【子育て】困難に挑戦し、乗り越える【父が語る】
最も尊敬する人は?と聞かれれば「父だ」と即答します。
普通の人ではありませんでした。
自分に厳しくて他人に優しい父が格好良かったです。
誰よりも尊敬しています。
自分が目指すべき人です。
今回は、地元の子どもたちに向けて書いた父の文章をご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- 子育てに悩んでいる
- 子どもとの接し方を工夫したい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ひとつだけ、
- この記事は父の文章
ということをご留意ください(本記事内の私=父です)。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
それでは、父の文章をどうぞ。
日本一過酷なアドベンチャーレース
「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」という日本で最も過酷といわれる山岳レースがあります。
富山湾からスタートし、北アルプス・中央アルプス・南アルプスと縦走し、駿河湾に至るまでの415kmを8日以内に走り切ります。
その間、選手たちは剱岳、立山、槍ヶ岳、木曽駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、聖岳といった、3,000m級の山々を昼も夜もなく進み続けます。
選手たちが上り下りする累積標高差は、富士登山の7回分に相当する27,000mになります。
1995年8月、岩瀬幹生さんは、日本海から日本アルプスを経て太平洋まで走るという計画を実行に移しました。
ツェルト(簡易テント)を含む10kgの登山道具を担いで、10日間で歩きとおしました。
それは誰も試みたことのないチャレンジでした。
「鍛え抜かれた体と強靭な精神力を持つ若者ならば、5日から7日で十分踏破できるだろう」と考え、2002年、第1回トランスジャパンアルプスレースを立ち上げました。
「できる」と思ってやる
2012年第6回TJARの参加選手は、山岳救助隊員として遭難者対策を任務としている山のスペシャリストなど、まさに鉄人と言われる人たちです。
そんな中、選手のひとり阪田さん(32歳)は、小学生のときから運動が大嫌いで、中学生のとき100m走は本気でやって20秒を切れない少年でした。
部活動はサッカー部でしたが、「がっちりベンチを守っていた」と言います。
それが26歳のときに職場の先輩に誘われて出た10kmのレースで完走します。
そのときの達成感が快感となり、フルマラソン、富士登山競争へ参加するようになりました。
過酷なレースほどより大きな達成感を味わうことができると言います。
阪田さんは“チャレンジ”について、
- 「意外にやったらできる。食わず嫌いって多いんじゃないですか。人間、何が絶対どうだなんてわからないですよ。なんの才能があるかわからない。自分もレース前から無理だなんて思わない。『できる』と思ってやっている。『できる』と思わないと、いつまでたってもできない。なんでもチャレンジしてみたらええやないですか」
と語っています。
福山さん(33歳)は
- 「『目標を持って、その実現を想い続けて努力していればいつか叶う』ということを身をもって実践できたので、子どもが大きくなったときに自信を持ってそう言いたい」
と言います。
困難に挑戦し、乗り越える
8日間のレースが終わっても、たった一人で走り続けている選手がいました。
ゆっくりとした足取りで走っているのは、岩崎さん(45歳)でした。
小学生の時は、体育が苦手で、引っ込み思案。
言いたいことも満足に言えない内気な少年でした。
中学校では、卓球部に所属していましたが、万年補欠。
マラソンを始めるようになったのは、会社の駅伝大会でした。
その後、体を鍛え、フルマラソンや山岳レースなどに合計200回以上出場し、ついには国体山岳縦走競技選手に選ばれるようになったのでした。
- 「好きなんです。自然の中で体を動かすのも、簡単に出来ないことをするのも。小さい頃からそういうことをしたいと思っていてなかなかチャレンジができなかった。山は晴れた日とかは本当に絶景だし、出会う人や動物すべてに感動できる」
と言います。
休日のほとんどをTJARのためにトレーニングをしている岩崎さんは、
- 「一人一人の心は弱い。困難なことに出会ったとき、『こんなもんでいいや』とつい妥協してしまう。でも、私は志を持って困難に挑戦していきたい」
と言います。
「なぜ、レースが終わった今、走るのですか?」という質問に、
- 「大会は終わっても、レース自体はまだ自分の中では続いている。自分にとって困難だと思えることに挑戦してそれを乗り越えれば、何かそこから得られるものがあるんじゃないかって」
と答えました。
ただでさえやり遂げることが困難な挑戦に挑んでいるのに、大会が終わってもただ一人で頑張り続けていることに感激し、応援に駆けつけた人もいました。
岩崎さんは、8日間23時間23分という記録でゴールゲートをくぐりました。
(年齢は、2012年8月大会当時のものです)
最後に|志を持つということ
管理人のガクです。
人生はレースに例えられるかもしれません。
他人との競争ではありません。
自分との競争です。
負けそうな自分。
強がっている自分。
周りに流される自分。
ひたすら努力する自分。
弱音ばかり吐いている自分。
…。
いろんな自分がいます。
そのなかから、一つを選んで、現実の世界を走り抜けるのです。
これが人生になるのだと思います。
それでは!
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