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【子育て】自己創出力を身につける【父が語る】

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

こんにちは、父の文章を載せます。

今回は、本を買って読むことの重要性についてご紹介していきます。

  • 知育子育てを実践したい
  • 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
  • やる気のある子どもに育ってほしい
  • 子どもに伸び伸びと育ってほしい

そんな方は今回の記事が役に立つはずです。

ひとつだけ注意点があります。

  • 管理者のGAKUではなく父の文章です

そのため、記事内の「私」は父を指します。

これだけ念頭に置いて読み進めていってください。

目次

こんな家庭で育った

本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。

  • 父は教育者
  • 母は料理好きの専業主婦

手塩にかけて育ててくれました。

裕福ではありませんでしたが、精神的に幸せな家庭でした。

父は受験反対派で、息子(GAKU)から受験を遠ざけようとしました。

それが人生わからないものです。

受験まみれになってしまうんですね。

当の本人(GAKU)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。

息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。

親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。

↓まずは以下の記事から!

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それでは、ここから父の文章を載せていきます。

一歩一歩を積み重ねる

山を歩き始めて、30年以上が経ちました。

心から山を愛する人は、謙虚で、自然を畏敬します。

ときどき未明から山に登り、山頂で初日の出を拝むようにしています。

茄子紺の空の山際がオレンジ色に輝き、稜線から太陽が昇り始める、その刻々と変化してゆく様子を、静謐とした山の頂で眺めました。

山登りにさいして大事なことは、決して焦らず、自分のペースに合わせながら、一歩一歩確実に歩み続けることです。

学び方も山登りと同じように、自分のペースをしっかり守って、一歩一歩確実に学び続けることが大事です。

決して他の人と競争したり、記録をつくったりするようなことを考えてはなりません。

高い山を登るように、一緒に学ぶ友達とお互いに助け合いながら、学習を進めることが大切です。

自分のペースに合わせて、焦らず、一歩一歩確実に山を登ってゆくと、気がついたときには、信じられないほど高い所まで来ていて、山のてっぺんに立つと、素晴らしい展望が開けます。

毎日毎日の努力を積み重ねることで、揺るぎない学力を身につけることができます。

決して焦らず、一歩一歩確実に学んでゆくのです。

始めはとても難しくて理解できないと思っていた問題も、すらすら解けるようになります。

一人前になる

戦後間もない頃に、小学4年生の男の子が書いた「車おし」という詩です。

  • よいしょ、よいしょ、とうげの坂道。
  • ぼくは車のあとおしだ。
  • おとうさんの背中のシャツに、
  • あせがにじんでいる。
  • ためしにちょっと、おすのをやめてみた。
  • 車はすこしあともどりした。
  • おとうさんがうしろを向かれた。
  • ぼくの力もやっぱり、やくにたっているんだな。

この車はリヤカーだと思います。

リヤカーは、畳1枚分ほどの荷台の側面にタイヤが一つずつ付いた荷物を運ぶための二輪車です。

私が子どもの頃、荷物を載せたリヤカーを引いている人がいました。

舗装されていない石ころだらけのでこぼこの山道。

峠までの急な登り坂。

リヤカーの前を父親が引いて、後ろを小学4年生の息子が押している。

父と子がお互いの力を出し合って、重い荷物を積んだリヤカーを動かしている。

そんな光景が浮かんできます。

私が生まれ育った田舎町には、昭和50年くらいまで、親子が力を合わせて仕事をする姿があちこちにありました。

体を使って働くという体験を通して、子どもは一人前の大人になりました。

一人ひとりが違っていて、それぞれが変わっていく可能性を持っています。

国家のためにとか、

会社の人材とか、

そういうのではなく、

自分の設計図によって、自分の持ち味にふさわしい社会的に価値のある出番を仕遂げる。

そういう生き方がいいと思います。

自己創出力

人間は「自分とは何か」を問いただすとき、自分自身にいくら聞いても分かりません。

他人と交わる中で、自分自身がおぼろげながら分かってきます。

人間は一人ひとりが自分という人間を創る芸術家だと思います。

  • 子ども一人ひとりが個性豊かな作品になろうとする

それを助けるのが教師の仕事です。

人間の成長は、学び続けて、自ら変わることです。

自ら変わろうとする力は、すべての人間の体の中に具わっています。

病気を治すのも医師や薬ではなく、人間の体の中に具わっている治癒力だと思います。

すべての人間が出番を持っています。

  • 自分の好きなことをして、何かの役に立つ

というのがいいです。

自分の好きなことというのが大事です。

自分の好きなことで、社会的な出番があることが理想的です。

現実は、多くの人が出番を失って、職業はあっても他人からやらされる仕事をしています。

定められた手順に従って働いて、給料をもらっています。

本当は、お金を稼ぐためだけに働くのではなく、自分の持ち味を生かして働く。

社会に対して自己表現力をもつ仕事で生涯を生きる。

これが理想です。 

人間は学び続けることで、生涯変わり続けることができると思います。

あらゆる生命は「自己創出力」を持っています。

自己創出力とは、生命科学で言うところの

  • 「己を創り出していく力」
  • 「自ら変わる力」

のことです。

子どもたちには、自主性や積極性をもって学び続けてほしいと願っています。

最後に 父の子育てについて

ここから、サイト管理者GAKUが追記していきます。

父は私の行動に関してまったく干渉しませんでした

私が何をしようとも好きなようにさせてくれました。

また相談を持ちかけても「自分で決めればいい」としか答えず、アドバイスをくれることはありませんでした。

将来についても同様です。

一方で、

教育には熱心でした。

ありとあらゆる本をそろえてくれました。

休みの日には毎週欠かさず山や川へ連れ出してくれました。

長期休暇には連休をとってキャンプをしました。

私が中学高校へ進むと教材を厳選して与えてくれました。

こういう意味では過干渉と言ってもいいかもしれません。

一見、相反しているように見えますが、明確な子育て方針がありました。

それが、

  • 環境を整える
  • 行動・選択は子どもに決めさせる

ということです。

たとえば、私は自然が大好きでした。

そうすると親は

  • 図鑑をたくさん買う
  • 自然が豊かなところに連れて行く

というように、子どもの「好き」をとことん伸ばしてくれました。

私は自分の好きなことを通じて、

  • 忍耐力
  • 集中力
  • 思考力
  • 学習意欲

などを身につけることができました。

これらの力は受験時にも役立ちましたし、日々の生活にも役立っています。

それでは!

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