【子育て】うれしかった7つのプレゼント|「学ぶ」とは共同作業だ
こんにちは、誰よりも好奇心が旺盛なGAKUです。
父親は理想の子育てを追求していました。もっとも尊敬する人でした。
母親は美味しい料理をたくさん作ってくれました。感謝しかないです。
私が受験生のときに、親からもらった7つのプレゼントについて話していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 理想の子育てを追い求めている
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ただ単純に「こういうプレゼントなのね…」ではもったいないので、
- 学びは共同作業である
という観点から見ていきたいと思います。
これが、私の人生
本題に入る前にささっと、自己紹介させてください。
私の人生は受験まみれでした。
- 小学受験?で日本一自由な小学校に編入。
- 中学受験で、関西の灘を除いたトップ6校全てに合格。
- 高校受験で、灘に合格。
- 大学受験で、東大に合格。
- 大学院受験で、東大院に合格。
3〜4年おきに受験の連続です。
両親は、呆れるどころか、結構応援してくれました。
いや、結構どころか全力で応援してくれました。
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
↓まずは以下の記事から!
序章 「学ぶ」とは共同作業だ
私の父は、子どもが学びたいと思っていることに対し、
- 親がどれだけ対応するか
- 共同作業としていかに発展させられるか
ということに重点をおいていたようです。
振り返ってみると、子どもと一緒にモノづくりをしたり、自然遊びをしたりした経験が誰よりも豊富だったと感じました。
もう1つ、参考までに家庭の特徴を列挙していきます。
- 父は教育者
- 母は料理好き
- とにかく自然・アウトドアが好き
- 極めてアナログ主義(時代遅れ)
- そしてひとりっ子の私
- ゲーム・DVDは一切なし
- テレビはほとんど見ない
- おもちゃはほとんど与えない
- 本の読み聞かせを熱心にしてきた
- 教育費には惜しみなくお金を投資する(←ありがとう)
うれしかった7つプレゼント
父よ、母よ、ありがとう。
おもちゃがないと言って駄々をこねたのは許してくれ。
友達の話題(ゲーム・TV番組)についていけず泣きついたのは忘れてくれ。
代わりに与えてくれたものの価値が今になってわかったよ。
児童文学作品
屋内で子どもの感性をもっとも豊かにしてくれるものです。
毎朝の読書タイムが待ちきれなかったです。
登校前に1時間ほど父と一緒に読書をしていました。
岩波少年文庫を中心に読書の世界を広げていました。
数多くの児童文学作家とお友達になりました。
朝の時間に物語を読んでから登校するのですが、登校中は物語の続きを頭の中であれこれとアレンジしながら膨らませていました。
帰宅してからは友達と一緒に野原へ出かけます。
児童文学は自然が舞台のことが多かったものですから、野原でも物語の続きが始まりました。
秘密基地を作ったり、虫を追いかけたりしているときも、そばに物語の登場人物が現れるんじゃないかとワクワクしていました。
父によるとオススメの出版社は
- 岩波少年文庫
- 福音館文庫
で良書がそろえられているようです。
私は岩波少年文庫のものはほとんど読破しました。
私が特に気に入っているものを3つ選ぶとすると
- モモ
- たのしい川べ
- 少年動物誌
ですね。
シリーズものでは
- ファーブル昆虫記
- シートン動物記
- ドリトル先生
を夢中になって読んでいました。
余談
基本的には同じ作品を3度ほど読み返していました。
大学の友達には同じ本・文章を100回以上繰り返し読んで味わったという人もいます。
図鑑・百科事典
好奇心に火がつき出すと、もう誰にも止められません。
ページをめくった先には自分の知らない広大な世界が広がっています。
図鑑・百科事典ともに小学館のものを買ってくれました。
ほぼ全巻そろっています。
時事問題などに関しては朝日ジュニア百科年鑑、
自然に関しては理科年表を買ってくれました。(←ちょっと難しかった)
自主的な学習を大いに促進してくれました。
もっともお金を使うべき分野だと思います。
本棚
