受験期に嬉しかった親の行動7選|親は何をすればいい?
人生で最も緊張する場面かもしれません。
特に中学受験では、親の行動・接し方が合否に大きく影響します。
だからこそ、しっかりとした準備・心構えで臨みたいものです。
今回は、受験生にとって嬉しい親の行動をご紹介します。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
受験期の親の行動
ざっと列挙すると以下の通りになります。
- テレビを全く見ない
- 料理やお弁当に精を出す
- 読書・勉強に熱中する
- ポジティブ発言しかしない
- 喧嘩しない
- 勉強について口出ししない
- 気負いすぎない
「〜ない」で終わるのが多いですね。
順番に解説していきましょう。
テレビを全く見ない
母は夜にドラマを見ていました。
(父親はテレビに興味のない人間でした。)
ところが、私が受験生でいる1年間はテレビの画面が映ることはありませんでした。
この習慣は中学受験の時から続き、高校受験でも、大学受験でも同様でした。
私が一生懸命に勉強している間は、一切テレビをつけませんでした。
親も欲に流されず、我慢してくれてるんだなと言うのがしっかり伝わりました。
料理やお弁当に精を出す
料理への力の入れ具合が半端なかったです。
どんどん新作料理が出てきました。
それが楽しくて、私も全力で勉強していました。
思うに、
頑張っている人が身近にいると、集中力は著しく高まります。
私の場合は、母の手料理が力強い支えとなりました。
(勉強しなさいと何度も言うよりも、黙って料理に励んでいる方が何倍も格好いいです)
特に私が中学受験の頃は、すべてのおやつが手作りで提供されました。
合格祝いも家族で一緒にケーキを手作りしました。
お弁当については、特に大学受験の時のことを覚えています。
毎回心を込めて作ってくれているなとつくづく思いました。
冷凍食品はほとんど入っていません。
前日の残り物をアレンジしたものが多かったですが、初めて見るような食材も増えました。
1月も暮れになって、母親がお弁当箱に食材を詰めながら、
「ガクのお弁当を作ってやれるのもあと数えるほどしかないな…」
と悲しげに呟いていたのが心に残っています。
もう泣きそうになりました。
大きかった母の背中が急に小さく見えました。
ありがとうと心の中でささやきました。
本当にありがとう。お母さん。
読書・勉強に熱中する
両親は普段以上に読書と勉強に熱中していました。
これが本当に嬉しかったです。
- 岩波文庫に読みふけっている父の姿。
- 料理本を研究している母の姿。
いずれも私を力強く支えてくれました。
対象は何であれ、人が物事に熱中する姿ほど美しいものはありません。
私も頑張ろうと心から誓いました。
父は好きな遠征登山(←長野方面)もきっぱり止めて、夏休みもDIYを中心に家周辺で活動していました。
ポジティブ発言しかしない
普段からポジティブに暮らしていました。
受験期の間はその傾向に拍車がかかりました。
ネガティブなニュースを目にしてもポジティブに変換して捉えていました。
例
- 雨ばかり続く→庭の野菜がみずみずしいなぁ
喧嘩しない
もともと父親は次の方針を堅く守っていました。
- 子供の前では夫婦喧嘩は絶対にしない
基本的に父は感情の起伏がなく、大河のように穏やかな性格でした。
ただ、母の感情が高ぶって口論が勃発することはありました。
そういったときは、「ガクの前では怒らんでくれ」と父がなだめに入ることが多かったです。
ところが、受験期は全くといっていいほど喧嘩が起こりませんでした。
極めて平穏な日々が続きました。
親子喧嘩なら話はわかりますが、夫婦喧嘩を見せられてもメリットは一つもありません。
怒鳴り声を聞いても集中できないので、子供がいる場所では控えて欲しいです。
勉強について口出ししない
私の両親は、かえって心配になるほど私の勉強について口出ししません。
教材は山ほど買ってくれるのですが、肝心の学習については何も言わないのです。
それは成績でも同じで、模試の順位や合格判定も一切聞きませんでした。
ですから、私から言っていました。
良ければ褒めまくるし、悪くても怒ったりしませんでした。
受験期でもこの傾向は変わりませんでした。
そのほうが嬉しかったです。
そもそも受験勉強について最もよくわかっているのは自分ですので、あれこれ言われることはありませんでした。
よく言えば自主性を重んじています。
雑に言えば放任主義です。
私は自由に放牧される方が好きです。
気負いすぎない
受験は自己責任で行っていました。
中学受験もやりたいと言ったのは私であり、別に受かっても受からなくても、親にとってはどちらでもよかったのです。
ただ、経験になりさえすればそれでいいと言う考えでした。
そのおかげで、私も気楽に臨むことができました。
友達の何人かは親からのプレッシャーが大きすぎて、期待に応えられないケースも多かったです。
気持ちに余裕を持って受験する方がいいと感じます。
期待を押し付けられても本人は困るだけです。
仮に運良く合格したとしても、
「他人の人生を生きていた」ことに気づくことでしょう。
最後に
受験期は神経が張り詰めています。
それを解きほぐすのが親の役目だと感じます。
家庭はくつろぎの場であるべきです(←個人的見解)。
私の場合は、夕食のテーブル、風呂上がりのリビングルームがなんとも言えず心穏やかになる場所でした。
気持ちを落ち着かせる場所があることで、気分転換して前向きに進もうと思うようになります。
子供にプレッシャーや期待を押し付けてもひん曲がるだけです。
入試に合格して欲しい気持ちはわかります。
でも、受験一回で人生が変わるわけではありません。
もしそう思われているのであれば、あなたも自分を見失っているかもしれません。
自分を見失った親を目の当たりにした子供はどうすればいいのですか?
どうせなら、気持ちに余裕を持ってポジティブに歩きませんか?
ほら、今日も星が綺麗に輝いていますよ!
それでは!
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受験まみれの私
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