大学受験が終わったら読んで欲しいおすすめ本【東大生おすすめ】
大学受験が終わったら是非とも読んで欲しい本を紹介します。
三大必読本
昔、青年の間で流行った本です。
善の研究
当時の学生は例外なく持ち歩いていたらしいです。
それを聞いて、私も読みました。
正確には読み始めました。
紹介文抜粋
真の実在とは何か、善とは何か、いかに生きるべきか。主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに、人間存在に関する根本の問いを考え抜いた西田幾多郎(1870‐1945)。東洋の伝統を踏まえ、西洋的思考の枠組そのものを問題にした本書は、百年後の今日まで日本の哲学の座標軸であり続ける。
追記
途中で挫折しました。私には難しかったです。受験勉強を頑張っても、本が読めないのでは話になりませんね。受験で何を学んだの?って聞かれると返答に困ります。
出家とその弟子
読みやすい本でした。
親鸞と弟子が登場し、対話形式で進められます。
青年たちが直面するあらゆる問題や悩みについて素直に書かれています。
紹介文抜粋
1高在学中から西田幾多郎に傾倒し、宗教文学に一境地を拓いた劇作家倉田百三(1891~1943)の代表作。浄土真宗の開祖親鸞を主人公とし、生き方に悩む多くの若い人々の心を捉えた。
追記
私は高校2年生くらいのときに読みました。
受験勉強の無味乾燥さに疲れ果てて、毎日の勉強が嫌いになったことがありました。
精神的に参った時は本を読みます。父の書庫を彷徨っていると、ふっとタイトルが目に飛び込んできました。
迷わず手にとって、一気に読みました。感激したので、その後も2回、3回と読み込みました。
余談
倉田百三も善の研究を愛読書としていたようです。
三太郎の日記
三大必読書と聞いて、高校生の頃に読んだのですが、よく覚えていないです。
もう一度読み直そうかな。
紹介文抜粋
苦悩と内省、自己を確立していく豊かな感受性と真摯で強靭な思索のあとは、多くの学生に圧倒的な共感をもって支持され、愛読されてきた。青春のバイブルと称された。
個人的なおすすめ本
車輪の下
この本がきっかけで、ヘッセの他の著作物も一気に読みました。
極めて読みやすい本です。
中学・高校生から読み始めてOKです。
受験戦争、教育家庭で育った少年の感情がありありと描かれています。
主人公の少年は、教育パパのもとで育てられ挫折してしまいます。
全国の親御さんにも是非とも読んで欲しいです。
教育に関心が高いのは素晴らしいですが、自分を見失っていませんか?
きけ わだつみのこえ
必読書です。
あらゆるメディアで紹介されている本です。
若くして戦争で亡くなった青年の記録が書かれています。
これほどしっかりした意見を持っている人は、いまどのくらいいるのでしょうか。
日本が戦争で失ったものは大きいです。
勉強関係の本
やっと受験から解放されたのに、また勉強かい!?ってなりそうですが、
これから紹介する本は、「考え方」「学び方」を工夫するコツが盛りだくさんです。
外山滋比古
『思考の整理学』という本が大学生協でもっとも売れるらしいです。
私も持っています。
中身がちょっと古いのが気になりますが、ためになるお話がたくさんあります。
「ネタは一晩寝かせる」は役立っています。
みなさんにも『思考の整理学』を勧めたいのですが、いまの時代向けに新しく本が出されているので、こちらを読んでおくと良いです。
両方買うのもありですが、被っている内容も多いです。
『知的創造のヒント』紹介文
常に心構えを柔軟にしておくコツや、忘却の効用、雑談のすすめ、メモをとる是非、本の読み方まで、今から実践できるトレーニング方法を数多く収録。あなたに最適な知的創造のヒントがここにあります。
上田正仁
東大の新入生に大人気の講義をまとめた本です。
感激したので、父にも勧めました。
喜んで読んでいました。
そして、大量にメモしてました笑。
一家に一冊置いておきたい本です。
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