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【子育て】私が勉強好きな子どもに育った7つの理由【自宅学習】

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

環境と習慣は何よりも大事だと思っています。

子育てにも様々な方法があります。

誰にでも適用できる正しい方法とかマニュアルは存在しません。

でも、私が自信を持ってお勧めできることはあります。

今回は、私が勉強好きな子どもに育った7つの理由をご紹介していきます。

  • 知育子育てを実践したい
  • 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
  • 子どもに伸び伸びと育ってほしい
  • 子どもの能力を最大限に伸ばしたい

そんな方は今回の記事が役に立つはずです。

とりわけ、

  • 息子視点で役立ったこと

も補足しながら紹介していきます。

このブログは以下の方に向けて書いています。

  • 子育てをしている方
  • (学生・大人問わず)勉強している方
  • 子どもと接する機会のある方

よろしくお願いします!

目次

こんな家庭で育った

本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。

  • 父は教育学をしっかりと学んだ人
  • 母は褒めるのが上手な主婦

それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。

ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。

それが人生わからないものです。

受験まみれになってしまうんですね。

当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。

↓まずは以下の記事から!

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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。

親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。

親の子育て方針

ささっと親の子育て方針について書かせてください。

私の家庭は特殊でした。

普通の家庭と何が違うかというと、

  • 親の子育て方針がいっさいぶれなかった

ということです。

私の父は、教育や子育てに関心を示し、勉強・研究し、実践しました。

強い信念を持って、私を育ててくれました。

方針は次の3本の軸から成り立っていました。

  1. 自主性を尊重
  2. 体験を重視
  3. ともに学ぶ

もちろん、制限されることが数多くありました。

制限にも理由がありました。

父の文章を読んでみると、

  • 想像力と創造力を伸ばす
  • 自律力を修得する

ということを念頭に置いていたようです。

そのため、

  • 子どもの自制心を失うようなもの
  • 刺激・依存性が強すぎるもの
  • 発展性のないもの

これらは買い与えたり、近づけたりしなかったと思われます。

代表的なものは以下の通りです。

  • 既製品は買わない(おもちゃは買わない)
  • テレビ番組は時間を制限
  • ゲームは与えない
  • DVDは見ない
  • コンビニは使わない
  • 家族で外食はしない
  • 家族で映画は行かない
  • 家族でボーリングなどはしない

多くの人とは真逆のことをしていました。

社会がどういうものか知る機会がありませんでした。

その代わり、毎週末は山登りをしましたし、キャンプにも良く行きました。

日曜大工も農作業もたくさん経験しました。

のびのびと育ったため、私としてはこの上なく大満足です。

後悔の一つもありません。

それでは、本編に参りましょう。

私が勉強好きになった7つの理由

環境と習慣の要素が大きかったように感じられます。

具体的には、

  1. 親が勉強熱心だった
  2. 本や図鑑をたくさん買ってくれた(環境)
  3. 〇〇しろと言わない
  4. 曜日を決めて勉強した(習慣)
  5. 娯楽を制限した
  6. ともに学ぶ
  7. 親が自律できている

この7つに尽きると思います。

順番に説明していきます。

親が勉強熱心だった

特に父親が努力家でした。

家でいるときはずっと本を読んだり、勉強したりしていました。

ですから子どもの私も読書好き、勉強好きになるのは自然なことです。

目の前に目指すべき姿があると、行動しやすいです。

言ってみれば、父は私のメンター(良き指導者・理想像)として存在していました。

別に机に向かうような勉強でなくてもいいんです。

  • 楽しそうに熱中する姿

これを子どもに見せてあげてください。

私の母の場合は、料理熱心でした。

黙々と家事をこなしていました。

不満の一つも漏らさず、ニコニコしながら食事を作ってくれていました。

それが良かったのです。

本や図鑑をたくさん買ってくれた(環境)

環境は何よりも重視したいところです。

本がないのに読書好きになるわけがありません。

図鑑がないのに勉強好きになるわけがありません。

私の家庭は無類の本好きです。

書籍にはお金を惜しむことなく投入していました。

国語辞典だけでも10冊以上あるくらいです。

鳥の図鑑も専門家向けのものと一般向け、子ども向けの3タイプがありました。

家庭の収入も財産も少ないですが、知的財産だけは胸を張って自慢できると思います。

知的好奇心はますます刺激されました。

両親に感謝です。

〇〇しなさいと言わない

私の両親は決して

  • 〇〇しなさい

を言いませんでした。

子どもと対等の立場に立とうとしました。

子どもの目線で物事を考えてくれました。

後に述べるように、娯楽の制限はありましたが、それは単なるお約束です。

命令口調で指図されることはありませんでした。

  • 好きだったら続ける
  • 嫌いだったら辞める

それだけのことです。

私は以前に、どうして英語や水泳を習わせなかったのか聞いたことがあります。

親から帰ってきた言葉は単純でした。

  • ガクがやりたいと言わなかったから

追記

泳げない自分が恥ずかしいので、せめて水泳だけはきちんとした方が良かった。

登山で沢登りをするたびに水への恐怖心を抱いている。

曜日を決めて勉強する(習慣)

