【勉強】ストレスを能率に変える勉強術|嫌いな人ほど効果を発揮する【受験】
こんにちは、勉強法開発に余念がなかったガクです。
独学で灘東大に合格しました。
数学オリンピックで2回受賞しました。
天才だったからではありません。
努力したからです。
勉強方法を工夫したからです。
そして自分を追い込んだからです。
今回は、ストレスを能率に変える勉強術をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- やる気が出ない
- モチベを維持できない
- 才能はないけれど結果を出したい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 締め切り効果
- 脳科学的な根拠
も補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
好きと嫌いの勉強術
勉強方法には2つあります。
楽しくて仕方がない勉強と、嫌で逃げたしいくらいの勉強。
つまり、
- ドーパミン型:楽しい、嬉しい、褒められる
- ノルアドレナリン型:避けたい、怖い、怒られる
この2つですね。
ドーパミン型については、この記事をご覧ください。
今回はノルアドレナリン型の勉強法について解説していきます。
夏休みの宿題が三日で終わる理由
大変ですよね。
休みの最後になるにつれて溜まっていきますよね。
もう、逃げ出したい。
けれども逃げ出せない。
馬鹿力を出してやってしまいますね。
このときの勉強法がノルアドレナリン型になります。
締め切り効果という言葉もありますが、それに近いです。
私は大学に入ってから本格的に登山を始めました。
単純に勉強だけやっても虚しくなったのです。
そこで山と勉強を両立させることにしました。
毎週金曜日になると大型ザックを担いで授業を受けます。
授業が終わると図書館で勉強して、そそくさと列車に乗り込みます。
遠くの山に出かけるときは渋谷発の終電が17時とかなんですよね。
自分でタイムリミットをかけて課題に取り組んでいました。
帰宅は日曜の深夜になるのですが、翌日月曜の朝からALESSという最もやっかいな英語のクラスが入っています。
ALESSは英語の論文を読んで、実際に自由研究を行い、英語でプレゼン&レポートする形式です。
半端ないほどの労力が必要で、鬱になる人も多いです。
ですから、なんとしてでも金曜までに課題を終わらせる必要があったのです。
もう、山の準備もクラスの準備も全てに時間制限をかけてこなしていました(←忙しいのは私に向いていないのでもうやりたくない)。
大変と言いつつ、みんなきちんと課題を仕上げてくるのですね。
私も含めてノルアドレナリン型でやっけた人が多いです。
ノルアドレナリンとは?
ここで、用語について簡単に説明しておきます。
ノルアドレナリンとは、腎臓の隣の副腎髄質から分泌されます。
危険や緊張を感じた場面で分泌されます。
怒られている時の緊張した状態をイメージしてください。
身体中に血液が行き渡って、覚醒度・集中度がアップします。
この状態を利用して勉強しようというのが本記事のテーマです。
締め切り効果の利用
自主学習する際は、自分が管理者です。
その日にやる計画を立てて、それを実行する。
どれをいつやるかきちんと決めておかないと、ダラダラ過ごすことになります。
自律力の高い人、自分で勉強できる人は次の2つを意識しています。
- 日々の勉強に楽しさを見出す
- 目標と期限を設定してパフォーマンスを向上させる
期限を設定することで締め切り効果をうまく利用しています。
流れはこのようになります。
- 締め切りを設定
- ストレスがかかる
- 危機的状況と判断
- 緊迫、緊張する
- ノルアドレナリン分泌
- 注意力、集中力アップ
- 全力で勉強
私の場合は、夕食前の1時間勉強を徹底していました。
1時間と決めればそれだけ集中して取り組めます。
台所から漂う料理の匂いや食器の音がカウントダウンとなって、ラストスパートをかけ続けた状態で勉強していました。
「ガク、そろそろ勉強やめるで。ご飯やぞ〜」
という親の声でフィニッシュです。
時間を区切って勉強することで通常の倍以上の濃さで取り組めました。
子どもに怒鳴り散らして勉強させる方法
これは知り合いのヴァイオリンの先生から聞いた話です。
親の子育て方針として大きく2つの方法があるそうです。
- 強制的にヴァイオリンを習わせる
- 子どもが好きならヴァイオリンを続ける
今回の記事で、ノルアドレナリンは覚醒度、集中度を高めると紹介しました。
ですから強制させる方法はノルアドレナリンを分泌させ、練習にいいと考える人もいるかもしれません。
実際、その方が成果が出やすいそうです。
子どもが嫌がっても毎日練習させれば上達が早いそうです。
しかし、普通は1ヶ月も持たないと聞きました。
そして親子の信頼関係が崩れてしまいます。
一方、楽しんで取り組める環境を工夫する家庭は長く続くことが多いらしいです。
好きを伸ばすという方針の家庭で育った子どもは、成長は遅くても長く続けるため、はるかに上達すると言っていました。
ノルアドレナリンは短期間で効いて、短期間で効かなくなると理解すれば大丈夫です。
長期的な成長には好きを伸ばすのが一番です。
それでは!
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