【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

【授業料】きのくに子どもの村学園の学費って高いの?入学金は?寮費は?【元在籍生が解説】

ガクさん
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東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

こんにちは、ガクです。

ブログの読者さんからご質問が寄せられました。

ご質問
きのくに子どもの村学園に必要な費用を教えてください。

気になりますよね。

きのくに子どもの村学園小学校のホームページを調べるのですが、あれ、書いていない??

ますます、気になります。

せっかくですので、この記事で紹介したいと思います。

注意点
本記事で紹介する内容は、私が通っていた当時(2000年代前半)になります。また、母から聞いた話を元にしており、正確さは保証できません。現在は異なっている可能性がありますので、必ず正しい情報をご確認ください。

目次

【入学後】きのくに子どもの村学園に毎月かかった費用

まず、結論から言います。

実際に支払った費用は、以下の通りです。

毎月の費用

きのくに子どもの村学園にかかった費用(/月)

  • 授業料:50,000円/月
  • 寮費:60,000円/月(週末は帰省)

母に電話して確認した内容となります(以下同様)。

大人(先生)に対する子ども(児童)の人数を考えると、極めて良心的だと感じました。

寮費も食費込みで月6万ですから、非常にありがたいです。

ただ、私の家庭は貧しかったため、月11万円を捻出するのは厳しかったようです。

自宅から通える子どもたちは寮に入る必要はありません(当時)。

費用は抑えられそうですが、子どもによっては通学が体力的に負担かもしれません。

追記
母は「本当に11万の価値があるのか疑問に感じたこともある」と漏らしていました(本音です)。

余談 私立小学校の平均学費はどのくらいなのか?

上記に掲げた、きのくに子どもの村学園の学費の金額だけを見て、高いとか安いとか言うのはナンセンスです。

教育の方向性が他校と全く違うため、単純に比較なんてできませんが…、

参考に、全国の小学校の平均学費はどのくらいなのかを調べてみました。

文科省が公表しているデータを引用します。

参考:文科省, https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399308_1.pdf

私立小学校ですと、年間150万円程度のようです。

学外活動費が高いですね。公立の3倍近くです。

と言うことは、遠足も3倍多く行っているのでしょうか??(おそらく海外への修学旅行の積立が要因ですよね…)

【その他】きのくに子どもの村学園に毎月かかった費用

実際に支払った費用は、以下の通りです。

毎月の費用(交通費)

きのくに子どもの村学園かかった費用(/月)

  • 送迎:20,000円/月(自宅〜橋本駅)

最初は難波駅(←大阪南部のターミナル駅)までは、他の子どもたちと一緒に帰っていました。

金曜ですので父は仕事です。母が難波駅まで迎えにきて、一緒に電車を乗り換えて帰る形でした。

ところが、あるとき私が難波駅で降りてこなかったのです。

私の家庭はアナログ派ですのでケータイなど持っていません。

唯一、私がテレホンカードを持っていたくらいでした(古い)。

ですので、行方不明になったら一大事。

会えなかった時は、正面改札口の駅員に助けてもらうというように約束していましたが、私の姿はどこにも見当たらなかったようです。

焦った母は列車内も探します。

そして、ようやく息子の私を発見。

連結部分の近くで気持ち良さそうに寝ていたとのこと。

これ以来、母は毎週橋本駅まで迎えにきてくれるようになりました。

電車賃だけでも大変な額がかかりました。

追記
私の家庭にとって、電車賃もけっこうな痛手だったようです。

【入学前】きのくに子どもの村学園にかかった費用

順番が前後しますが、入学前の話に移りましょう。

きのくに子どもの村学園に実際に支払った費用は、以下の通りです。

入学までの費用

【入学まで】きのくに子どもの村学園にかかった費用

  • サマースクール(体験学習):70,000円
  • 体験入学(適性試験?):????円
  • 見学:????円

順番にお話ししていきましょう。

サマースクール(体験学習)

サマースクールとは、体験学習のようなものです。

きのくに子どもの村学園では、どんな教育をしているの?

