【寄稿】秋桜咲く|読者様の高校受験合格体験記

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

読者様から合格体験記をご寄稿いただきました。

とても素晴らしい記事ですので、こちらに掲載いたします。

読者様からのメッセージ

いつも楽しく読ませていただいています。

現在高校一年生の息子の高校合格体験記という形で投稿してみます。

灘-東大に比べレベルが低い印象を受けると思いますが、中学受験ではラサール中学合格、久留米付設中学不合格という経験を持っていること、中学時代は、進学塾の灘高校進学クラスに推薦されるまでは登りつめたこと、そして現在、独学で国立大学医学部の現役合格を目指しているという点では、ブログの読者の参考になる部分もあるのではないかと考えています。

県立〇〇高校理系前期合格、私立〇〇高校特待A合格、その他不受験

目次

秋桜咲く

小学生の頃から〇〇塾に在籍し難関私立中学受験を経験した僕は、中学1年生の時にはSに在籍できた。SとはTの中で特に優秀な人たちの称号であり、難関私立高校の合格の目安になる。その地位のまま中学校生活を謳歌できれば幸せだったのだろうが、そうは問屋が卸さなかった。Sの上に位置するNに届きかけていた成績は2年生の途中から下降し、SからTに格下げの状態だった。目の前のことをそつなくこなしているつもりではあったが結果がついてこなかった。だからと言ってガムシャラに勉強するモチベーションは持ち合わせていなかった。しばらくの間解決の糸口が見つからず、面白くない日々が続いた。

3年生の春にコロナ渦で時間に余裕ができたが、その時期に英字新聞が届き始めた。英語力が伸びない僕を心配して、父が準備していたのだ。また、ラーニングピラミッド、エビングハウスの忘却曲線、プラトー現象などの小難しい話や、テキストを隅々全部やり遂げることの意義を聞かされ、僕自身の意識が少しずつ改革され始めた。半信半疑ながら、春休みに渡されていた難関私立高校の過去問を集めた数学の問題集を先取りで全てやったが、それだけでは満足できずレベルアップ演習を購入し独学で進めた。英語のシリウス21の発展編vol3は埃をかぶっていたが久しぶりに手に取った。書き込んでいるページがあったので新たに入手してもらい、これまた先取りで全てやり切ることにした。

その過程で、数学と英語においては偏差値60以上を叩きだせるようになったのだった。矛盾するような言い方になるが、目先の評価は二の次だと感じつつあった。大事なことは何より網羅系のテキストを網羅的に学習し尽くすことである。少々時間がかかろうがコンプリートすることを優先し、目先の評価に感情を揺さぶられることなく、焦らずに結果を待つことが大切だ。そしてSへの執着心や高校入試への焦りは徐々になくなっていった。

3年生の秋には、Sを通り越して雲の上の存在であったNへの招待を受けた。確かな手応えを感じた瞬間だった。そして僕は〇〇塾を去る決意をした。〇〇塾で鍛え上げた学力をベースに、その後は独自のプランで、英検2級,、数検準2級(満点)、漢検準2級を立て続けに取得した。長い人生を見据え、自由英作文だけはバイリンガルの知り合いに添削指導をしてもらい、いきた英語を学ぶべくスタートを切った。年が明けてからは小論文と面接の対策を、両親にアドバイスをもらいながら進めた。面接に関しては(実際には必要がなかったのだが)英語の想定質問とそれに対する答えを用意するなど、考えつく限りの対策を全力で行い、入試本番を迎えた。

公立高校志望である多くの生徒にとっては、最終ゴールである難関大学入試を見据えたモチベーションの維持は大きな課題であろう。僕にとっては、成績が伸び悩みつつもどうにかモチベーションを維持し続けられたのは、自分が置かれた環境を味方につけることができたからだと思う。まずは、灘-東大を目指せるような学力の高い友人の存在はラッキーだった。また、学力低迷期に難関私立高校志望のライバル達から刺激を受け続けることができたのは、苦しくも必要な経験だったのではないか。さらに親のアドバイスも積極的に受け入れることができたようだ。親のアドバイスの真髄は「網羅系のテキストを網羅的に学習する」ということだった。これこそ受験勉強の本質ではないかと思う。高校入学前に受験勉強の本質を知ったことは計り知れない大きな成果であろう。

管理人より

はじめまして。

この度は大変素晴らしい記事を送ってくださり、心より感謝申し上げます。合格体験記はとても貴重で、当サイトの受験生にも響くものが多いはずです。是非とも掲載させていただきたく存じます。

医学部合格、応援しております。是非とも全力を尽くして充実した高校生活をお送りください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

追記
シリウス21は採用している塾・学校が多いです。灘中でもシリウスを使っている学年がありました。他にも大学受験の話や教材など記事リクエストがありましたら、記事を作成しますのでお知らせください。

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この記事を書いた人

独学で灘・東大へ合格しました。
数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • こんにちは現在中二で灘高校を目指し始めました。学校の進度通りで遅すぎるかもしれないですが、最後まで頑張りたいです。今後どのようなプランで学習を進めていくべきでしょうか?使う参考書も教えて欲しいです
    進捗は
    国語 学校の進度通り 読解などに手をつけていない
    数学 中2の関数まで進んでいる
    英語 英検準2級取得 中3の文法まである程度やっている
    理科 学校の進度通り基礎問題なら解ける
    社会 学校の進度通り7割くらい忘れている

    • はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      学校の進度通りとは、公立中学の進度と同じだということでしょうか?英語は自学自習や塾で先取りしているのでしょうか?
      もしよろしければ、いまお使いの参考書・問題集も詳しく教えて頂けませんか?
      よろしくお願いいたします。

  • 大変遅くなりすみません
    塾の進度通りとは公立中学校の進度で中2の後半あたりまでのことを指しています。
    英語は単語は高校2年くらいまでやっていますが文法は高校範囲はまだやっていませんまた作文やリスニングなどもやっていません

    問題集 参考書
    数学 スタートダッシュ中学数学、数学ハンドブック図形数式、ハイスタンダード演習(まだ使ってない)日々のハイレベル演習(まだ使ってない)高校入試一問一答数式編図形編(まだつかっていない)
    英語 パーフェクトコース中学、安河内の英語を初めから丁寧に完全版
    国語 (まだ何もやっていないです)出口の論理入門
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