【入学転校・必見】きのくに子どもの村学園のデメリット5つ(本当にそれでいいの?)「日本一自由な学校」の元在籍者が語る【和歌山・全寮制】

ガクさん
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東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

波乱万丈の人生を送っているガクです。

私の人生のなかでもひときわ特徴的なのが、

  • きのくに子どもの村学園に通った 

ということです。

私は、転校を繰り返しており、様々な学校を経験してきました。

そのため学校の客観的な評価には信頼していただいて大丈夫です。

今回は、きのくに子どもの村学園のデメリットをご紹介していきます。

  • 子どもに伸び伸びと育ってほしい
  • 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
  • 日本一自由な学校に興味がある
  • 学校選びに悩んでいる
  • 子どもを幸せにしたい
  • 受験戦争に巻き込まれたくない

そんな方は今回の記事が役に立つはずです。

とりわけ、

  • 他の学校(公立、私立)との違い

も補足しながら紹介していきます。

このブログは以下の方に向けて書いています。

  • 子育てをしている方
  • (学生・大人問わず)勉強している方
  • 子どもと接する機会のある方

よろしくお願いします!

目次

こんな家庭で育った

本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。

  • 父は教育学をしっかりと学んだ人
  • 母は褒めるのが上手な主婦

それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。

ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。

それが人生わからないものです。

受験まみれになってしまうんですね。

当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。

↓まずは以下の記事から!

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受験反対の家庭で育ったけど、受験まみれの人生になった 【親の教育理念・子育て方針】 父親は教育学をよく学んだ人でした。 だからこそ、 父親は受験反対派でした。 受験勉強は、点数と偏差値を過剰に意識し過ぎている という...

息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。

親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。

YouTubeもご覧下さい【2021.05公開】

きのくに子どもの村学園について、たくさんのお問い合わせ頂いています。

YouTube動画でも詳しくお話ししましたので、是非ともご参照ください。

他にも、ご質問やご相談などございましたら、お気軽にコメントお寄せください。

動画やブログ記事の形で回答したいと思います。

転入したきっかけ、考えておくべきこと

本は人生を変える力を持っています。

父が書店で手にとった一冊の本が全てを変えました。

学園長の堀真一郎さんが書いた本です。

※いまは『きのくに子どもの村の教育―体験学習中心の自由学校の20年』という本が新たに出版されています。

↓転入を考えている方は必読です。

堀さんは大阪市立大学の教授を務めた後、理想の学校を作ろうと行動に移した方です。

私の父はこれに非常に共感して、すぐさま転入を考えたと言います。

さすが行動力の父です。

一方、私の母は現実的でした。

まず第一に、学費がまかなえません

私の家庭は裕福からは対極に位置しており、きのくに子どもの村学園の入学金や寮費を払うとなると確実に家計が破綻します。(実際、転入した年は収入より支出が多くなって祖父母の手助けを借りました…)

次に、子どもの顔が毎日見られません

私は一人っ子です。

その一人息子がいなくなることがどれほど辛いことか…。

転入後に様々な軋轢を生むことになりました。

 