私、入ろうと思っているんだけれど…!

という方向けです。

私の時は、一緒にカレーを作ったり、虫とりをした記憶があります。

カブトムシやクワガタムシがわんさかいてびっくりしました。

「絶対にきのくにに行く!」と興奮気味だったようです。

現在は、予約がたくさん埋まっていると聞きましたが、本気で入学を考えている人は体験すべきです。

きのくに子どもの村学園の見学

見学も可能でした。

きのくに子どもの村学園では、外部向けに成果物を発表する機会がありました。

両親は、手作りのアクセサリーやプロジェクトのまとめ(冊子)を買っていました。

私は…、試食ばかりしていたような気がします笑。

内部の様子を見せてもらうには良い機会です。

追記
きのくにで購入したアクセサリーはいまも玄関横に飾っています(20年近く前のお土産です)。

体験入学(適性試験)

当時は、体験入学という制度がありました。

実際に入学する前に、子どもの様子を見させてくださいね。といった感じです。

私は3〜4日程度泊まりで参加した記憶があります。

きのくに子どもの村学園での集団行動が可能か、自然の中での教育に適しているかなどを確認されます。

私の時は、倍率もそんなに高くなく?普通に過ごせれば、合格となります。

追記
ここだけの話ですが、1人1つと決められていた朝食のヨーグルトを2つ食べてしまった記憶があります。

【入学時】きのくに子どもの村学園にかかった費用

続いて、入学に際して必要だった費用です。

きのくに子どもの村学園に実際に支払った費用は、以下の通りです。

入学時の費用

【入学時】きのくに子どもの村学園にかかった費用

  • 入学金:250,000円
  • 生活雑貨(布団・カーテンなど):100,000円

入学金は私立学校としては標準的ではないでしょうか。

私の場合は、寮に入っていましたので、布団やカーテンを購入する必要がありました。

きのくに子どもの村学園の寮はだいたい同年代の子どもたち数人が1つの部屋で寝る形になります。

私の部屋は全部で6人でした。

ベッドは備え付けられており、プライバシーを守るため、カーテンをつける必要があります(要採寸)。

また、布団もしっかり採寸して購入しましょう。

私の場合は、律儀にぴったりの布団を選んだために、無駄に高かったです。

余談1
ちなみに、東大の入学金は282,000円でした。同じくらいですね。

余談2
きのくに子どもの村学園で使った布団はいまも実家で使っています笑。
けっこういい布団だったので、耐久性抜群。帰省した時は、いつも使っています。
まだ10年は持ちそうです。

まとめ 私の家庭が実際に支払った費用

繰り返しになりますが、現在は料金体系が異なっている可能性がありますので、あくまでご参考程度でお願いします。

きのくに子どもの村学園に実際に支払った費用は、以下の通りです。

きのくに子どもの村学園にかかった費用

きのくに子どもの村学園にかかった費用

【入学前】
サマースクール(体験学習):70,000円
体験入学(適性試験?):????円

【入学時】
入学金:250,000円
生活雑貨(布団・カーテンなど):100,000円

【毎月】
授業料:50,000円/月
寮費 :60,000円/月(週末は帰省)
送迎 :20,000円/月(私の場合、自宅〜橋本駅の運賃)

私の場合は、3ヶ月通いましたが、合計100万円近くかかったとのことです。
(これまで半年間通ったと言っていましたが、母によるとわずか3ヶ月!?だったようです。私の間違いでした)

いまから振り返っても、非常に濃密な時間を過ごせたため、その価値はあったと思っています。

今回の記事がみなさんのご参考になれば幸いです。

それでは、次の記事でお会いしましょう。

関連書籍

最後に、関連書籍のリンクを貼っておきます。

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まずはこれらの本を読んでから考えて見ると良いです。

転入や入学を考えていなくても、教育のあり方について考えさせられます。

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