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【授業料】きのくに子どもの村学園の学費は高い?入学金・寮費・総額を元在籍生が正直に解説

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

こんにちは、ガクです。

今回は、ブログ読者の方からいただいた、こんな質問にお答えします。

きのくに子どもの村学園に入学すると、実際いくらかかるのでしょうか?

気になりますよね。
私自身、在籍していた側の人間ですが、改めて公式サイトを見ても、

「あれ? 学費って、ちゃんと書いてあったっけ……?」

と感じました。

そこでこの記事では、
私が実際に在籍していた当時(2000年代前半)に、家庭が支払っていた費用を、
できるだけ具体的に、正直にまとめます。


※はじめに(重要な注意点)

この記事で紹介する金額は、

  • 私が在籍していた 2000年代前半の情報
  • 母に電話で確認した 家庭内の記憶ベースの数字

です。

現在の学費・制度とは異なっている可能性があります。
必ず最新情報は公式サイト・学校説明会で確認してください。

あくまでこの記事は、

「実際に通った家庭では、どれくらいの負担感だったのか」
を知るための参考資料として読んでいただければと思います。


目次

【入学後】毎月かかっていた費用|結論から言います

まずは結論です。
私の家庭が、毎月支払っていた費用は以下の通りでした。

毎月の費用(当時)

  • 授業料:50,000円/月
  • 寮費:60,000円/月(食費込み・週末は帰省)

合計すると、月11万円です。

この金額をどう感じるかは、家庭によって大きく違うと思います。


良心的だと感じた点

正直に言うと、
教員(大人)1人あたりの子どもの人数を考えると、
授業料はかなり良心的だと感じました。

また、寮費6万円に

  • 食費
  • 生活管理
    が含まれていることを考えると、決して高額ではありません。

ただし、我が家には重かった

一方で、私の家庭は決して裕福ではありませんでした。

母は後に、こんな本音を漏らしています。

「月11万円が、本当にその価値に見合っているのか、
正直わからなくなる瞬間もあった」

これは、かなりリアルな感覚だと思います。


自宅通学の場合は?

当時は、自宅から通える子どもは寮に入る必要はありませんでした。

その場合、寮費は不要になりますが、
通学距離が長いと、体力的な負担は無視できません。


余談|私立小学校の平均学費と比べると?

「高い・安い」は単体で判断できませんが、
参考として、私立小学校の平均学費を見てみましょう。

参考:文科省, https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399308_1.pdf

文部科学省のデータによると、
私立小学校の年間学費は約150万円前後です。

学外活動費がかなり高く、
公立小学校の約3倍という数字になっています。

そう考えると、
きのくに子どもの村学園の学費体系は、
方向性は違えど、極端に高いわけではないとも言えます。


【その他】毎月かかっていた交通費という落とし穴

授業料・寮費以外で、地味に効いてくるのが交通費です。

交通費(当時)

  • 送迎・交通費:20,000円/月
    (自宅〜橋本駅)

ある出来事をきっかけに…

当初、私は金曜に難波駅まで、他の子どもたちと一緒に帰っていました。
母は難波まで迎えに来る形です。

ところがある日、
私が難波駅で降りてこなかった

携帯電話もない時代です。
行方不明になったら、本当に大ごと。

結果的には、
連結部分の近くで気持ちよさそうに寝ている私が発見されました。

この一件以降、
母は毎週、橋本駅まで迎えに来るようになります。

当然、電車賃は跳ね上がりました


【入学前】実はここでもお金がかかります

入学前にも、いくつか費用が発生します。

入学前の費用

  • サマースクール(体験学習):70,000円
  • 体験入学(適性確認):金額失念
  • 見学:金額失念

サマースクール(体験学習)

いわゆる「お試し参加」です。

  • 一緒にカレーを作る
  • 虫取りをする
  • 自然の中で過ごす

私はこの体験で、
「絶対にここに行きたい!」と興奮していたそうです。

本気で検討している家庭なら、
ここはほぼ必須だと思います。


見学・成果発表

外部向けに成果物を発表する機会があり、
保護者はアクセサリーや冊子を購入していました。

ちなみに、
当時買ったアクセサリーは、今も実家の玄関に飾られています


体験入学(適性確認)

数日間、泊まりで参加します。

  • 集団生活ができるか
  • 自然の中で過ごせるか

を見られる期間です。

倍率は高くなく、
普通に過ごせれば問題ない印象でした。

(余談ですが、朝食のヨーグルトを2つ食べて怒られた記憶があります)


