【子育て】学ぶ心を育てるためにすべきこと(息子の本音あり)【父が語る】
こんにちは、父の文章を載せます。
今回は、本を買って読むことの重要性についてご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- やる気のある子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ひとつだけ注意点があります。
- 管理者のGAKUではなく父の文章です
そのため、記事内の「私」は父を指します。
これだけ念頭に置いて読み進めていってください。
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育者
- 母は料理好きの専業主婦
手塩にかけて育ててくれました。
裕福ではありませんでしたが、精神的に幸せな家庭でした。
父は受験反対派で、息子(GAKU)から受験を遠ざけようとしました。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(GAKU)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
↓まずは以下の記事から!
それでは、ここから父の文章を載せていきます。
子どもを守るためにしたこと
功罪相半ばする。
インターネットは、
- 調べたいことをすぐ調べられる
という利点があります。
しかし、液晶画面の文字は、紙に印刷された文字に比べると、
- 記憶に残りにくい
という欠点が明らかにされています。
また、インターネットやSNSの情報によって
- 惑わされる
- 不安にかられる
- 煩悩に悩まされる
といった人もいます。
役に立つこともあれば害になることも同じくらいあり、使用する人の心構え次第で、良くも悪くもなります。
良くない習慣は一度身につくと正すのが難しいです。
親は「ゲーム障害」から子どもを守らなければなりません。
ゲーム障害とは、
- ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、ゲームをやり過ぎてきちんとした日常生活ができなくなる
ことです。
こういった子どもをよく見かけるようになりました。
また、動画を長時間視聴することも問題になっています。
子どもは刺激の強いものにすぐ反応します。
いったん強い刺激に慣れると、勉強に対する集中力がなくなります。
ゲームは明らかに依存症や中毒症を引き起こす主要因になることがわかっています。
脳内麻薬とも言われているドーパミンが放出されて快感を覚えると、脳は常にその刺激を求めるようになります。
子どものときに脳がドーパミンを浴びると、
- 前頭葉の発達が妨げられる
- 意志力や計画力など人間として大事な能力が育たない
といった悪影響を招きます。
皆がしているからという理由で、構造や性能がわからない機械を安易に子どもに与えるのは危険です。
手塩にかけて育てる
子どもを一人で遊ばせたり、静かにさせたりするために、ゲームやスマホを使わせる大人がいます。
一方、子育てを真面目に考えている人から、
- 「子どもにどんな本を読ませたらいいですか」
と聞かれることがあります。
子どもの琴線に触れる物語が多く集められている『岩波少年文庫』を薦めています。
「子どもに読書の楽しさを教えたい」と本当に考えているのなら、
- 自分が読書を楽しんでいる姿を子どもに見せる
と良いです。
子どもはそれを真似ます。
本をたくさん読んでいれば、良い本に出会えます。
流行の教育法は、子どもの心や脳に害になります。
英才教育は、幼い脳に無闇に負荷をかけるだけです。
私のこれまでの経験から断言できることです。
そういう教育は流行り廃りで、長続きしたためしがありません。
目新しいものに飛びつくのは危険です。
子育ては、極端なことをしないほうが良いです。
人類が今まで積み重ねてきたやり方で子育てすれば、昔から長い間行われてきたやり方で伸び伸び遊べば、まともな情緒や情動を備えた人間に成長します。
私は以下のような遊びを推奨しています。
- 自然の中で遊ぶ
- 折り紙を折る
- 綾取りをする
- 生きものを育てる
- 積み木をする
これらは子どもの心や脳の発達にとても良いです。
とりわけ、幼い子どもには積み木をお勧めします。
柔らかく温かみのある木の感触を味わいながら積み木で遊ぶと、想像力が鍛えられます。
言語能力は、幼児期の家庭教育に決定的な影響を受けます。
読み聞かせは多くのメリットがあります。
- 絵本や紙芝居
は現実の世界だけではなくて、想像の世界を多く描いています。
親が心を込めて語る肉声が、子どもの脳に良い刺激を与えます。
温もりのあるふれあいのなかで育てるのが良いです。
学びの心を育てる遊び
私は少年時代を小さな田舎町で過ごしました。
思い返せば天国のような所でした。山や川は子ども達の遊び場でした。
今では絶滅危惧種になっている生きものも棲んでいました。
危険な遊びもしたので、擦り傷や切り傷が絶えませんでした。
泥だらけになって帰っても何も言われませんでした。
- 自然は人を成長させる力があります
山や川や野原は大人の知らない、子ども達だけの世界でした。
そこにある物を使い、工夫して遊びを考え出しました。
そのルールも自分たちで作りました。少年時代の遊びは冒険でした。
- 自分の頭で考える
- 実際に体を動かす
自然の中での遊びが、子どもの心や体を鍛えました。
ところが、
遊園地では遊びの装置があらかじめ設(しつら)えられています。訪れた子どもは、「客」としてそのメニューのどれかを選ぶだけです。
また、映像はイメージを広げるようでいて、逆に子どもの想像力を縛りつけます。
子ども達はありのままの自然から遠ざかりました。
胸が躍るような遊びをしなくなって、心や体をたくましく鍛える機会をなくしました。
この50年で世の中の変化が、「作る人」を「買う人」に変えました。
多くの人は、「作る」手間を省いて、作られた物を「買う」ようになりました。
頭で考えて体を使い何かを作るのではなく、お金を使い物とサービスを買う人が増えました。便利になり、快適になりました。
しかし、そんなシステムに漫然(と依存していては、「作る=考える」能力が弱くなります。
「生産的な」遊びは学びの心を育てますが、「消費的な」遊びは学びにつながりません。
最後に 遊園地にいっさい連れていってくれなかった父
息子のGAKUが追記します。
私の父は実際に上記のことを実践していました。
そのため、
- テレビ番組を制限
- 遊園地に行かない
- ゲームはしない
- ビデオは見ない
- おもちゃは与えられない
といった、「普通の」子どもたちと真逆の少年時代を過ごしました。
その代わり、
- キャンプ
- 山遊び
- 川遊び
- 海遊び
これらを熱心にしました。
そして、その方がおもちゃで遊ぶよりも何倍も何十倍も楽しかったのを覚えています。
親は子どもにものを買い与えて時間を節約する代わりに、
体験を与えて一緒に過ごしてくれました。
あらためて、貴重な体験をさせてくれた親に感謝します。
ありがとう。
それでは!
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