【中学受験・子育て】早起きが秘訣!灘東大合格を全力で支えた朝の習慣
こんにちは、上京後も早起き継続中のGAKU@nadatodaiです。
よく聞かれるんです。
- 毎日心がけていることってありますか?
ええ、
ありますよ。
もちろん。
私の家庭の特徴
本題に移る前に、
ざっと私の家庭について紹介します。
一人っ子の3人家族です。
- 父は山でも下界でも早起き
- 母もそれに対抗して早起き
- 息子(私)も我慢できずに早起き
こんな家庭で育ちました。
つまり、
- みんな早起き
なんですね。
ちなみに
私の経歴は、次の記事をご覧ください。
早起きする理由
あなたは、どんな人が幸せだと思いますか?
- 笑顔にあふれている人
- 目標をかかげている人
- 全力で努力している人
- 他人を褒めたたえる人
- 感謝を持ちつづける人
たくさん思い浮かびますね。
世の中ほんとうに素敵だなと思います。
そこに、
もう1つ加えてもいいですか。
- 朝を大切にする人
早起きしている人は本当に尊敬します。
感じのいい人ばかりです。
だから、
私もその一員になりたくて、
早起きを続けています。
あなたはご存知でしょうか?
スイスの思想家にヒルティという人物がいます。
有名な『幸福論』を著した人です。(私の書棚にも入っています)
彼はこう言ったんですね。
- 寝床につくときに、
- 翌朝起きることを楽しみにしている人間は、
- 幸福である。
素晴らしいと思いませんか?
私はこの言葉に出会った途端に好きになりました。
それだけ朝が大切なんです。
起床後ルーティン
いつも決まっています。
全てはルーティン化されています。
- 雨戸を開ける
- 窓を全開にして空気を入れ替える
- オーディオをONにする(クラシック音楽。選曲は父)
- コーヒーを淹れる(私は牛乳だけ)
- 新聞を取り込む
- 家族全員が準備できたら食事を始める(パン派です)
ごくまれに、父が寝ぼけている時があります。
そうするとすべてが狂うんですね。
例えば、
- 音楽をかける前に新聞を取りに行く→コーヒーの計量を間違える
といった具合です。
また最初からやり直しです。
もう、漫才かっていう感じですよね。
母とクスクス笑ってました。
でも、それだけ大事ってことなんです。
毎朝のルーティンが。
イチローの朝カレーが話題を呼んだ時期がありましたが、
毎日決まったルーティンをこなすことで、その日の調子が整います。
また、
体調の不具合もすぐにわかります。
私は体調のバロメーターとして懸垂を取り入れています。
朝食後にすること【小5まで】
さあ、お待ちかねの読書の時間が始まります。
登校するまで1時間は読んでいました。
父と一緒に2階へ上がり、畳の部屋で読書です。
大きめの座敷机に向かい合って座り、
静かに没頭します。
*この間、母は1階で洗濯や掃除をしています。
当時の私は岩波少年文庫を中心に文学の世界を広げていました。
父は岩波文庫を中心に読んでいましたね。
(こっそり少年文庫の方も先読みしていたみたいですが)
書籍に最大限のお金を投資していたとお話しした通り、
書店の在庫を一掃する勢いで本を買っていました。
学校から帰ってくるたびに新しく増えた本を確認するのが楽しみでした。
読書が終われば早めに学校に行って、友達と元気よく遊んでから1時間目が始まります。
余談
畳の香りと読書。けっこう合いませんか?
朝食後にすること【小6(受験生)】
受験生の頃は読書ではなく、
- 即戦力を身につける訓練
をしていました。
独学で中学受験対策を進めていた私。
小6に入って本格的に模試を受けるようになりました。
そこで深刻なことに気づきました。
- スピードが完全に不足していた
のです。
父の分析によると、
- 思考力は十分にあるが、アウトプットが遅い
らしいです。
そこで、スピードを上げることにしました。
まず取り組んだのは算数の計算です。
重要な2桁の掛け算や円周率が絡んだ値は全て暗記してしまうほど訓練しました。
社会も理科も問題を見れば瞬時に回答する特訓を続けました。
後になって父から聞いた話ですが、
- こんな中身の薄い勉強をさせるのは胸が張り裂ける思いだった
みたいです。
肝心の私は微塵もそんなことは思っておらず、
流れ作業のような、目新しい勉強法に嬉々として取り組んでいました。(今なら完全に根負けします)
こうして、受験生の一年間は読書をお休みしていました。
余談その2
畳の部屋って集中できる気がするんですよね。
そう思いませんか?
