【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

【赤裸々報告】見学前に読んでおきたい|きのくに子どもの村学園で変化したこと

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

「まるで別人のようになったね。」

母親はそう言いました。

人見知りが激しく、

寡黙な子どもでした。

そんな私が大きく変わったのです。

私立から国立まで、これまで様々な学校を経験してきましたが、

  • 環境で人は変わる

と断言できます。

  • きのくに子どもの村学園への入学を考えている
  • 入学後、どんな子どもに育つのか知りたい

そんな方は今回の記事が役に立つはずです。

とりわけ、

  • 今から振り返って感じた点

を補足しながら紹介していきます。

このブログは以下の方に向けて書いています。

  • 子育てをしている方
  • (学生・大人問わず)勉強している方
  • 子どもと接する機会のある方

よろしくお願いします!

目次

人間形成に関わる要素

いきなり堅い話から入ります。

人間形成がどのようになされるのかについて、

  • 遺伝的要因
  • 環境的要因

の2つの相互作用によってもたらされるという考え方が一般的です。

心理学者のフロイトは、

  • 発達段階の経験が、後の人間形成に決定的な影響を与える

としています。

また、環境的要因には次の3種に大別されます。

  1. 家庭的要因
  2. 集団的要因
  3. 社会・文化的要因

小学1年生からきのくに子どもの村学園に入学する場合、

  • 生活環境のほとんどが学園(寮)

であるため、

家庭的要因以外の要素が大きく関わってくることになります。

これらを踏まえて、今回は、

  • きのくに子どもの村学園に入って変化したこと

について話していきます。

まるで別人のようになったね【性格面】

週末だけ、自宅に帰るようにしていました。

その度に母親から言われた言葉が、

「ガク、まるで別人のようになったね」

でした。

そうです。

私は変わったのです。

以前の、

  • 人見知りが激しい
  • 寡黙でおとなしい
  • 緊張しやすい

という物静かなガクはいなくなりました。

代わりに、

  • 自分の意見をはっきり言う
  • よくしゃべる
  • 自分に自信を持つ

と言う、真逆の性格を持ったガクになりました。

これはひとえに、きのくにの教育方針が大きな影響を与えたものとみられます。

学力も変化した

結論から言うと、

  • 学業成績はズタボロ

になりました。

(↑学校のテストで点数が取れなかったという意味です)

入学からわずか半年で転校したのですが、

学業成績でも大きな変化が見られました。

地元公立の先生から言われた言葉が忘れられません。

「ガクくん、変わったね」

きのくにへ転校前は、テストは全て満点、成績も学年で1番でした。

それが、再び地元公立に戻ってきたときは、テストの問題が解けなくなっていました。

計算は得意でしたので、算数はなんとかできたのですが、

国語がダメでした。

漢字が読めない・書けない・知らない…。

本当に辛かったです。

学校の先生がたたみかけるように、

「きのくにで何を学んだの?」

と言ってきたときは、泣きそうになりました。

心の中では大泣きしていました。

違うんだ。

きのくにで学ぶことと、公立で学ぶことは正反対なんだ。

僕は漢字も読めないけど、それ以上のことを学んだんだ。

そう言ってやりたかったです。

でも、言えませんでした。

再び、元のガクに戻りました。

  • 人見知りが激しい
  • 寡黙でおとなしい
  • 緊張しやすい

誰もが知っているガクで再出発です。

ちょっとデキる友達からは笑われました。

私は負けず嫌いな性格でしたから、

家に帰って親にもっと勉強したいと断言しました。

いまから振り返ると、この時期が、自宅学習・独学の道へのスタート地点でした。

悔しさを力に変えて机に向かう日々が続きました。

最後に|結局、きのくにを辞めて良かったのか

大事なことです。

折に触れてこの話題になります。

  • 「結局、きのくにを辞めて良かったのか」

もし、私がきのくにを辞めていなかったら、

  • 中学・高校はそのまま「きのくに」に入っていたでしょう
  • つまり、中学高校受験は経験しない
  • さらに、世間的な学力は底辺レベル(←きのくにでは「お勉強」はほぼしない)
  • その代わり、生活をゼロから作る力は相当身につく
  • コミュニケーション力も鍛えられる(はず)
  • 自分の純粋な好奇心に従った生き方ができる
  • 家計が破綻する

このような変化が見られると思います。

もし、将来、研究や専門職に進む選択肢を残しておきたいのであれば、

  • きのくにに行かずに普通にお勉強をする

ことをお勧めします。

中学受験をして、地元の進学校に入り、規模の大きな大学に入った方が有利に働くことが多いからです。

ですが、

大企業就職や将来の年収の多寡にかかわらず、子どもの「好き」なことを積極的に伸ばしたいのなら、

  • きのくにという理想的な教育の場を体験させる

のもアリだと思います。

以前にも述べましたが、

きのくに子どもの村学園は

  • 自主性の尊重
  • 体験学習の重視
  • 個性の尊重

を3本柱として掲げています。

地元公立では、

  • 皆と同じ行動をする

ことを求められていました。

正反対の教育方針です。

きのくにの教育が刺激になるのは間違いありません。

ただ、それが良い方向に傾くか、そうでないかは、

子ども本人と親御さんの考えによるでしょう。

こういうと無責任ですが、私は両方経験できて幸せでした。

「どちらか一方だけ」だと価値観が偏ってしまうからです。

関連書籍

最後に、関連書籍のリンクを貼っておきます。

まずはこれらの本を読んでから考えて見ると良いです。

転入や入学を考えていなくても、教育のあり方について考えさせられます。

 

関連記事

きのくに子どもの村学園についてもっと知りたい方はこちらから。

おすすめ商品のご案内

▲足温器はいろんなメーカーから出されていますが、パナソニック製がもっとも丈夫で信頼できると思っています。私の自宅で使っているものは購入から15年以上が経っていますが、まだまだ使えます。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

独学で灘・東大へ合格しました。
数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

子ども視点から子育ての良かった点をまとめていきます。
親子で使える日本唯一のブログを目指しています。

2021.03.18~ YouTube始めました

チャンネルを見る

↑登録して欲しいです

関連記事

↓こちらのボタンから、他の方のブログ記事もご覧いただけます

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ

記事を投稿しよう!

このサイトは管理人の私が一方的に私論を展開する場ではありません。

読者様も一緒にディスカッションする、体験談や知恵を共有する空間を作っていきたいのです。

そこで是非ともみなさまの文章をご投稿いただきたく、ご案内差し上げます。

投稿テーマについて

「これだけは伝えたい!」「自分の勉強経験をサイトに載せたい!」という方は大歓迎です。

・幼少期の教育方法
・子育てで奮闘した話
・塾選びのコツ・内部事情
・学生時代に用いた教材と勉強方法
・受験体験記(合格も不合格も)

将来の日本を支える世代のために是非ともご協力ください。

投稿方法について

以下のボタンより、詳細なご案内ページをご覧ください。

コメントの送り方

  • コメント:ご自由にどうぞ。
  • 名前:公開されます。ペンネームでOKです。
  • メールアドレス:公開されません。管理人のみ閲覧できます。
  • サイト:空白で大丈夫です。企業の方はホームページをご記入ください。

メッセージは管理人の私が「承認」すると公開されます。お気軽にお送りください。

管理人からの反応がない場合は、nadatodai55+blog@gmail.com宛てにお送りください(システムの都合上、まれに受信できないことがあります)。

コメント

コメントする

目次