【入学時】最初にまとまってかかる費用

入学時の費用

  • 入学金:250,000円
  • 生活雑貨(布団・カーテンなど):約100,000円

入学金は、私立校としては標準的です。

寮生活の場合、

  • 布団
  • ベッド用カーテン(要採寸)
    は必須になります。

私はサイズぴったりの布団を選び、
結果的に少し高くつきました。


余談

  • 東大の入学金:282,000円(ほぼ同額)
  • 当時買った布団、いまも現役です。耐久性は本物。

まとめ|我が家が実際に支払った総額

入学前

  • サマースクール:70,000円

入学時

  • 入学金:250,000円
  • 生活雑貨:100,000円

毎月

  • 授業料:50,000円
  • 寮費:60,000円
  • 交通費:20,000円

👉 合計:月約11万円

結果として、
わずか3ヶ月で、総額100万円近くかかっていました
(半年と思っていましたが、母に確認したら3ヶ月でした)。


最後に|それでも「価値はあった」と思う理由

金額だけを見ると、
決して軽い負担ではありません。

それでも、
あの時間があったからこそ、
今の自分があるのは間違いありません。

この記事が、
きのくに子どもの村学園を検討している方の
現実的な判断材料になれば幸いです。

追記:学費が「高い」と感じやすい家庭・後悔しやすい家庭の特徴

ここまで費用の話をしてきましたが、
最後に一番大事なことを書いておきます。

きのくに子どもの村学園の学費は、
金額そのものよりも「家庭との相性」で評価が真逆になります。

実際に在籍した立場から、
「高いと感じやすい家庭」「後悔しやすい家庭」の共通点を整理します。


学費を「高い」と感じやすい家庭の特徴

① 教育効果を「学力」や「成果」で測りたい家庭

  • テストの点数
  • 進学実績
  • 習得スピード

こうした数値で見える成果を重視する家庭にとって、
きのくにの学費は「割に合わない」と感じやすいです。

きのくにでは、

  • 何をどこまで学んだか
  • どれだけ成長したか

が可視化されにくく、
費用対効果を短期で実感するのは難しいからです。


② 「授業料=サービス料」という感覚が強い家庭

私立校に対して、

お金を払っているのだから、
それに見合う教育を“与えてほしい”

という意識が強い場合、
きのくにの教育は合いません。

きのくには

  • 子どもが自分で選ぶ
  • 親も一緒に悩む

という設計です。

「お金を払えば何とかしてくれる学校」ではありません。


③ 子どもと離れて暮らすことに強い不安がある家庭

全寮制(または半寮制)は、
想像以上に親の心を削ります。

  • 子どもの顔が見えない
  • 日常の様子が分からない
  • 困っていないか想像してしまう

これが積み重なると、
学費以前に精神的コストが非常に高くなります。

これは、実体験として断言できます。


後悔しやすい家庭の特徴

① 「理想」だけで入学を決めてしまう家庭

  • 自由な教育
  • 自然の中でのびのび
  • 序列のない学校

どれも素晴らしい理念です。

ただし、
理想と生活の現実は別物です。

  • 家計への影響
  • 親の精神的負担
  • 子どもの性格との相性

ここを十分に想像せずに入学すると、
後から「こんなはずじゃなかった」となりやすいです。


② 親の覚悟が「途中で揺らぐ」家庭

きのくにを選ぶということは、

周囲とは違う道を選び続ける

という覚悟が必要です。

  • 他の家庭と比較して不安になる
  • 「このままで大丈夫なのか」と迷い始める

親の軸が揺れると、
その不安は必ず子どもに伝わります。

結果として、
親子ともに苦しくなり、後悔につながるケースが多いです。


それでも「高い」とは感じにくい家庭とは

逆に言えば、
次のような家庭は学費を「高い」と感じにくいと思います。

  • 成果を急がず、長期視点で子どもを見る
  • 親自身も教育について考え続ける覚悟がある
  • 他人の評価に振り回されない
  • 「この選択を正解にする」と決められる

きのくにの学費は、
教育費というより「生き方への投資」に近いです。


元在籍生としての結論

きのくに子どもの村学園の学費は、
安くありません。

合う家庭には妥当で、合わない家庭には高すぎる。

これが、実際に通った立場からの正直な結論です。

入学を考えるなら、
金額の大小ではなく、

「この教育を選び続けられるか」

を、ぜひ家族で話し合ってみてください。

関連書籍

最後に、関連書籍のリンクを貼っておきます。

s

まずはこれらの本を読んでから考えて見ると良いです。

転入や入学を考えていなくても、教育のあり方について考えさせられます。

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