勉強好きになったとしても、それがずっと続くとは限りません。

途中でやめてしまう人はごまんといます。

100人の子どもがいれば、勉強が好きになる子どもは10人。

そのうち、ずっと続けられる子どもは1人でしょう。

実際に自主学習できる子どもは100人に1人と言われています。

生まれつきの才能は関係ありません。

環境と習慣を整えればいいのです。

私の場合は、次のような形で勉強していました。

  • 幼児…気が向いたとき
  • 小2…週2回
  • 小3…週3回
  • 小4…週4回
  • 小5…週5回(日曜は登山)
  • 小6以降…毎日

曜日を決めて勉強することで、1週間にメリハリがつきます。

今日は遊ぶ日、今日は勉強の日というように自分で決めていました。

また、勉強の日は父の作業場で集中して取り組んでいました。

「学習の記録」というものを作成して、父のフィードバックを取り込みました。

別記事でも紹介しましたが、

次の5ステップになります。

  1. 父:「学習の記録」と題した用紙を作成
  2. 私:その日にやることを記入
  3. 私:やった内容を書く
  4. 私:感想を書く
  5. 父:コメントを書く

成長に不可欠な3項目がきちんと抑えられています。

  • 自分で自分を評価する
  • 適切なフォードバックがある
  • 他人の目に触れる

日々の学習に、学習記録というTODOリストの強化版を追加するだけで、一気に学習効果が高まります。

それだけではなく、自律(自立)した学びを促進できます。

独学勉強の原点でもあります。

娯楽の制限

子どもが自分で自分を律するのは難しいです。

この辺りは、父がうまくやってくれました。

冒頭でも書いた通り、

  • 子どもの自制心を失うようなもの
  • 刺激・依存性が強すぎるもの
  • 発展性のないもの

これらは子どもに買い与えたり、近づけたりしませんでした。

具体的には、

  • 既製品は買わない(おもちゃは買わない)
  • テレビ番組は時間を制限(1週間3番組90分まで)
  • ゲームは与えない
  • DVDは見ない

といった形です。

これらは親とのお約束だったので、不満も抱かなかったです。

それどころか、気が散らずに勉強に専念できました。

改めて、思い切った子育てをしてくれた親に感謝します。

ありがとう。

ともに学ぶ

両親はひたすら子どもと対等関係であり続けようとしました。

私が道徳的な過ちを犯さない限り、上下関係を意識することはありませんでした。

一緒に買い物に行き、

一緒に料理をして、

一緒に遊びました。

それは勉強でも同じことです。

何かわからないことがあると、父に聞きに行きました。

そうすると父は図鑑や事典を取り出してきて、子どもの私と一緒にページを開いて解決を試みました。

その繰り返しです。

私の父は「ともに学ぶ」という姿勢で子どもと接することで、

「学ぶ」ということそのものを伝えたかったのだと思います。

追記

半年だけ在籍したきのくに子どもの村学園でも、子どもと先生が一緒に学ぶというスタイルが取られていた。

これぞ、理想の教育だと感じた。

子どもも先生もみんな生き生きしている。

親が自律できている

私の父は鍛錬好きでした。

自分を律して、トレーニングを続けていました。

勉強、肉体、精神…。

それぞれの分野で自分を磨こうとしていました。

これは子どもの私にとって強烈なモチベーションになりました。

自分も努力して父みたいな人になろうと心に決めました。

だからこそ、勉強するときも全力で集中したのです。

最後に|子どもは親を見て育つ

よくお受けするご相談が、

  • 子どもがなかなか勉強してくれず困っている

という悩みです。

面と向かって本音は言えませんので、このブログで(偉そうに)言わせてください。

それはおそらく、

  • 親自身が自律できていないから

ではないでしょうか。

子どもに勉強しなさいといっておきながら、自分はだらだらとテレビを見たり、夜食を漁ったりしているのではないでしょうか。

もしそうであれば、子どもへの声かけは全て逆効果になります。

ましてやストレスや不満のはけ口として子どもにぶつけられてはたまったもんじゃありません。

  • こんな子どもに育ってほしい

というご希望があれば、まずはご自身で体現なさってください。

それができないにも関わらず、子どもに強いるのは無理があります。

(言葉が乱れてすみません)

親御さんが自分を磨くのに熱心であれば、

子どもはそこからあらゆることを学びます。

少なくとも自分はそうでした。

周りを見ていても、そう感じます。

それでは!




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そんな体験をして欲しいのです。

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数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

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