【子育て】君たちはどう生きるか|今すぐ実践できる子ども手帳の効果【父が語る】

こんにちは、遊びが大好きなGAKUです。
幼い頃から野原を駆け回っていました。
新しい発見があるとその日が幸せに包まれました。
今回は、自立と自律の学びについてご紹介していきます。
- 新しい刺激が欲しい
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ひとつだけ
- 管理者ガクではなく父が書いた文章
という点にご留意ください。
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は料理好き主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!

息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
それでは、ここから父の文章が始まります。
私はどう生きるか
吉野源三郎が書いた「君たちはどう生きるか」という小説が出版されたのは、日中戦争が始まった80年前の頃です。
私は20年前に、岩波文庫の原作を読みました。
その漫画版が発売され、反響を呼んでいます。
私は子どもたちに薦めています。
「君たちはどう生きるか」は、父親を亡くして母親とふたりで暮らす15歳の中学生のコペル君が、ノートや手紙で叔父さんと交流し、それによって、成長していく物語です。
いじめ、貧困、格差など、今の子どもたちが悩んでいる問題が取り上げられています。
いじめから友達を守るつもりだったコペル君が、勇気を出せずに仲間を裏切ってしまい、苦悩する場面もあります。
吉野源三郎がこの物語で最も伝えたかったのは、
- 「周りに流されず、自分で考えて行動する」
ことです。
この世を生きるには、生き方の道しるべを自分のなかにもつことが大切だと思います。
生まれた時から優れた性格の持ち主も、立派な人物も、魅力的な人間もいません。
挫折や落胆や悲劇など悲しいときや辛いとき、仲間や助けがなく、ひとりきりになり、ぎりぎりまで追い詰められたことで、
- 「生きるとは、勇ましく力いっぱい闘うことなのだ」
と悟った人が、高潔な人格になれるのだと思います。
子ども手帳
見開きで1週間の予定が書き込める手帳に、
- 毎週日曜日の夜に、1週間分の予定と毎日やるべきこと(宿題、皿洗いなどのお手伝い、守るべきこと)を自分で書く。
- やるべきことができたら、赤ペンで文字の上から線を引く。
- 日曜日にその週に消せた分のポイントを計算する。やるべきことは一つにつき1ポイントにする。
これが「子ども手帳」の使い方です。
子どもが自分で自分を管理するものです。
手帳に記録することで成果が目に見えるようになり、
自ら計画を立てて実行するようになった子どもが多いそうです。
子ども手帳は、
- 「うちの子は勉強しないのですが、どうしたらしますか」
という相談で、石田勝紀さんが5年前に考案しました。
子ども手帳はいつでも始められます。
市販のどんな手帳でもノートでもいいです。
簡単なことから記入し、「やるべきことができたら赤ペンで消す」を繰り返します。
ハードルの低いものをたくさん書いて、どんどんポイントにしていき、ポイント数をグラフ化すると、達成感が味わえ、子どもの自己肯定感も上がります。
子ども手帳は生活習慣にも応用できます。
自分で起床できない子に「朝7時に起きる=ポイント3倍」とすると、「3倍」に反応して自ら起きるようになった子どもがいます。
他にも、「うそをつかない」「元気にあいさつする」「後片付けをする」といった道徳・倫理・秩序に関する家庭の約束事も3週間続ければ、習慣になった子どももいます。
自発的に行動できるまで、毎日こつこつ続けることが大切です。
自立と自律の学び
身につける価値のあることは、稽古や練習をできるだけ多くしたほうがいいです。
努力を積み、充分な工夫を重ねます。自分で学ぼうとする心が根本にあることが大切ですが、先生の忠告を聞き入れず、充分な修業ができていないのに、自分勝手な思い込みで練習しても、中身が空っぽで、実を結びません。
世の中の多くの人は、人格ではなく、お金や土地や建物などの所有しているものによって、相手の価値をはかろうとします。
しかし、教養を身につけ、自分の本質に敬意を払う人は、自分が所有している財産を恥じます。
教養とは、心の豊かさのことです。
教養は生きた財産です。
心の豊かさを養うには、学校の勉強をしているだけでは不充分です。
たくさんの本を読んだり、身体を使って仕事をしたりすることで、幅広い知識や学問が身につきます。
人生の定めは、自分自身を追い求めることです。
自分以外のものに依存している人は、集団におもねり、仲間を頼みにするようになります。
自分の外側に価値あるものを求める人の精神力は、弱いです。
人間は、誰にでも持って生まれた力があります。
外からの助けを退け、泰然として、ひとりでやろうと決心したときに、人は強くなります。
他人に何も求めない生き方をしていれば、世の中が激しく移り変わっても、不動の心を持てるようになります。
大学生の9割以上が、自律的に学べないそうです。
これは子どもを他律的に勉強させた大人の責任です。
最後に|息子の本音
私の家庭では子ども手帳は実践されていませんでした。
習慣と信頼関係がしっかりとしていたからだと思います。
私は多くの家庭とご縁がありましたが、幼少期の成長を決めるのは次の3つだと感じました。
- 愛情
- 信頼関係
- 習慣
愛情は全ての根幹を成しています。
必ず子どもの心のそこに届いています。
親から離れて、そのことに深く考えを巡らせるようになりました。
最後にもう一度、父が薦めていた本を紹介しておきます。
それでは!
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