考える前に行動するための7つの習慣
- やりたいことがなかなかできない。
- どんどんタスクが溜まってくる。
- 何もかもが中途半端に終わってしまう。
そんなことはありませんか?
ちょっとした習慣を身につけることで、これらの問題は解消されます。
順番に紹介していきましょう。
悩んだら負け
次は何をしようかな…。
なんて、悩んでしまったら、負けです。
時間は瞬く間に飛んでいき、
その間にモチベーションも低下してしまいます。
大切なのは次の2点です。
- あらかじめやることを決めておく
- いちいち考えない
つまり、ルーティン化すればいいのです。
例えば、
ご飯を食べた後は何をしようかな
→食器を洗う、歯磨きをする
当たり前のことですよね。
どうして、当たり前なのですか?
それは、あなたが〇〇の後は△△をすると決めているからですよね。
全てをルーティン化することで、どんどん行動することができ、モチベーションを保つことができます。
7つの習慣でうまくいく
ここでは、具体的な習慣として次の7つを紹介します。
- 週単位、曜日ごとにやるべきことを決める
- 先延ばしをしない、言い訳もしない
- やらないことを先に決めてしまう
- 探し物を減らす
- 大差のないことに悩まない
- 人に尋ねる
- 予定を簡単に動かさない
では、順番に解説していきます。
週単位、曜日ごとにやるべきことを決める
私は小学生の頃から計画を立てて勉強をしていました。
今もこの習慣は続けています。
それは、計画を立てた方が格段に物事が捗るからです。
具体的な手順は以下の通りです。
- 月の初めに、その1ヶ月の日々の行動計画を立てる
- 日曜夜に1週間分の目標、やるべきことを書き出す(先週とほとんど同じ場合でも書く)
- 前日夜に翌日のタイムラインを完成させる
単純ですが、
こうすることで、見違えるように作業が捗ります。
理由は簡単で、やることがすでに決まっているからです。
自分で時間割を作ることで、自分を律しやすくなります。
時間割は机の前に貼ったり、普段目につきやすい場所に置いておきましょう。
ノルマや朝礼がなくても、自分でどんどん行動する。これが自律です。
先延ばしをしない、言い訳もしない
宿題がいつまでたってもできないのには理由があります。
それは、
先延ばしをすればするほど、面倒臭さが増してくるからです。
つまり、
すぐに片付けなければ、モチベーションも下がって、能力を発揮することができません。
ますます集中できなくなり、終わらせるのに時間がかかり、宿題が嫌いになり、さらには勉強も嫌いになって…。
結局、何もできないのです。
実は、私も一人暮らしを初めてすぐの時、同じような状態になりました。
食器の洗い物も部屋の整理整頓もなかなか終わらないのです。
1時間後でいいや。明日でいいや。
これを続けているうちにどんどん時間が失われていきました。
今では、調理しながら洗う。食べ終わったらすぐに洗う。
部屋はものをほとんど置かずに、こまめに掃除する。
これらを習慣化することで、気持ちよく生活できるようになりました。
やらないことを先に決めてしまう
大学に入ると輪読というものがあります。
これは、英語で書かれた文献を担当者を決めて毎週行うといった授業です。
担当者は、きちんと内容を理解して、自分の言葉で解説し、質問に的確に答える必要があります。
面白そうだと思うかもしれませんが、準備がなかなか大変なのです。
自分の担当が1ヶ月先とかでも、そわそわして落ち着かないのです。
こういう場合は、
- さっさと終わらせてしまう
- 直前まで手をつけない
このどちらかを取るのが賢明です。
中途半端に手をつけても長引くだけで、準備に気を取られて、他のことに没頭できません。
これは、夏休みの宿題も同じでしょう。
私は、宿題が配られると同時に取り組んでいましたから、夏休みが始まる頃には全て終わっていました。
つまり、
夏休み中は宿題を一切しない
と決めていたわけです。
おかげで、存分に夏休みを満喫できたわけです。
探し物を減らす
こまめに整理整頓する習慣を身につけておくと、何かと役に立ちます。
探し物は時間を奪います。
それだけでなく、モチベーションも奪われます。
さらに、見つからなかった時は、手をつけることさえできません。
全くいいことがないのです。
普段から、
- 書類やデータはカテゴリー別に分ける
- 動かしたものは元の場所に戻す
これを徹底するだけで、大きな時間の節約になりますし、
何より頭の中がすっきりします。
大差のないことに悩まない
勉強ができないと嘆いている人は、次のような状態に陥ることがあります。
数学から始めようか英語から始めようか。
どっちでもいいのです。
悩んでいる暇があったら、さっさと取り組むべきです。
悩まない方法として、一定の基準を設けるのがオススメです。
例えば、
・一番近くにある教材から手をつける
・数学を1時間やったら英語を1時間する
そもそも、
前日の夜に計画を立てておくと、このような問題も発生しませんよね。
人に尋ねる
どうしてもわからないことがあります。
そんな時は、人に尋ねましょう。
自分でやるんだと意気込んで、丸一日を無為に過ごしても意味がありません。
人に尋ねることのメリットとして、
- 他人の思考回路を参考にできる
- さらに良いアドバイスがもらえる
といったことがあります。
ついでに、その人がどのようにして能力を身につけたかなども聞いてみると、今後の成長に役立ちます。
予定を簡単に動かさない
せっかく自分で立てた計画なのですから、きちんと守る必要があります。
それでこそ自律と呼べます。
だらだらと誘惑に負けて、計画を投げ出す習慣がついてしまうと、何をやっても達成できません。
人生も中途半端なままです。
それでいいのですか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もう一度、おさらいしておきましょう。
- 週単位、曜日ごとにやるべきことを決める
- 先延ばしをしない、言い訳もしない
- やらないことを先に決めてしまう
- 探し物を減らす
- 大差のないことに悩まない
- 人に尋ねる
- 予定を簡単に動かさない
特に月間タイムラインと日々の計画、整理整頓は本当にオススメです。
次の記事も参考にしてください。
私が禅に興味を持ったきっかけに、枡野悛明さんがいます。
次の書籍がオススメです。
『考える前に動く習慣』枡野悛明
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