【子育て】読書のメリット7つ|勉強よりも本を読むべき理由(人生に奥行きを持たせる)【知育・受験勉強】
最高の環境は最高のパフォーマンスを生みます。
私の父は読書環境の創造に余念がありませんでした。
実家には書庫部屋が完成しました。
今回は、読書を全力でやるべき7つの理由をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- 読書の意義を再確認したい
- なんとなく本を読んで満足している
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 子ども視点で役立ったこと
も補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
知識と情報の違い
まずはこの2つを明確に区別して考えておく必要があります。
- 知識…10年後も100年後も不変
- 情報…1週間後、1年後には古くて使えない
簡単に言うと、教科書の内容は知識ですね。
週刊誌や新聞に載っているものはほとんどが情報です。
読書をすべき7つのメリット
全部で7つです。
- 全人類の知識が凝集している
- 偉人の一生を学べる
- 何ヶ月も何年もかけて書いた作品が手元に
- 感性が豊かになる
- 脳が活性化する
- 思考に奥行きが出る
- 自己成長
この流れで話していきます。
さっそく見ていきましょう。
全人類の知識が凝集している
良書は世に溢れるほど出ています。
みなさんにとって良書とはなんでしょうか?
一つの見方として、
- 良書とはよく引用されている本
と言うように考えられます。
引用されるのは、それだけ価値があると言うことです。
古典の名著などはどの教科書にも引用されていますよね。
価値が高いからです。
大昔の哲学書が今でも読まれ続けているのは、不変の真実を極めているからです。
個人的には岩波文庫に良書が勢ぞろいしていると感じています。
他の文庫や新書と違って、安く作られた薄っぺらい内容の本は皆無です。
全てが一定のレベル以上の価値を持っています。
岩波文庫を一通りそろえれば「全人類の知識を集約した」と言ってもいいです。
追記
私の父も岩波文庫を中心に本をそろえています。
実家に帰省するたびに、書棚から何冊かをとってきて読むのがお決まりです。
自宅に「図書館」があることほど素晴らしいものはありません。
言ってみれば「どこでもドア」です。
そっと手を伸ばせば、そこには未知の世界が広がっています。
偉人の一生を学べる
とくに伝記がいいです。
多くの失敗と挫折が記されています。
それに比べれば、私たちの悩みは取るに足らないほど小さなものです。
人類の大先輩方はそれだけ大きな失望を乗り越えてきたのです。
だからこそ、普通の人では考えつかないことを実行し、結果を出してきました。
この先、もっと大きな展開があるかもしれないと思うと、ワクワクしませんか?
自らの人生の羅針盤として、希望を与えてくれるものとして、本は存在します。
追記
私がもっとも熱中したのはファーブル昆虫記です。
小学校に上がった時に親からシリーズでプレゼントしました。
高校になると今度は「完訳版」を購入しました。
ファーブル昆虫記の最高傑作です。
実家の書棚で神々しい光を放っています。
何ヶ月も何年もかけて書いた作品が手元に
1ヶ月で書いたとか豪語する人がいますが、そう言う本の中身は切りはりしたものが多いです。
どこか別の本でいいと思った文章を引用して、ちょっと解釈をつけて体裁をよくする。
読者も多いですから、ちょっとした作業で飛ぶように売れるわけです。
一方、同じ価格でも苦しいほどの労力をかけて書いた作品も山のようにあります。
著者が全生涯をかけてやっと突き詰めた真相のみが記されています。
一次体験から得られた本物の思索が詰まっています。
実際に会ってもいない人から、それを教えてもらえるのは素晴らしいことです。
追記
冒険家である植村直巳の『青春を山に賭けて』を好んで読んでいました。
命の危険を冒して未知の世界を探求し続けた情熱と執念が詰まっています。
インドアの人でも心を動かされるはずです。
感性が豊かになる
上質なものは、人生を上質にする。
人間は素晴らしい生き物です。
言語というシステムを獲得しました。
自然の情景や感情を言語化し、「保存」することができるのです。
その保存されたものが本です。
読書は美しい日本語、生き生きとした日本語を学ぶとっておきの機会でもあります。
生きた日本語は感性を豊かにします。
感性の豊かさは人生の豊かさにつながります。
良質な本を読めば読むほど人生は豊かになります。
脳が活性化する
読書によって言語能力が磨かれます。
言語能力が発達すると、以下の効果があることがわかっています。
- 物知りになる
- 地頭が良くなる
- 知能が高くなる
- パフォーマンスが高まる
これらは脳科学研究でも明らかにされています。
追記
私はかなりの読書好きだが、物知りでもないし、地頭もそこまでいいと思わないし、知能も見劣りするし、パフォーマンスも気を抜けば落ちてしまう…。
でも、もし自分が読書を全く行っていなければ、今よりもさらにひどい状態になっていただろう。
思考に奥行きが出る
本は著者の考え、思索の軌跡が詰まっています。
つまり、本を読むということは
- 多様な価値観
- 自分とは全く異なった視点
この2つに触れるということです。
思考に幅を持たせることができます。
考えに奥行きが出てきます。
それはすなわち、
- 人生の豊かさに繋がる
ということです。
自己成長
1〜6で話してきたことはすべて自分に還元します。
読書というたった一つの作業で、多くのことを得ます。
- 知識が増える
- 偉人の行動に学ぶ
- 生きた言葉に感化される
- 多様な意見に触れる
これらは自己成長、自己実現に必須のものです。
飛躍のための土台を形成するのです。
ぐらついた土台からはジャンプできません。
自分軸を持って、強い意志と適切な判断ができるからこそ、成長するのです。
最後に|本への投資を惜しまなかった父
私の家庭は裕福ではありませんでした。
車は安いものを何年でも乗り続けました。
装飾品や置物の類はいっさい買いませんでした。
自分で作れるものはなんでも手作りしました。
それでも、本にだけはお金を惜しみなく使いました。
稼いだお金は口座に預けるのではなく、本に化けて書棚に貯蓄されていきました。
おびただしい数の本が保管された書庫部屋があります。
そこに足を踏み入れると、気持ちが改まります。
歴史上の偉人の名前がずらりと並んでいます。
それだけで、意欲が出てきます。
モチベーションが上がります。
これも本の効果でしょう。
それでは!
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