【勉強のコツ】やる気を育てるために親が実行したこと|息子の本音も追加【父が語る】
こんにちは、父が執筆した文章が出てきましたので載せます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- やる気のある子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ひとつだけ注意点があります。
- 管理者GAKUではなく父の文章です
そのため、記事内の「私」は父を指します。
これだけ念頭に置いて読み進めていってください。
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育者
- 母は料理好きの専業主婦
手塩にかけて育ててくれました。
裕福ではありませんでしたが、精神的に幸せな家庭でした。
父は受験反対派で、息子(GAKU)から受験を遠ざけようとしました。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(GAKU)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
↓まずは以下の記事から!
自主勉強・自主練習で鍛える
すべてのことに関して共通して言えることがあります。
自ら進んでやる気を出さなければ、効果が発揮されないということです。
強制的に長時間勉強させられても、習ったことは身に付きません。
一方、「やるぞ」という気構えで勉強すれば、短時間でも成果が出ます。
大手学習塾の勉強時間や学校の部活動の練習時間はあまりにも長すぎます。
勉強時間や練習時間を長くすれば、効果があるというわけではありません。
- 如何に集中して勉強したか
- 如何に濃い練習をしたか
これが重要です。
積極的、意欲的な心構えがあれば、興味が湧き、勉強や練習の量や質にふさわしい成果が現れます。
私(←父のこと)は中学時代、勉強と剣道に明け暮れていました。
部活動は毎日あり、90分間の激しい稽古をしました。
自分で日課を作って生活していました。
6時に帰宅して夕食を食べ終わると、すぐ自分の部屋に行き、授業の予習と復習をしました。
11時に寝て、6時に起きました。
ラジオの基礎英語を聴き、素振りとランニングをして、朝食を食べて学校に行きました。
私は、だらだらしたり、ぐずぐずしたりするのが、好きではありません。
てきぱきと行動すると、時間にゆとりができます。
食事や入浴以外の時間を有効に使えて、勉強と剣道を両立することができました。
全体の勉強時間や練習時間が長いのは、個人の意志が尊重されていないということです。
自分で考えて自主勉強・自主練習すれば、もっと鍛えられます。
やらされるのではなく、やる気を出す
私は次のことを念頭に置いて生きてきました。
- やらされる3時間より、やる気の30分
やらされる勉強では意味がありません。
やる気を出して勉強することに価値があるのです。
長時間いやいや勉強させられて、
テストの点数が上がっても、
志望校に合格しても、
真の学力は少しも向上しません。
システム化された学習法で、暗記したり解答したりしても、何も身に付きません。
流れ作業のように、「あれをしろ、これをしろ」と言われて、勉強するのは、ロボットと同じです。
人からの指示を待つのではなく、自分の頭で課題を考えて、集中して勉強することで、真の学力を身に付けることができます。
順調に勉強を進められる子どもは、計画性が高いです。
自分の実力を考えて、いつ頃までにどれだけできるかということを計画して勉強を進めています。
力を伸ばす子どもは、実現が無理かもしれないと思うような大きな目標を作って、それに向けて一生懸命努力しています。
途中で、上手くいかないときもあります。
しかし、目標を目指して、こつこつ頑張ることで、生活に張り合いが出てきます。
生きることが楽しく思えてきます。
努力を続けて人生が楽しくなると、人生の道を踏み外すことはありません。
最初からできることなど一つもありません。
それでも諦めないで、挫けないで、自分の作った目標に向かって頑張っていれば、今までできなかったことが、だんだんできるようになってきます。
自分の成長が感じられると人生が本当に楽しくなってきます。
「人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない」ことが実感できます。
やる気を育てるためにしたこと
「どうすれば子どもがやる気を出すでしょうか」とよく訊(き)かれます。
日常の家庭生活が、
- 子どもが積極的に勉強する環境になっているか
- 子どもの学習意欲をかき立てる条件が整っているか
それが問題です。
そういうことを無視して、親がいくら「勉強しなさい」と言っても、子どもは「わかりました」と勉強をする気になれるはずがありません。
子どもは親の後ろ姿を見て育ちます。子どもは親の立ち居振る舞いや習慣をまねて育ちます。
私は子どもの頃から早寝早起きをしています。
朝は6時までに起きて一日の活動を始めます。
清々しい空気を感じると、「今日も一日頑張るぞ」とやる気が出ます。
ゲームをしないのでゲーム機はありません。
携帯電話も必要ないので持っていません。
子どもが高校を卒業するまでテレビを見ませんでした。
遊園地やゲームセンターに連れて行ったことがありませんし、ショッピングセンターにも用がなければ行きません。
「ゲームや携帯電話などの機械はむしろ障害ではないか、機械が洗練されることで子どもの活力は衰えるのではないか」と感じます。
また、「現在の消費主義のお陰で、子どもは最も肝心なことを忘れてしまい、幸福とはほとんど関係のないことに、人としての能力を無駄遣いしている」ように思います。
学童期に入った子どもをむやみにかまい過ぎる親がいますが、
過剰にかわいがって、過干渉になると、子どもの行動を規制することになります。やかましい親は、大抵子どもと喧嘩します。子どもは家族のおおらかさや自然さに安息を感じます。
最後に|息子の本音
私(←これ以降、私=息子GAKU)の父は極めてストイックな人です。
- 有言実行
まさにこの言葉が似合います。
言葉数も多い方ではありませんでした。
私に指図したり怒ったりすることは全くありませんでした。
道徳的に良くないことについて叱る程度でした。
- 言葉ではなく態度で伝える
ということを心がけていました。
私に向かって「〇〇しなさい」とは言わず、「実際に〇〇する姿を見せる」ことで伝えようとしていました。
さらに保守的な人でもありました。
急な変化に流されることを激しく嫌い、避けていました。
突如として現れた文明の利器(スマホなど)には飛びつかず、新製品には見向きもしません。
ただひたすら肉体と精神の自己鍛錬を続けていました。
帰省するたびにパソコンの使い方を教えたり、契約の更新を代行したりしているのですが、
目に見えて肉体的、精神的に成長を続けている父に尊敬の念を抱いています。
それでは!
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