合格の秘訣はありますか?|灘東大に独学で合格するための3つの要素
私は生まれつき才能があったわけではありません。
親から勉強について何かを言われたり、あれこれ手ほどきを受けたりした記憶もありません。
それでも、中学受験から大学受験まですべて第一志望校に合格できました。
何も運が良かったからではなく、必然的に合格したと感じます。
結論から言いますと、合格の秘訣はあります。
また、周りを見ていても入試に合格した人には共通点が見受けられます。
今回は、私が難関と言われる学校に合格できた理由を考察し、みなさんが志望校に合格する上で絶対に必要なもの、すぐに実践すべきことを紹介していきます。
[1] 情熱
物事を成し遂げるには情熱が必要です。
それも執念に近いものです。
こだわりが強いほど意欲は長続きしますし、少々の壁にぶつかっても簡単に折れたりはしません。
私の場合、特に灘高受験の時は「どうしても灘に入りたい」という気持ちを強く持っていました。
もし、灘高に落ちればそのまま独学で自宅勉強して大学を目指すというほど熱意に燃えていました。
目標を細かく設定し、分刻みの計画を立てました。
教科や問題集、分野に応じて、自分に最適な勉強方法を確立させました。
情熱があったからこそ成し遂げられたことです。
これは大学から始めた雪山登山と似ています。
過去の山行記録を徹底的に収集・研究し、考えられるリスクとその対応をしっかりと把握しておきます。
登頂が困難であればあるほど、入念な準備は欠かせません。
また、ピークに到達するには準備だけでは足りません。
現地で悪天候に見舞われた時、ラッセルで体力が消耗した時、底力を発揮できるのは情熱ある人です。
執念がなければ頭の回転が鈍り、判断を誤って危険な状況に追い込まれることすらあり得ます(冬山は命がかかっています)。
なぜ、そこまで情熱があったのか気になると思います。
私は「自分の限界に挑戦したい」「優秀な人が集まる環境に入りたい」という思いがありました。
その先に灘高受験が存在していたのです。
けれども、情熱だけで合格できたとは思っていません。
情熱を燃やし続けるには、必要なものがあります。
それをお話ししていきましょう。
[2] 健康
何よりも大切なもの。
それが健康です。
身体が丈夫でなければ何も始まりません。
気持ちだけ先行しても身体がついていかなければ前進しません。
松下幸之助は次のように述べています。
「いかにすぐれた才能があっても、健康を損なってしまっては十分な仕事もできず、その才能もいかされないまま終わってしまう」
まさにこの通りです。
そして、「健康のためには心の持ち方が大切だ」と続けています。
前向きに毎日を暮らすことで、見違えるように集中力が高まってきます。
入試直前期には、毎日のように散歩と軽い筋トレをすることで免疫が高まるよう心がけました。
散歩は頭の中がすっきりして、心身ともにリフレッシュされます。
10分も歩けば悩み事も吹っ飛びます。
30分歩けばポジティブな感情で溢れてきます。
身体を動かして新鮮な空気を吸う。
心の栄養です。
また、筋トレを行うと血液の巡りが良くなり、やる気も出てきます。
当時は腕立て伏せと腹筋を90分おきに行なっていました。
現在は懸垂をしています。
[3] 環境
私が情熱を絶やすことなく、しかも健康でいられたのは家族の支えのおかげだと感じます。
父はあらゆる勉強道具・環境をそろえてくれました。
また、父自らも勉学に励むことで息子(私)の模範となってくれました。
母は毎日欠かさず工夫を凝らした手作り料理で栄養面をサポートしてくれました。
私は食べるのが遅く、毎食1時間かかりました。
よく味わって食べるということ。
いま思えば、これもストレス解消に役立ったと感じます。
時間が惜しい入試直前期でさえ、食事はリラックスした気分で食べるように心がけていました。
このように、両親ともに私の無理な要望(高校受験をすること)に対しても全面的に応援してくれたのが合格につながったと考えます。
ただ、このような環境をそろえられないという人も多いでしょう。
そういう時は工夫するのです。
私自身、往復3時間以上かかる私立中学に通っていた上、3週間前からのテスト準備や膨大な量の宿題に忙殺されていました(宿題の量はみなさんの想像する10倍はあるでしょう)。
そんな中でも必死になって灘高受験の勉強時間を捻出したわけです。
結果、オリジナルの超効率的な勉強法も編み出しました。
言い訳していても前進しません。
多少のハンデは鍛錬だと思って取り組むと良いです。
それでは!
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(このところ、更新頻度が落ちていますが、もう少しすれば復活させます)
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