【子育て】勉強に打ち込む環境づくり
自学自習できる子供は、100人に一人と言われています。
私は、
- 自学自習できるかどうかは、才能ではなく環境によって決まる
と思っております。
と言うのも、私自身が何の才能も素質もなく、ごく普通の子供だったからです。
いわゆる英才教育というものは一つも受けてきませんでした。
ピアノが弾けない。
泳げない。
英語は全く話せない。
そんな取り柄のないような私でしたが、向学心だけは燃えるように持ち続けていました。
両親の子育てが素晴らしかったのだと思います。
- 自宅学習を重視した子育てをしたい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 今から振り返ってよかった点
を補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
環境づくり6か条
幼少の頃から独学で勉強を続けてきました。
私が自学自習で高校受験・大学受験を突破できた理由は、以下の要素にまとめられます。
- 勉強道具がそろっていた
- 勉強しやすい環境が整っていた
- 親が「勉強しなさい」と言わなかった
- 生活習慣が規則正しかった
- 勉強と遊びの時間を分けていた
- 目標にすべき人が近くにいた
具体的にどの点が良かったのかを解説していきます。
自宅学習での子育てを考えているご家庭は、本記事をしっかり読んでいただければと思います。
勉強道具がそろっていた
両親は惜しみなく本や教材を買い与えてくれました。
子供の頃から頻繁に図書館に通いました。
家は大量の書籍であふれていました。
節目には学習机や筆記用具、椅子を買ってもらいました。
なかでもコクヨの椅子は優秀で万人にオススメできます。
疲れにくく、いつまでも勉強できました。
学習机に付属の椅子は座り心地が悪い場合が多く、早めに買い換えるべきです。
繰り返しますが、パフォーマンスを左右する最大因子は椅子です。
追記
本は岩波少年文庫に良書がそろっています。
ドリトル先生やモモは万人にオススメできます。
椅子は下記のものを使っていました。
オススメです。
勉強しやすい環境が整っていた
極めて静かな家庭でした。
朝からクラシック音楽が流れており、その側には本を読む親の姿がありました。
「学ぶ」という雰囲気に満ちており、それが自然と実行できる環境でした。
自宅では二階の自室で勉強することが多かったのですが、隣の部屋では父が勉強していました。
身近に勉強に励んでいる人がいるとやる気も集中力も高まります。
父の仕事場も勉強場所として最適で、一日中居座ることが多かったです。
さらに自分の部屋に特徴的なことがあります。
それは、部屋に遊び道具がなかったということです。
いや、もっと言うと家の中におもちゃが少なかったです。
ビデオやゲーム、漫画の類は一つも所有しておらず、テレビの視聴も制限していました。
野遊びが好きだったため、室内では雨天時に読書や将棋をする程度でした。
誘惑は一切なく、勉強に打ち込むことができました。
誘惑が近くにあると、それだけで集中力や意欲が減衰します。
勉強が続かない人は、勉強スペースから遊び道具を遠ざけるべきです。
スマホは通知が邪魔なので機内モードにするか電源をオフにした方がいいです。
親が「勉強しなさい」と言わなかった
友達と話していると、親の干渉がひどくて勉強が嫌いになったという話はよく聞きます。
私の両親は「〇〇しなさい」とは一切言いませんでした。
その代わり、親自身が勉強する姿、読書する姿を子供(私)に見せてくれました。
これが本当にいい影響を与えてくれました。
自然と親の真似をするようになりました。
前回の記事で、脳が鮮明にイメージしたことは達成されやすいという話をしましたが、これもまさに同じ状況です。
手本が傍に存在することで、対象に取り組むハードルはガクンと下がります。
つまり、親が勉強熱心なほど、子供も勉強しやすい・読書しやすいということです。
これ、最重要と思います。
友達を見ていても、(いい意味で)家庭が教育的なことが多いです。
生活習慣が規則正しかった
もっとも大切なこと。
それが生活習慣です。
朝は毎日決まった時間に起きて、読書を日課に定めていました。
夜更かしは決して行いませんでした。
これは土曜日でも変わりません。
日曜は山に登って身体をリフレッシュさせました。
徹夜をしたという話をよく聞きますが、私は大学に入るまでは一切しませんでした。
徹夜すると翌日のパフォーマンスがガタ落ちし、全体として見ると非効率だと知っているからです。
最後に忘れてはならないのが、食生活でした。
既製品は避けて、すべて原材料から手作りしてくれました。
身体は資本です。
健全な肉体無くして、何事も達成されません。
料理好きの母に感謝です。
追記
大学に入ってからどうしようもなく、生活が不規則になった時期がありました。
異変はすぐに起こりました。
気力が抜けてくるのです。
毎日何かしらの締め切りに追われていました。
気持ちに焦りが出てきて、自分を見失いそうになりました。
ひとつひとつを仕上げるのに100%を目指す必要はありません。
頑張りすぎて身体を壊してしまっては元も子もありません。
繰り返しますが、身体は資本です。
何より大切なのは健康です。
健康は規則正しい生活習慣なくして成立しません。
勉強と遊びの時間を分けていた
明確に分けていました。
曜日を決めて勉強を始めたのは、小学2年生の頃です。
週に2回、勉強の日を決めました。
それ以外は遊んでいました。
その代わり、勉強の日はとことん集中して学びました。
これを続けていると、次第に遊びより勉強の方が楽しくなってしまい…。
気づいた頃には、毎日勉強するようになってしまいました。
目標にすべき人が近くにいた
常に手本となる人が傍にいました。
もっとも身近な例を挙げると父です。
勉強、自己鍛錬に励む姿は大きなモチベーションとなって私を後押ししました。
子供の頃からたくさんの本を読みふけったのも、
勉強に明け暮れたのも、
大学に入ってから筋トレに打ち込んだのも。
全ては父の影響を受けたからでした。
私は中学受験をして中高一貫校に入学しましたが、途中で考えが変わって再び受験をしました。
入学した灘高校にはすば抜けた天才が多く、私の狭い世界観を壊すには十分でした。
環境の変化による影響は絶大です。
大学入学後も尊敬すべき人に囲まれて日々刺激を受けています。
環境を変えるのが難しければ、身近なところから始めれば良いのです。
是非とも友達や家族の良い所をたくさん見つけて、それを真似してください。
最後に
やっぱり環境次第だと思っています。
環境で人は変わるんです。
小学1年の時に、きのくに子どもの村学園に入ったのですが、
母が放った一言。
「ガク、別人のようになったね」
「きのくに」の記事は以下をご覧ください!
ああ、懐かしい…。
それでは!
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