【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

【受験勉強と両立するコツ】クラブは入るべき?【東大の部活動も紹介】

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

部活動と勉強の両立は誰もが気になることでしょう。

クラブは入った方がいいのでしょうか?

難関校を受験する場合は、学校の部活動に参加せずに勉強だけに専念したほうがいいのでしょうか?

本記事を読むことで、皆さんの迷いや不安が解消できればと思います。

最後までご覧ください。

目次

結論→入るべき

まずは、結論から述べます。

学校のクラブは入った方がいいです。

人的環境を有効活用すべきです。

学校には大きく2つの環境があります。

  • 人的環境:人との関わり
  • 物的環境:学校の設備、教育サービス

物的環境は自分でも用意できます(塾や独学など)が、人的環境は学校の最大の魅力です。

本記事は、YouTubeでも視聴できます

新チャンネルを開設しました。

「ながら聴き」できるようにしています。料理や移動中にご活用ください。ブログ記事を見ながら聞くといった使い方もgoodです。

YouTubeにコメントいただけると嬉しいです。ご質問、ご相談は動画にしてご回答差し上げます。

【勉強への影響】部活動で成績が下がったらどうしよう…

部活動の学業への影響は少なからずあります。

好影響になるか、悪影響になるかは、人それぞれです。

他のことに励むことで、自信が生まれて学業も励む人。
クラブにかかりきりで、勉強時間も取れない人。

どちらに転がるかは、本人次第です。

不安なら、直接メリットが大きいものを選べば良いだけのこと。

数研、生研、物研、地研、地歴研などを選べばいいでしょう。

実際、灘の数学研究部に入っていると、受験数学の勉強をしなくても余裕で東大に合格できます(生物研究部も同様)。

私のエピソード

小学時代

全員、何かしらのクラブに入る必要がありました。

私は自然や実験が好きでしたので、理科実験部のようなクラブに入りました。

普段の理科授業に面白さを加えたような内容でした。

まあ、お遊びですよね。

いい先生に恵まれて、普通に楽しかったです。

中学時代

私立中高一貫校に入りました。

クラブには入部していません。

厳しい中学校でした。

  • 課題が多すぎてクラブどころではなかった
  • 学校がクラブを推奨していなかった

というのが、主な理由です。

クラブに入る代わりにガシガシ勉強していました。

そのおかげで灘高にも合格できました。

高校時代

最初は数研と生研に入部しました。

もともと数学と生物が好きだったからです。

灘校数学研究部

数学オリンピックの受賞者が多数在籍しています。

もはや憧れの存在です。

灘校数学研究部の様子(当時)

部員の雰囲気
→変態ばかり…笑

輪読を定期的に開催
→数学書を読んで、部員に解説する

問題を自分で作成
→部員に解かせる

普段の様子
→パソコンを使ってゲームしている(遊んでいる)

天才ばかりでした。

個人的な意見ですが、灘校数学研究部は「灘のなかでも最も灘らしい人が集まっている」クラブだと感じます。

灘らしいというのは、世間的な灘校生のイメージです。

専門書に没頭している人、その横で悪ふざけをしている人、それなのに数学の難問をさらりと解いてしまう人…。

そういった人の集合体です。

灘校生物研究部

私の尊敬する先輩が在籍しており、私の友人も入部しました。

いやそれ以前に、私が自然好き、生物好きでした。

内容は以下の通りです。

灘校生物研究部の様子(当時)

部員の雰囲気
→真面目

ガサを定期的に開催
→学校脇を流れる住吉川の生態調査

普段の様子
→部室でくつろぐ

自分にぴったりのクラブだと感じました。

部員たちと一緒に高校3年間を過ごせたら、どんなに幸せだろうと空想したりしました。

また、学校脇を流れる住吉川が予想以上に清流で、多様な生き物が生育していることがわかりました。

せっかく入部したクラブを辞めた理由【高校時代】

ところが、わずか2、3ヶ月でクラブを辞めてしまいました。

理由はいくつかあります。

主なもの3つを上げると以下の通りです。

せっかく入部したクラブを辞めた理由【高校時代】

  • 帰宅時間が遅い
  • 体力が消耗する
  • 父と登山していた

順番に説明していきます。

帰宅時間が遅い

これが致命的でした。

当時の私は片道2時間の通学をしていました。

クラブ活動を終えて帰宅するとなると、家に到着するのは20時〜21時とかになってしまいます。

夕食を一人寂しく食べて、そのまま風呂に入ると…。

あれれ、寝る時間が来てしまいました。

体力が消耗する

日没過ぎまでクラブ活動をします。

満員電車に揺られて2時間かけて帰宅します。

疲れました。

寝るしかありません。

翌朝は5時半に起きて満員電車が待ち受けています。

これは長続きしないなと感じました。

実際、長続きしませんでした。

父と登山していた

もう一つ、候補として上がったのは山岳部です。

灘校ではワンダーフォーゲル部という名称で存在していました。

活動は基本的に週末なので平日に疲れが残ることは無いでしょう。

でも、

でも…。

入りませんでした。

当時の私はケチを極めていたため、週末の交通費が無視できませんでした。

それに、週末も長時間電車に乗って出かけるとなると…、やはりキツいと思いました。

大学時代

高校卒業時に、ひどい後悔に襲われました。

なぜ私はクラブに入らなかったのか?

過ぎたことは取り戻せないです。

大学に入ったら、運動部に入部してガシガシ部活動を始めました。

毎週土日は欠かさず登山です笑。

よく体力が持ちました。

東大の運動部に入って良かったこと

本当に部活動をして良かったです。

ざっと3つ挙げると以下のようになります。

  • 世界が広がった
  • 官僚組織の一端に触れた
  • OBとの繋がりが最強

詳しくは、動画で話しているので聞いてみてください。

部活動のデメリット【大学時代】

でも、いいことばかりではありません。

学業との両立はやはり難しいです。

落単している人も多かったのが現実です。

留年→精神的不安定

この流れで姿を消す人も多かったです。

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今から振り返って思うこと

何度も繰り返しますが、クラブは入ったほうがいいです。

「人的環境を最大限有効活用すべし」というのが私の意見です。

  • 同期との結びつき
  • OBとの繋がり

これらが得られるのは部活動ならではのメリットです。

まとめ

最後にもう一度、復習しておきましょう。

冒頭でも紹介したように、学校には物的環境と人的環境があります。

  • 物的→施設、教育サービス
  • 人的→人との関わり

ですね。

最大の魅力は人的環境が整っているということです。

これだけ大きな同世代のコミュニティーは学校しかあり得ません。

授業だけが目的なのであれば、独学すればいいだけのこと。

せっかく学校に入ったのであれば、部活動にも積極的に参加して欲しいです。

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