【受験】ミスしてばかりの私がいっさいミスをしなくなった4つの方法|今すぐできる実践アクション
ミスばっかりしていました。
小6から模試を受け始めましたが、ミスが大量にありました。
それでもきちんと対策をした結果、12月にはミスをいっさいしなくなりました。
天才でもミスはします。
努力家はミスを減らします。
中学受験では灘を除く関西のトップ6校に出願してすべてから合格通知をいただきました。
そのあと、灘東大に合格しました。
数学オリンピックで2回受賞しました。
天才だったからではありません。
努力したからです。
ミスを減らしたからです。
今回は、いっさいミスをしないための4つの方法をご紹介していきます。
- 能力を最大限に発揮したい
- ミスをなくしたい
- 才能はないけれど結果を出したい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 役に立つ私の経験談
も補足しながら紹介していきます。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
自宅学習の最大の欠陥
私は小6に上がるまでずっと自学自習を続けてきました。
小6になってから大手の塾の模試を受けるようになりました。
試験慣れしていない私は点数の取りこぼしが非常に多かったです。
特に、
- スピードが足りない
- ミスが多い
この2つが致命的な欠陥となりました。
そこで毎朝1時間の特訓を開始しました。
ストップウォッチを持って早く解く練習を重ねていきます。
その結果、格段にスピードアップできました。
制限時間内ですべての問題を解ききることができました。
おかげでテストの成績も見違えるように良くなりました。
でも、
それなのに…
いくら頑張っても超えられない壁があったのです。
それがミスでした。
私は根性だけは誰にも負けませんから、必死でミスをなくそうと努力しました。
がむしゃらに努力しても意味がありません。
具体的には以下に示す4つの方法を実践しました。
おかげさまで12月にはミスをゼロにすることができました。(←なんとか入試に間に合った…)
私が実践した4つの方法
ミスは以下の場合に発生します。
- 集中力の散漫
- ワーキングメモリの低下
- 脳の疲労
そこで具体的に4つの方法を実践しました。
- 自己洞察
- 原因究明
- 対策
- 客観的な視点の導入
さっそく順番に見ていきましょう。
自己洞察
ミスをするときの状態をきちんと把握しておきましょう。
- 元気だったのか、そうでなかったのか
- 健康だったのか、体調が悪かったのか
- 精神的に落ち着いていたのか、不安定だったのか
- 集中力できていたのか、散漫していたのか
- …
自己洞察は大人になってからも重要になってきます。
子どものうちから自分で自分のことを冷静に捉えられると、今後必ず役立ちます。
私の場合は、こうなります。
- きわめて元気
- 最高の体調
- 緊張していた
- 集中力は散漫だった
緊張感と集中力はメンタルトレーニングをこなし、模試の場数を踏む必要があります。
以下に述べるアクションを実践することで徐々に改善されていきました。
原因究明
自己洞察の結果から、なぜミスが起きたのかに焦点を当てていきます。
先ほども述べましたが、ミスは次の場合に発生します。
- 集中力の散漫
- ワーキングメモリの低下
- 脳の疲労
私の場合は、この中でも集中力の低下が関わっていました。
具体的には以下の通りです。
- 小さな音に敏感だった
- 他人の動作を気にしていた(ページをめくったり、鉛筆を回したり…)
- 光にも敏感だった(薄暗いところでテストを解くのがいや)
- 極度に緊張していた
- 人一倍不安がっていた
もう致命的ですね。
これじゃ世の中生きていくのが大変です。
当時の私は、
- ちょっとしたことが気になった
のです。
今は何にも気にならなくなりました。
メンタルトレーニングを徹底的に行ったからです。
このことについても別記事でまとめます。
対策
さて、実際にどのような対策をしていけばいいのでしょうか。
私がまず行ったのは、テスト慣れすることでした。
他の受験生と比べると、圧倒的にテストの数が少なかったです。
というのも、みんなは普段の塾の授業で毎回テストを受けていますが、私は自主学習していたため、テストとは無縁の世界で育ったからです。
ちょっとしたことで緊張や不安が高まって、ミスにつながりました。
実際に取った行動は次の通りです。
- テストの場数を踏む
- テストをたくさん受けて敏感な症状を抑える
- 試験の休み時間は散歩して気分を紛らわす
- 小さな不安を引きずらない
とりわけ、不安感は気にしだすと雪だるま式にどんどん大きくなっていきます。
無視するのが一番です。(←実際に不安を消せたのはもっと後のこと)
客観的な視点の導入
自己分析の力は必ず必要です。
でも、それにこだわっていても見えない部分はあります。
たとえば。
富士山には宝永山(2702m)という「たんこぶ」が脇にありますよね。
でも見る方向によってはたんこぶが見えないわけです。
山梨県側から眺めても、致命的な欠陥に気づかないままです。
このように、いろんな方向から分析して初めて明らかになることも多いです。
そこでミスを減らすために、私が実践したのは次の通りです。
- 父に見てもらう
- 体験記を読む
とりわけ、体験記を読むのはためになります。
他の人がどのようなミスや失敗をして、どう対処したか。
それを参考にするのです。
いわば、他者視点が凝集されたものだと言ってもいいでしょう。
他にも成功者の記録を見ることで、普通の人と違った点を分析するのも効果的です。
なお体験記ですが、通塾していない場合でも「体験記ください」と言えば快くもらえます(←宣伝なのでパンフレットも大量に送られますが…)。
最後に|ミスは最大の損である
理解していたのにミスった。
これほど痛いことはありません。
合格者はとことん対策します。
ミスごときで大量失点するようでは確実にふるい落とされます。
この記事をもう一度読んで、今日から実践してください。
最後にもう一度まとめておきますね。
ミスは以下の場合に発生します。
- 集中力の散漫
- ワーキングメモリの低下
- 脳の疲労
そこで具体的に実践すべき4つの方法はこちら。
- 自己洞察
- 原因究明
- 対策
- 客観的な視点の導入
読んで満足しても結果につながりませんよ。
まずは行動あるのみです。
それでは!
尊敬する父
受験まみれの私
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