語は息抜きのような感じで取り組んでいました。
文章を読むのって楽しいですよね。
純粋に自分の知識が増えて、思考も深まりますし。
たくさんの文章に出会えて幸せです。
古文も好きでしたよ。
受験のために勉強するというよりは、趣味の一貫で勉強していました。
点数は低空飛行のままでしたが、無理に高得点を狙おうと四苦八苦するよりは、
- 勘を鈍らせないように勉強していました。
そのほうが、楽しくていいですよね。
一生の一度の灘高受験ですから。楽しんだもの勝ちです!
追記 おすすめの勉強法・教材リスト
以下に、おすすめの勉強法と教材をまとめた記事(リンク)を載せておきます。
これらを読めば、灘高入試対策は万全です。
是非とも、熟読してください。
コメント