【子育て】年末年始の過ごし方を幼児期から大学院まで振り返ってみた|ささやかな幸せが一番【心の原風景】
誰しも子供が幸せに育って欲しいと思っています。
いつ振り返っても楽しいことしかありませんでした。
家族とともに過ごした一コマ一コマが心の原風景となって心の奥底に沈殿します。
それはいつまでも光を放ち続け、人生の灯火となります。
今回は、親の子育てで良かった点をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- 年末年始の過ごし方を知りたい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 息子視点の解説
を補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は料理が好きな主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
我が家の年末年始の方針
方針というと大げさですが、毎年のように繰り返されるのは次の3つです。
- 親戚で集まる
- おせち料理は手作り
- 人混みへは出かけない
特に3つ目は我が家に特徴的なことです。
初売りも行かないし、有名な神社に初詣もいきません。
基本は自宅周り(&登山)で行動します。
幼児期〜小学5年
季節のものは全て手作りでした。
軽トラで野山まで出かけて竹を切り出し(許可取得済み)、葉牡丹を買ってきて門松を作りました。
年末は父親が中心になって家の大掃除が始まります。
これが本当に気持ちよくて楽しかったのを覚えています。
1階の窓と網戸は外されて洗剤を使って綺麗に洗浄されます。
また、換気扇やエアコンフィルター、そのほか物置小屋など隅々まで綺麗にします。
年始は暗いうちから早起きして、父と一緒に近所の神社に初詣に行きました。
帰ってくると母が美味しいお雑煮を作ってくれていました。
人参や里芋がゴロゴロ入った、栄養満点のお雑煮です。
餅は当然ながら丸餅、汁は白味噌です。
午後になるといとこの家にお邪魔します。
他にも親戚がぞろぞろと集結して、夜まで団欒が続きます。
酒は一切出てきませんでしたが、手料理がエンドレスに湧いてきました。
本当に楽しいひと時です。
一人っ子の私にとっては、夢のような時間でした。
1月2日になると、さっそく登山が開始されます。
普段と違ってちょっと遠くの山に出かけることが多いです。
母は雪山は行かないと決めていたようで、私と父の2人で出かけていました。
幼い私もアイゼンを履いて登りました。
寒くても雪の世界は非日常的で強烈に記憶に残っています。
追記
普段も寂しさは感じず、幸せな毎日を過ごしていますが、
みんなで集まると、兄弟がいた方が楽しいかもしれないと思う時がありました。
中学受験期
ずっと勉強していました。
学校に行く必要がないため、朝から晩まで勉強漬けです。
不思議なことに、勉強すればするほど勉強が楽しくなってきました。
それでも親戚の集まりにはちょこっとだけ顔を出しました。
いとこから受験のコツをいろいろと聞いて、勇気をもらっていました。
追記
いとこは本当に偉大な人である。
そんないとこの助言に次の言葉があった。
- 初詣は地元の神社でいい
- 有名な神社に行く必要はない
これにはきちんとした根拠があって、
- 有名な神社・人気な神社は参拝者が多すぎて、願いがきちんと神様に伝わらない
らしい。
これを真に受けた私は、中学受験・高校受験・大学受験のお願いは全て、地元のひっそりとした小さな神社で行なった。
願いは全て叶えられた。
(大学院受験の際も近くの小さな神社にお願いに行き、無事合格した)
中学1〜2年
入学した私立中学が尋常じゃないほどの宿題を出してくるため、それに追われていました。
本当に、宿題で全ての体力と時間が奪われました。
今から思えば、極めてブラック校でした。
あぁ…。
それでも自分を完全に見失わなかったのは幸いでした。
それ以外の行事は小学生の頃と変わりありません。
山にもきちんと登っていました。
中学3年(←高校受験期)
中学受験したのに、どういうわけか高校受験もすることになります。
入試は2月中旬でしたが、この時期から過去問を徹底研究していました。
毎日アナログ時計の針を実際の試験時間に合わせて過去問に取り組んでいました。(極めて有効!)
高校1〜2年
晴れて入学した高校は宿題がほとんど出されないホワイト校でした。
ずっと本を読んでいました。
それ以外では、1月の数学オリンピックに向けた勉強が多かったです。
あとは、父の事業の手伝いもしました。(これをしないと大学資金が準備できない…)
大学受験期
二次試験勉強を中断して、センターの試験勉強に移行する時期です。
なんの楽しさもありませんでした。
味のない乾パンを咀嚼するような苦行でした。
自分の体から水分が失われていきました。
勉強ってこんなにつまらないものだったっけ?
いとこたちは勉強と仕事が激務らしく、顔を見せる頻度も下がりました。
それでも、親戚総出で作ってくれたおせち料理は相変わらず美味しかったです。
大学時代(上京後)
私が上京してからは、年末年始を家族や親戚と過ごすことはなくなりました。
そもそも、帰省すらしていません。
こう書くといかにも親不孝な息子に見えますが、別の時期にきちんと帰省しています。
では、私は何をしているのかというと、
- 山登り
これだけです。
大学に入って以来、年末年始はずっと山にこもっています。
山スキーで縦走したり、ピッケルを振り回してピークを目指したり…。
深雪のラッセルで消耗したり、猛烈な吹雪で手足の感覚が麻痺したり…。
もっぱら気温−15〜−30℃の下で行動しています。
どうして、コタツでぬくぬくしないのか?
理由は3つあります。
- 山が好きだから
- 自分に甘えたくないから
- 白銀の世界で迎える元旦が最高だから
シンプルにこれらが主な動機です。
家族で迎える新年もいいけれど、3000mの稜線上で迎える元旦は何物にも代え難いです。
雲上の雪だけの世界は、心が研ぎ澄まされます。
最後に
この12月は多忙を極めて、全てがおろそかになりました。
本ブログも更新が途絶えてしまい、ご迷惑をおかけしました。
キャパオーバーにならないように、処理速度を上げていきます。
いま深夜3時です。
このまま山の準備をして、雪山へと旅立ちます。
次回は1月4日ごろから更新を再開します。
来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
それでは!
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受験まみれの私
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