【子育て】いっさいゲームを持たないこと(つらかった…)|灘高生・東大生のゲーム事情も解説
こんにちは、ゲームを禁止されていたガクです。
ゲームを持っていないのは学年で私1人だけでした。
話についていけずに辛い時もたくさんありました。
今回は、子どもにゲームを持たせないことのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
- ゲームを与えるべきか迷っている
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 子ども視点
から見ていきたいと思います。
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は料理好き主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
ゲーム禁止はつらいことばかり
本当に大変でした。
つらい日々が続くこともありました。
ゲームがしたいのにできなかったからではなくて、
ゲームの話題に参加できなかったからです。
雨の日は誰かの家で遊ぶことになります。
当然ながらゲームが持ち出されて、それに熱中します。
けれども、私は遊び方を知りませんし、父がゲーム嫌いだと知っているので遊ぼうともしませんでした。
そうなるとポツンと1人で耐えるしかないわけです。
これがつらい。
友達が心配して遊び方を教えてくれるのですが、心から楽しむ気になれませんでした。
ゲームのどこが面白いのか理解できませんでした。
当時の私は静かにやり過ごすと言う術を持っていませんでしたから、無理に周りに合わせるか黙って耐えるしかありませんでした。
つらかったのはこれだけではありません。
話題にもついていけませんでした。
学校で休み時間になると、ゲームの話題になることが少なからずあります。
時として、先生もゲームの話題に参加したりします。
そうなると私には理解不能なことばかりになってしまいます。
同じようにテレビの話題にもついていけませんでしたが、ゲームもわけわかりませんでした。
あぁ、つらかった。
じっと耐えていた当時の自分を褒めてあげたいくらいです。
育った地域のおかげで助かった
小学校6年間無事に過ごせたのは地域のおかげだと思っています。
私は大阪の田舎で育ちました。
荒れていることで有名な地域です。
ひと学年50人ほどの小さな学校で、中学受験をする人が数人、大学に行く人が十数人、いわゆるヤンキーっぽくなるのが半分程度といった具合でした(私はヤンキーについては好印象を持っています。みな心の底は優しい人ばかりです)。
さて、この地域のどこが良かったかと言うと、
- 外遊びが多かった
という点です。
雨さえ降っていなければ草野球をしたり、秘密基地を作ったり、魚釣りをしたりして遊びました。
みんな晴れの日にゲームなんてしなかったのです。
ゲームよりも外遊びの方が楽しいと当然のように思っていました。
これは私にとって非常に嬉しいことでした。
外で遊ぶときは、精一杯みんなと遊びました。
雨なんて降らないでくれと願っていました。
もしこれが、野原や空き地が1つもない町だったら、私は遊び場を失って、同時に一緒に遊ぶ友達も失っていたことでしょう。
私の小学時代は地域によって救われたとも言えます。
大阪のやんちゃくれたちよ、ありがとう。
それでもゲームがなくてよかった
晴れた日は外で元気よく遊んだ私ですが、
雨の日や休み時間の話題にはつらい思いをしました。
それでもゲームを持たなくて良かったと思っています。
ゲームを持たないことで
- 時間を奪われることがない
- 気が散らない
- 集中力が途切れることがない
などといった利点がありました。
なかでも最大のメリットは
- 自然の美しさに気づけた
と言うことです。
私は主に児童文学作品を読んだり外遊びをしたりして過ごしていましたから、感性がどんどん研ぎ澄まされて行きました。
もし、ゲームを所持していたら、私が自然とともに時を過ごす時間はぐんと減っていたことでしょう。
価値観や自然に対する感じ方も大きく変わったはずです。
ゲームをしなくて良かったなとつくづく思います。
灘高生、東大生のゲーム事情
さまざまです。
漠然としたイメージとして、
- 灘高生=天才型が多い
- 東大生=努力型が多い
と感じます。
ゲームにはまっている人はとことんやっていますし、私のようにゲーム禁止の家庭で育った人もたくさんいます。
一概にゲーム経験の有無であれこれ結論することはできないです。
ただ共通して言えるのは、
- ゲームをしている自分を客観視できている
ということです。
あ、このままだと時間の浪費だなと感じて、自分で時間を決めてしていることが多いです。
私が見た家庭
私が接した家庭でも、子どものゲームについて悩んでいらっしゃる所は非常に多いです。
お子さんが灘に通っているご家庭ともご縁がありました。
そこのお子さんはいわゆる天才型でした。
特定の分野に飛び抜けた才能を持っていましたが、自律できておらず、夜遅くまでずっとゲームをしていると言うことでした。
生活習慣が乱れてしまっていました。
お母さんが子どもに対して厳しく怒鳴るため、ますます親子関係が悪化すると言う悪循環でした。
こういうときは、家庭内でルール(時間制限)を定める、子どもの関心がありそうな書籍を購入してあげるなどするようアドバイスしています。
このような事態が起こった主な原因は親子の信頼関係が崩れているからです。
話をうかがうと幼い頃から塾通いの毎日だったようで、灘中に合格した途端に子どもの我慢が爆発したそうです。
(まぁ、このケースが一番多いですね)
結局どうすべき?
私ならゲームは与えません。
メリットを感じられないからです。
子ども本人が自制して使用できる場合でも与えません。
代わりに大自然の中に連れて行きます。
それでも、子どもが「ゲーム欲しい」と言ってきたらどうするか?
私ならもっと強烈な理由を求めます。
共通の話題が欲しいと言うだけでは動機が薄すぎます。
単純に皆が持っているからなんとなく持ちたいなんて弱音もいい所です。
もし、ゲームを持っていないことが原因でいじめられた場合は、他のことで自信をつけるように誘導します。
たとえば、
- 山に登って体力をつける
- 本をたくさん読んで考え方に幅をもたせる
- キャンプに連れて行って自然の美しさに魅了されて、ゲームから気をそらす
といったようにします。
【追記】
ぜひ、動画も参考に!
それでは!
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