そこで畳の香りと集中力について論文がないか調べてみました。
すると、出てくるんですよね。これが。
タイトルは『畳を用いた学習環境が児童・生徒の学習面と情意面に及ぼす影響』となっています。
内容を読んでみると、
- 畳の方が解答スピードが速い
- フローリングと畳では正答率は同じ
だそうです。
つまり、全体の得点数は畳が有利ということですね。
実際に畳の香りに含まれる成分はリラックス効果や集中力向上などの効能があるらしいです。
(あくまで余談ですよ笑)
追記
畳で特訓してましたが、それが効果的だったということです。
朝の習慣【中学〜高校】
夏の間は4時ごろに起きて勉強していましたが、それ以外は慌ただしい朝でした。
朝食を食べるとすぐに登校する毎日でした。
中学校は往復3時間。
高校は往復4時間かかっていました。
6時半ごろに家を出る毎日でしたね。
あれほど楽しかった父との読書もできず、寂しかったですね。
その代わり、
電車の中でおとなしく読書や勉強をしてました。
珍しいのか、
おじさんやおばさんが(いい意味で)頻繁に絡んできましたね。(←これが関西笑)
【番外編】朝の習慣【中学3年生秋〜冬】
ずっと勉強していました。
勉強しかしていませんでした。
せっかく入った私立中高一貫校を辞めました。
地元の公立中学に通うことになります。
通学時間は
- 1時間半→5分
と一気に激減しました。
浮いた時間はすべて勉強に回します。
勉強時間は
一気に激増しました。
最高すぎます。
この時の私は、何よりも勉強することに幸せを見出していました。
時間が惜しくて惜しくて…。
学校がめちゃくちゃ近いのに、行きも帰りも全力ダッシュです。
できる限り時間を捻出しようと頑張っていました。
自分で目標を立てて、必死で努力して、それを達成する。
独学の真髄をもっとも極めた期間でした。
【番外編2】朝の習慣【現在の私】
早起き継続中です。
- 日の出30分前に起床
- 懸垂&自転車トレーニング
- 朝シャワー
- 朝食
- 文章執筆
このようなサイクルで回しています。
とりわけ、懸垂が役立っています。
1セットにつき20回するのですが、
身体が重く感じるときは疲れがたまっている証拠です。
また、朝の音楽はクラシックやジャズをかけています。
コーヒーは飲まないです。
新聞は取っていないです。
朝食は高タンパク低炭水化物を心がけており、ご飯や食パンは辞めました。
豆腐、納豆、卵、野菜です。(これだけ)
追記
10月下旬に入ると冷え込みが厳しいため、
自転車ではなくジョギングを始めました。
まとめ
遠くから汽笛が聞こえてきました。
始発前の回送列車が通り過ぎていきます。
シャターのガラガラという大きな音。
窓を通り抜ける新鮮な空気。
食卓に漂うコーヒーの香り。
優雅に流れるクラシック音楽。
いまでも、ありありと思い出されます。
- 今日も最高の一日が始まる
ことを予感させてくれるような習慣でした。
そこには、
時代の流れの速さから完全に隔絶された、
ゆったりと落ち着いた時間が流れていました。
このあと始まる読書に心を躍らせつつ、
ほくほくのパンにかじりついたのを思い出します。
追記
本記事で触れたヒルティですが、
他にも名言を残しているので書き添えておきましょう。
- 日々の楽しみを知り、それを楽しみにして生活する
- 明日の楽しみを想い、眠りにつくようにする
- 今後の楽しみを考え、実践する計画を立てる
- 将来の楽しみが期待できるように、今を生きる
本当にそのとおりです。
人生は思ったよりも短い。
楽しんで生きないと!
ではまた明日っ!
↓私の父
↓私の母
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