こちらは手作りでした。
父と一緒にホームセンターに行ったり、地元の大工さんの作業場を訪れたりして良さそうな木材を選んでいました。
自宅に戻ってから父と一緒に作成しましたね。
寸法を測るところから、部品を切り出し、組み立てまで全て手伝いました。
自分で作った本棚って愛着が湧くんですよね。
あれから十数年経った今でも健在です。
椅子
全てを支えてくれます。
意欲も姿勢も集中力も椅子次第です。
中学受験をする頃に椅子を買ってくれました。
子どもにとってはもったいないほどの椅子でした。
その分、座り心地が完璧すぎました。
毎回椅子に座って机に向かうのが楽しくなりました。
生産性を上げるには椅子がいちばん重要だといつも思います。
自転車
大学入試のちょうど1年前でした。
- 父「ガク、チャリ買ってみないか?」
- 私「今年、受験だよ」
- 父「これから自転車屋に行くぞ」
いちばん驚いたのは本人(私)でした。
こうして1週間後には手元にロードバイクが届きました。
それ以降、勉強の合間にサイクリングで出かけるようになりました。
おかげさまでがっちりした体格に仕上がりました。
私が上京する際に一緒に運び込み、今でもお世話になっています。
余談
どうして受験真っ最中に買ってくれたのか、いまだに謎…。
山道具
いよいよ上京するというときになって、ポンと大金を渡されました。
思わず尋ねてしまいました。
- 父「これ、持ってけ。」
- 私「どうした?」
- 父「自由に使っていいよ」
私の家庭は裕福ではありません。
このお金を稼ぐのにどれほどの努力がかかっているかくらいは容易に想像がつきます。
せっかく使うなら絶対に後悔のない使い方をしようと決めました。
大学生の身分を最大限に生かそうと誓いました。
つまり、
- 時間
- 体力
- 気力
これらが有り余っている時期においては、登山に熱中するのが最適だという結論に至りました。
そこで私は全てを登山に使いました。
普段の倹約生活は変えることなく、山にだけ投資しました。
- 道具には絶対にケチるな
という父の教え通り、納得のいく山道具をそろえました。
このおかげで雪山・クライミング・山スキーといった技術を身につけることができました。
いままでの山の世界がガラリと変わりました。
自分が努力すればするほど、
肉体を強靭にすればするほど、
気力を強く保てば保つほど、
新しい世界を拓くことができました。
こうしてのめり込むように山に通い、気付いたときには4年間で600座以上も登っていました。
登山に真剣に取り組んだことによって、肉体と気力の限界を突破することができました。
机上の勉強では絶対に得られない経験をすることができて満足です。
パソコン
上質なものからは、上質なものが生まれます。
もともとは自分で買うつもりでした。
当時使っていたWindowsの動作が鈍くなってきていました。
スティーブ・ジョブズやApple製品の機能美に魅了されていたこともあって、MacBook Proがどうしても欲しいと思いました。
でもあまりに値段が高すぎます。
実に家賃5ヶ月分相当の金額でした。
買おうと思い立ってから実際に買うまで9ヶ月を要しました。
そしていよいよ買うというときになって、親から「パソコン買い換えるんだったら助けるよ。」と打診されたのです。
これは本当に助かりました。
- 勉強道具・仕事道具にはお金を惜しむな
と父は言いました。
そしてこのように続けました。
- パソコンは脳みたいなもんだ。脳にケチってはダメだ
資金的に援助があったおかげでスペックを妥協せずに満足のいく買い物ができました。
最後に ひたすら質にこだわった父
私の家庭は倹約家でした。
- 外食はしない
- ゲームやおもちゃは買わない
- 旅館やホテルには泊まらない
- 海外には行かない(←そのお金がなかった)
- 車は安いのを何年でも乗る
その代わり、次のことを実践していました。
- 勉強道具・仕事道具は最高のものを選ぶ
- 見た目よりも質と機能にこだわる
- 書籍にはお金を惜しまない
- 食材は安全・品質を最重要視
結果的に人生は充実して幸福度は高まります。
幸福度の向上は健康と生産性を支えてくれます。
これらのことを深く感じました。
それでは!
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