【勉強】能率を10倍にする勉強術|夏休みの宿題を「気持ちよく」3日で終わらせた方法【脳科学】
宿題なんて大嫌いでした。
だからこそ、夏休みの宿題は3日で終わらせました。
自分の時間を大切にしたかったのです。
宿題で夏休みが潰れるなんて悪夢。
小学生の頃からずっと、宿題は夏休み前に終わらせるようにしてきました。
今回は、能率を10倍にする勉強術をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- やる気が出ない
- モチベを維持できない
- 才能はないけれど結果を出したい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 脳科学的な根拠
- ドーパミンとノルアドレナリンの効果
も補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
宿題は出される「前」にする
あなたは次のどれを選択しますか。
- 宿題に追われて何もできない毎日
- 宿題を先延ばしした不安と劣等感が消えない毎日
- 宿題ゼロの最高な毎日
私は3番目を採用しました。
もう最高です。
夏休みは朝から夕方まで野原を駆け回って遊んでいました。
私が自主学習を始めたのは小2の頃です。
それ以来、予習中心の勉強が続きました。
宿題も出されてからやるのではなく、出される前にしておくようになりました。
その方が、メリットが大きいと感じたからです。
たくさん遊びたかったからです。
心無い一部の教師は予習中心の学習に対して、嫌悪感を抱いたようです。
- 「計算ドリルは指定されたところだけをやりなさい。それ以外は解いてはいけません」
こんなことを言われました。
自分の努力を否定されて、泣きそうになりました。
親はそんな私に対して、
- 「自分の好きなように勉強すればいい」
と慰めてくれました。
ドーパミンとノルアドレナリンの効果
ここで、2つの脳内物質について補足します。
- ドーパミン:楽しい、嬉しい、褒められる→モチベーションアップ
- ノルアドレナリン:避けたい、怖い、怒られる→覚醒、集中度アップ
この2つの物質をうまく使うことで能率はぐんと上がります。
私は組み合わせて使っていました。
実際にそうすることでパフォーマンスの向上を実感しました。
なお、ドーパミンを用いた学習とノルアドレナリンを用いた学習については、以下の記事をご覧ください。
↓ドーパミン強化学習
↓ノルアドレナリン利用
宿題を夏休み「前」にすれば能率10倍
導入でお話ししたように、宿題は出される前に完成させました。
これは夏休みでも貫き通しました。
小学校も中学校も大量の宿題が出された直後から取り組みました。
夏休み30日分の宿題をわずか3日で終わらせました。
能率10倍です。
そのぶん、夏休み期間中は宿題を気にせずに過ごしました。
海へ、山へ、川へ。
週末になるとあちこちへ出かけました。
毎日が楽しくて、幸せで、輝いていました。
もう一度繰り返します。
私は10倍の能率で宿題を終わらせ、夏休みをストレスフリーで楽しみました。
本記事のテーマである脳科学的な側面から見てみましょう。
まず、夏休み開始前に終わらせるという緊迫した状況によってノルアドレナリンが分泌されます。
締め切り効果に似た状況で宿題に取り組みました。
さらに、宿題を終わらせれば30日以上の休みがあるという、大きな報酬が用意されています。
夏休みの最終日に取り組む宿題と違って、ワクワクしながら作業をこなせるわけです。
つまり、ドーパミンが分泌されます。
これによってモチベーションが極めて高い状態で宿題ができました。
以上をまとめると、
ノルアドレナリンとドーパミンを適切に組み合わせた方法だったことがわかります。
追記
当時の私はそんなことは微塵も意識していませんでした。
背水の陣で臨んだ高校受験
第一志望の私立中に入学したのですが、大量の課題と強制される勉強に辟易しました。
このままでは自分の時間を失うだけでなく、疲れて消耗してしまうと感じました。
そこで高校受験を考えます。
行き先は自由の楽園として知られる、灘高です。
当然ながら周りから反対されました。
- 「せっかく入った学校をどうしてやめるんだ?」
なんども聞かれました。
当時の私は極めて意志が強かったです。
裏を返せば、わがままでした。
一回決めたことは変えません。
行くと決めたら行くのです。
その勢いで地元の公立中学へ転校しました。
大きな理由は、
- 勉強時間の確保
- 私立中に迷惑がかからないようにする
この2つでしたが、もう一つ、
- 意志の強さを示す
という意味合いもありました。
もう後には引かないぞ、という決意の表れでもあります。
実際そうでした。
私の実家は田舎でしたので噂はすぐに広まります。
- ガクくんは、受験して有名な中学校に入ったけど、辞めて〇〇(←地元公立)に戻ってきたんだって…。
おじいちゃんおばあちゃんのひそひそ話が聞こえます。
それらは全て勉強の活力となりました。
自分をとことん追い詰めて行くと、ますます意欲と自信がみなぎりました。
願書は当然のように一つしか出しませんでした。
灘に落ちたら、中卒扱いです。
学歴は関係ありませんでした。(←親も学歴はぜんぜん気にしていない)
とにかく、合格する。
私は十分な努力を積んできた。
根拠のある自信で張り詰めていました。
一歩も引けない状況だからこそ馬鹿力を発揮できました。
脳科学的に理由をまとめると次のようになります。
- 合格すれば自由の楽園にいける→ワクワクする→ドーパミン→モチベアップ
- わざわざ私立中を辞めて灘にも落ちれば行くところがない→イヤだ、避けたい→ノルアドレナリン→集中力アップ
やはり、ノルアドレナリンとドーパミンを適切に組み合わせた方法です。
大学受験も踏襲
東大も願書一本、落ちれば行き場なし。
という状態で試験に臨みました。
普通は私大もたくさん併願することが多いみたいですが、私の家庭は受験に疎いこともあり、そんなことはしませんでした。
- 行きたいところだけ受ける。
それで十分でした。(その方がお金もかからない)
こちらも期待通りの結果が得られました。
=私の真似はしなくていい
私みたいに常識はずれで、危険に満ちたことなどしなくていいのです。
世間にならって、滑り止めを受ければいいし、他の安全策を張ってもいいのです。
私の家庭は、子どもの自主性を何よりも大事にしていました。
道徳に反しない限り、いっさい口出しされませんでした。
これほど波乱万丈な人生になったのは、「人生の調整役」がいなかったからです。
その時その時に、私自身が好きなことに突っ走った結果です。
その代わりこれをしろ|いますぐ実践できる!とっておきの勉強習慣
私の真似はするなと言いましたが、とっておきの勉強習慣があります。
それは、
- ワクワクすると同時に緊迫感を持って勉強する
ということです。
今回のテーマでもある、
- ドーパミンとノルアドレナリンを効果的に組み合わせた勉強習慣
を作るのです。
私の場合は、夕食前の1時間勉強がそれに当たります。
1時間と決めればそれだけ集中して取り組めます。
台所から漂う料理の匂いや食器の音がカウントダウンとなって、ラストスパートをかけ続けた状態で勉強していました。
「ガク、そろそろ勉強やめるで。ご飯やぞ〜」
という親の声でフィニッシュです。
時間を区切って勉強することで通常の倍以上の濃さで取り組めました。
本当にオススメです。
このおかげで、帰宅後の疲れた体からは信じられないほどの集中力と思考力が発揮されました。
いますぐ実践してみてください。
最後に、もう一度復習します。
今回は2つの脳内物質の組み合わせをご紹介しました。
- ドーパミン:楽しい、嬉しい、褒められる→モチベーションアップ
- ノルアドレナリン:避けたい、怖い、怒られる→覚醒、集中度アップ
この2つの物質をうまく使うことで能率はぐんと上がります。
それでは!
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