きのくに子どもの村学園【5つのデメリット】

順番に解説していきます。

5つあります。

【デメリット1】いったん入ったら辞められない

一度決めたら後戻りが難しいです。

子どもは辞めたがらないです。

絶対に。

それほど、きのくに子どもの村学園は魅力に溢れたところです。

理想の教育が実践されています。

公立中学がつまらなく感じてしまうかもしれません。

実際、私も辞めたくなかったです。

このままずっときのくにで生活できればどれほど幸せだろうと思いました。

そうなると、転入も再転校も全ては親の自己都合、自己満足の結果になります。

私は特に気になりませんが、ストレスに感じる子どももいます。

それをしっかりと考慮しておく必要があります。

【デメリット2】学費がかかりすぎる

公立と比べると信じられないほどの費用負担が求められます。

入学金だけではありません。

寮費、週末の子どもの送り迎え…。

労力だけでないです。

何かとお金がかかります。

経済的に余裕があればいいのですが…。

追記
入学金や授業料、寮費など、必要な費用は以下の記事にまとめています。

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【デメリット3】覚悟が必要

負担が求められるのは、経済面や労力面だけにとどまりません。

精神的苦痛も覚悟しておく必要があります。

子どもには覚悟は必要ないです。

心配なこと、不安なことを打ち消すほど学園生活が楽しいからです。

私は一人息子で極度の人見知り&人前で話すのが苦手でしたが、何ら問題なかったです。

何かあれば、先生や寮母さんが親切にフォローしてくれます。

覚悟が必要なのは親の方です。

熟慮しておくべきことは、

  • 子どもの不在に耐えられるかどうか

です。

私がきのくにに転入する前は父も母もニコニコの笑顔でした。

  • こんなに素晴らしい学校に通わせてあげられるなんて…
  • こんなに息子が笑顔になるなんて…

それはもう、最高に幸せだったことでしょう。

幸福はそう長続きするものではありません。

私の家庭でも半年しか続きませんでした。

両親の幸せそうな笑顔は次第に寂しさと悲しみに潰されていきました。

私は週末ごとに実家に帰っていました。

親の様子が普段と違うことに気づきました。

私の前では笑顔を見せてくれるのですが、それは無理に作った表情にしか見えませんでした。

ふとした時に例えようもなく悲しそうな表情をしていました。

親は私の元気な姿に喜んでいましたが、その背後には

  • 元気な息子の姿も週に2日しか見られない

という絶望感が見え隠れしていました。

もう一度繰り返します。

きのくに子どもの村学園への入学・転入には覚悟が必要です。

子どもは問題ないです。

親が覚悟できるかどうかです。

【デメリット4】居心地が良すぎて耐性がつかない

きのくには理想の世界です。

裏を返せば、普通の「現実」とは異なる世界です。

耐性という言い方は適切ではないかもしれません。

でも、これだけは言っておきたいです。

きのくには理想を実現した故に、現実社会で経験するような過酷な事態が起こりえません。

例えば、

  • 陰湿ないじめ
  • 学級崩壊

これらからは無縁の世界です。

95%の日本人が経験してきたであろう、残酷な状況を知らずに育ちます。

状況を知らない=耐性がついていない、ということです。

もし、大人になってからちょっとした精神的苦痛でも乗り越えられない可能性は十分に考えられます。

もう一度繰り返します。

「耐性」という考え方は快く思わない人が多いと思います。

私もそのように考えたくはないです。

でも、精神的にタフでないと、もっと辛い状況に陥った時に自分を見失ってしまう可能性があります。

そしてその精神的なタフさは試練や多様な環境を経験してこそ鍛えられると思います。

【デメリット5】いわゆる普通の「お勉強」がない

計算ドリルをダラダラと解いたり、漢字ドリルに際限なく時間を浪費したり…。

公立小学校では一般的でありふれた徒労がありません。

きのくに子どもの村学園の学習は

  • 全てが「生きた学習」

でした。

しかし、生きた学習にも欠点はあります。

それは

  • 時間がかかる
  • 非効率である(←短絡的に見れば)

ということです。

例えば、

私が所属したグループでは郷土産業について学ぶというテーマを持っていました。

マイクロバスに乗って移動し、田舎の古民家に宿泊しました。

地元のおばあちゃんたちを訪れて昔の暮らしを実際に体験しました。

かまどを使って料理したり、五右衛門風呂に薪をくべたり、地元名産のめはり寿司を一から作ったり…。

こうして学んだことは、学園に帰ってから実際にアウトプットしました。

山から粘土を取ってきてゼロからかまどを作りました。

めはり寿司を自分たちなりにアレンジして、オリジナルの商品を作りました。

それはもう、理想を通り越して夢のような教育でした。

生きるということ。

それを生身の人間から教わりました。

教科書なんて開いたことがありません。

問題集も見たことがありません。(←記憶にないだけかも…)

だからこそ、

これだからこそ…。

不幸がなかったわけではありません。

いかなる教育にも欠点はあります。

きのくにの場合は、普通の「お勉強」が存在しないということでした。

そのせいで、

私は計算ができませんでした。

私は漢字が読めませんでした。

半年後に地元公立に再転校しましたが、

  • きのくにに行く前→上位の成績
  • きのくにに行った後→下位の成績

序列化と点数主義の教育にさらされた私は見事、

  • 世間で言うところの「落ちこぼれ」になった

のです。

最後に|デメリットを意識しないと悲劇が訪れる

私は、きのくに子どもの村学園について強く共感していますし、素晴らしい学校だと思っています。

だからこそデメリットを詳しく書きました。

私の家庭のような悲劇を味わって欲しくないからです。

親の覚悟さえ整っていれば、最高の学園生活、最高の幼少期を実現できるはずです。

私の場合は、親の家計と精神的苦痛(一人息子がいない悲しみ)が限界を超えただけです。

厳しめに書きましたが、日本全国にきのくにのような学校が広がればいいなと思っています。

序列化・学歴主義から解放された時、子どもたちは新鮮な空気を吸って、生き生きと成長できると信じています。

YouTubeもご覧下さい【2021.05公開】

きのくに子どもの村学園について、たくさんのお問い合わせ頂いています。

YouTube動画でも詳しくお話ししましたので、是非ともご参照ください。

他にも、ご質問やご相談などございましたら、お気軽にコメントお寄せください。

動画やブログ記事の形で回答したいと思います。

きのくに子どもの村学園の関連書籍

最後に、関連書籍のリンクを貼っておきます。

まずはこれらの本を読んでから考えて見ると良いです。

転入や入学を考えていなくても、教育のあり方について考えさせられます。

 

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この記事を書いた人

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