日記を書いていますか?
私は小1の頃に日記帳をプレゼントしてもらい、日記を書き続けることになりました。
ところが、途中で断念します。
高3から再び書き始めました。
毎日A4一枚以上のペースです。
相当な時間と分量を日記に費やしました。
ときどき見返します。
自分の資産だと思っています。
今回は、日記を書くメリットをご紹介していきます。
- 毎日に生きがいを感じたい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
とりわけ、
- 脳科学的な根拠
- 私の経験談
も補足しながら紹介していきます。
日記を書かないのはもったいない
私はとても惜しいことをしました。
せっかく小学1年生から始めた日記をわずか半年で中断してしまったのです。
きっかけは学校の先生に見られたことでした。
恥ずかしくなって、もう日記なんて書かないと決めました。
もし、あの時止めずに続けていれば…。
当時の私の考えを見返す機会を失いました。
実に惜しいことをしました。
このまま何年か経ち、大学受験生の頃に日記を再開しました。
その時の思考の軌跡は今でも見返すことができます。
日記を書くべき5つのメリット
脳科学的にも良いと言われるメリットを並べました。
- アウトプットの練習
- 自己省察の機会
- 気づきと発見
- ストレス発散
- 幸せになる
順番に解説していきます。
アウトプットの練習
言語化する能力を鍛えるのに役立ちます。
見ることもできないし、触れることもできない思い出や記憶を言葉にします。
日記とは視覚化の作業と言ってもいいくらいです。
さらに日記帳を積み上げることで、自分の思考の軌跡が量として可視化できます。
私はまた、描写力を鍛える場としても活用しました。
自然の情景を豊かに表現する詩人・作家さんは山のようにいます。
彼らを真似して文章を書きました。
こうすることで、自分には備わっていない言葉の言い回しを身につける機会になりました。
物事の習得はインプットではなく、アウトプットによって完成されます。
自己省察の機会
自分を知る。
大切なことです。
物事に追われていると、ついつい自分を見失います。
日記は自分自身を客観視するのにも役立ちます。
客観視することによって、次の3つのメリットがあります。
- 自己洞察力
- 内省能力
- レジリエンス(ストレス耐性)
自己洞察力とは、自分を見つめ直すことです。
人が行動するのには理由があります。
何らかの利得を求めているかもしれないし、勘が働いたのかもしれません。
あるいは考えることを放棄して流されたのかもしれません。
それを言葉にすることで、自分の決断や思考をもう一度再現することができます。
つまりフィードバックです。
自分を省みることで、今後につなげることができます(内省能力)。
また、自分を客観的に見る癖をつけておくと、ストレスへの対処も適切にこなせるようになります。
折れない心、しなやかな心にすることで精神を病みにくくなります(レジリエンス)。
これらはそのまま自己成長につながります。
気づきと発見
平凡な毎日が多いかもしれません。
でも、日記を書くのです。
昨日と全く同じ1日はあり得ません。
必ず何かしら新しいこと、楽しいことがあるはずです。
それらを見つけ出すくせが身につきます。
人は新しいこと・楽しいことを発見するたびにドーパミンが放出されます。
これはそのまま集中力や記憶力の向上につながります。
それだけではありません。
何気ない日常に楽しみを見出すことが毎日の原動力につながります。
つまり自己成長に欠かせないのです。
ストレス発散
不安や恐怖を感じた時、それを吐き出すと心が楽になりませんか。
ずっと重荷を背負っていても疲れるだけです。
日記に書きつけることで心は軽くなります。
私は人生の方向性に悩んだ時、必ず文字にしてまとめています。
頭に浮かんだことを全て書きつけるのです。
そうすると、頭の中がスッキリします。
モヤモヤした感情が整理されたからです。
幸せになる
楽しかったこと、嬉しかったことを書くと幸福度が高まると言われています。
それを家族や友達にシェアすると、幸福度はもっと高まります。
これは心理学の研究でも実証されているようです。
同様に、ネガティブなことはポジティブに変換するのです。
ポジティブに変換して書き続けると、さらに毎日が幸せになります。
例えば、
- 雨が降ったからぬかるんでいて、靴が汚れた。雨は嫌だ。
- 雨が降ったけれど、美しい虹を見ることができた。雨の良さを感じた。
どちらの方が幸せそうな人だと感じますか?
追記2021 日記公開しました
短文日記という形で、このサイトにも公開しています。
日記という特性上、本音が出ています。
毎日の食事や出費も全て公開しています。
興味ある方は覗いてみてください。

最後に|私は「わたし」という書物の編纂者だ
人生を一つの書物と考えるとワクワクしませんか。
あなたは「あなた」という一つの大きな書物の執筆者です。
悩んだこと、辛いこと。
楽しかったこと、幸せなこと。
そして、これからの理想の生活について。
そのときどきに感じたことを書き綴るのです。
それでは!
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