【勉強】守るべき基本法則4つ(脳の仕組みを理解)いまの方法が無駄な理由【知育・受験】
こんにちは、勉強家のGAKUです。
毎日が楽しかったです。
全力で勉強すれば一つ新しい自分に生まれ変わりました。
今回は、科学的に正しい勉強方法をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- 伸び悩んでいる
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 脳の仕組み
も補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
基本法則を抑えていない勉強はやっても無駄だ
だらだら勉強することほどむなしいものはありません。
忘れるために勉強しても意味ないです。
成長するために勉強しているのです(よね?)
だったら、しっかりと脳の仕組みを理解した方がいいに決まっています。
さっそく4要素を列挙すると以下のようになります。
- 忘れない記憶術
- 成長の螺旋階段
- 最強の黄金比
- 徹底したフィードバック
私は中学高校時代に勉強法を開発していました。
大量の本を読んで大量の方法を試し、最強の勉強法を熟成させていきました。
今回はそのエッセンスをお伝えします。
(本記事も大幅に加筆して有料化を予定しています。今のうちにしっかり読んで自分のものにしてください)
忘れない記憶術|「忘れる」ための勉強は無駄
せっかく勉強したのにテスト前になったらすっかり忘れていたから最初からやり直し。
あれだけ本を読んだのに、何一つ覚えていないし、実践もできていない。
適当に取り組んで身についていないのは努力でもなんでもないです。
時間の無駄です。
時間を浪費して満足することほど無駄なことはない。
しっかりと脳の仕組みを理解して忘れない勉強術を身につけましょう。
短期記憶と長期記憶
まず、記憶場所として海馬と側頭葉があることを抑えてください。
この2つは役割がまったく異なります。
- 海馬←短期保存
- 側頭葉←長期保存
インプットされた情報は最初に海馬に仮保存されます。
ここは仮保存なので時間が経てば忘れます。
たとえば12日前の晩御飯を覚えていないのも、仮保存に入れたまま消失したからです。
同じように12日前に勉強した内容もすっかり抜け落ちています。
これを防ぐために、長期保管できる場所に移します。
つまり側頭葉を利用するわけですね。
私は大学1年次でも中学受験内容を覚えていたため、私の場合長期記憶は7年持つことがわかりました。
整理すると、
- 海馬←短期保存(3週間)
- 側頭葉←長期保存(3ヶ月〜7年)
次のようにたとえてもいいです。
- 海馬←テーブルの上
- 側頭葉←冷凍庫の中
テーブルの上に置きっぱなしの食べ物は1日か2日でなくなります(よね?)
冷凍庫に入れれば1ヶ月経っても同じ状態で保管できています。
記憶も同じですよ。
忘れないコツ
さて、インプットされた情報は海馬という仮置場に蓄積されますが、そのままではすぐに忘れてしまいます。
そこであることをします。
なんでしょう?
そうですね。
反復演習です。
最初から自転車に乗れる人はいません。
何回も何回も練習したから乗れるのです。
記憶も同じです。
一度ですべて覚えられる人はほとんどいません。
何回も繰り返すから覚えるのです。
ここで何回もという動作がポイントです。
海馬の情報を側頭葉に移動する。
つまり、
短期記憶→長期記憶に移す
には、情報を頻繁に出し入れする必要があります。
反復演習にあたる動作です。
これをしないと忘れるだけの勉強です。
すっかり忘れてすべて勉強し直すことの繰り返しほど辛くてむなしいことはないです。
まとめると
- 短期記憶→頻繁に情報を出し入れ(演習)→長期記憶
こうなります。
成長のらせん階段を作る
脳科学者の茂木健一郎はこう言いました。
- 脳を活かす勉強では、脳のインプットとアウトプットのサイクルを回すことが重要
この際、平面上でサイクルを回すのではなく、徐々に高次の次元に成長できるように
- らせん階段を上る
イメージで取り組んでください。
日常の勉強ではこうなります。
- テキストを読む
- 基本練習
- 現状把握
- 演習問題
- 理解
- 応用問題
- 解説
- 発展問題
- …
アウトプットにあたる部分を太字にしました。
これを見てどう思いますか?
問題集の構成そのままですよね。
高校までの学習や資格の勉強はわかりやすい問題集が出されているので、それに忠実に従えば大丈夫です。
それ以外の勉強は、自分でこのらせん階段を作る必要があります。
根気が要る作業ですが、そのぶん工夫のしがいがあって楽しいですよ。
最強の黄金比を知る
ほとんどの人がインプット:アウトプット=7:3の割合で勉強しています。
でも、インプット過剰の勉強ははっきり言って時間の無駄です。
「忘れない記憶術」でも話しましたが、
- せっかく勉強したのにテスト前になったらすっかり忘れていたから最初からやり直し。
- あれだけ本を読んだのに、何一つ覚えていないし、実践もできていない。
- つまり、適当に取り組んで身についていない
努力でもなんでもないです。
時間の無駄です。
コロンビア大学の心理学者であるアーサーゲイツは次のような研究成果を発表しました。
- もっとも成果を出す人は、インプット:アウトプット=3:7
試験はアウトプットです。
普段からアウトプットよりの勉強をしている人が有利なのは明らかです。
この記事を読んだあなたは今から問題集中心の勉強に変えてください。
テキストはわからないところ・間違えたところを確認するときだけ使うようにしてください。
アウトプットはインプットの2倍以上の量を割くようにしましょう。
フィードバックをきちんとする
これをおろそかにしている人は成長が見込めません。
灘高の同級生も合格した人は全員まとめノート・間違いノートを作っています。
まとめノート・間違いノートは単なる弱点克服だけではなく、より高度な次元に立つために必須のフィードバックでもあるのです。
「成長のらせん階段」でもお話ししたように、
- インプット
- アウトプット
- 修正を加えたインプット
- 改善されたアウトプット
- さらに修正を加えたインプット
- より応用的なアウトプット
- …
適切なフィードバックを行うことで成長サイクルを回していくのです。
比較して見ると次のようになります。
- 伸びる人:間違い→原因把握→ノートにまとめる→弱点克服
- 伸びない人:間違い→無視して問題ばかり解く
フィードバックは自分でするのが理想ですが、小学生のうちは保護者などの力を借りるのがコツです。
保護者も子どもにフィードバックの習慣を身につけるよう誘導し、自立を促すと良いです。
最初は他者に頼って適切なフィードバックを習うのもいいですが、自立が最終的な目標です。
最後に
私は独学で灘東大に合格しました。
数学オリンピックでも2回受賞しました。
天才ではありません。
ただの努力家です。
勉強法を研究しただけです。
それでも、一定のレベルまで上がることができました。
塾に行くかどうかはそれほど重要ではありません。
勉強のコツをつかんでいるかどうかが将来を決めます。
それでは、復習です。4要素覚えていますか?
- 忘れない記憶術を身につける
- 成長の螺旋階段を作る
- 最強の黄金比を実行する
- 徹底したフィードバックをする
(この記事は大幅に加筆して有料化するため、近いうちに削除します)
是非とも、もう一度目を通して身につけてください。
それでは!
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