【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

【東大生】幼少期に熱中した遊び9つ|子どもと遊ぶコツ【室内編】

ガクさん
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東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

たくさん学びました。

それ以上に遊びました。

これまでの人生を振り返ると、

  • 遊びが与えてくれたメリットは計り知れない

と感じます。

とりわけ、私は

  • 習い事を一度も経験してこなかった

ため、遊びが唯一の

  • 自己表現
  • 新分野習得

の場として機能しました。

  • どんな遊びがどう影響を与えるか知りたい

そんな方は今回の記事が役に立つはずです。

とりわけ、

  • 今から振り返ってよかった点

を補足しながら紹介していきます。

このブログは以下の方に向けて書いています。

  • 子育てをしている方
  • (学生・大人問わず)勉強している方
  • 子どもと接する機会のある方

よろしくお願いします!

目次

こんな家庭で育った

本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。

  • 父は教育学をしっかりと学んだ人
  • 母は褒めるのが上手な主婦

それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。

ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。

それが人生わからないものです。

受験まみれになってしまうんですね。

当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。

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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。

親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。

【室内編】子どもの時に熱中した遊び一覧

以下にざっと列挙してみましょう。

私が熱中した遊びの一覧です。

熱中した室内遊び

  1. レゴ
  2. 折り紙
  3. あやとり
  4. 工作
  5. 将棋
  6. 読書
  7. 設計??
  8. ホームページづくり
  9. 広告・ポスター作り

それでは、順番に説明していきましょう!

子供時代の遊びがどのように影響したか。

これからお伝えします。

レゴ

これほど時間を忘れて熱中したものはないでしょう。

ご飯よりもレゴ優先でした(←気持ちは)。

全て、いとこからのおさがりです。

レゴを持っている友人も何人かいました。

いとこが段ボール5箱分くらいの大量のレゴを全部くれたので、それで遊んでいました。

私の父はレゴが好きではなかったようです。

一緒に遊んでくれませんでした。

メリット

レゴは知育玩具として、教育家庭からは高い人気があります。

それもそのはず。

私の身の回りでも、レゴで遊んでいる子どもほど算数が得意という傾向がありました。

灘校では2人に1人以上はレゴを持っているようでした。

大学でも同級生に聞いてみましたが、レゴで遊んだという人は多かったです(5人に1人以上)。

男子の遊びのようにも見えますが、大学同期の女子も結構遊んだと言っていました。

レゴのいいところは、

  • 空間把握
  • 創造性
  • 想像性

これらの分野を強化できるという点です。

例えば、中学受験では立体の問題がよく出題されましたが、

レゴをやっていれば、考えるまでもなく、即答できる問題ばかりでした。

頭の中で、立体をぐるぐる回せば解けるのですが、

レゴをやっていると、非常に容易なことです。

デメリット

もちろん、デメリットもあります。

それが、

  • 非常に高価

だということです。

レゴの有り余るメリットを考えると、このデメリットも打ち消されますが、やはり高いものに変わりはありません。

親戚や知人を頼ってお下がりをもらうのが一番いいと思います。

そう頻繁に購入できるものではないです。

追記

金銭的に余裕があれば、強くオススメしますが、そうでないのなら、本を買いましょう。

岩波少年文庫がお勧めです(後述)。

折り紙

長いこと遊んでいました。

幼稚園の頃から小学4年生くらいまで、ずっと熱中していました。

雨が降れば折り紙。

これがお決まりでした。

小学校に上がると、大人向けの折り紙雑誌も見るようになりました。

最初は一枚単体で完成する作品を作っていたのですが、次第に複数の折り紙を組み合わせるようになりました。

精緻な恐竜の骨格標本を折り紙で完成させたことは今でも記憶に残っています。

そのほか、学校に折り紙をプレゼントすることも多かったです。

職員室の先生全員からお礼を言われて嬉しかったです。

折り紙で人が喜んでもらえる。

これほど嬉しいことはありません。

誰にでもお勧めできます。

メリット

レゴ以上にメリットがあると思います。

  • 創造性
  • 想像性
  • 手先の器用さ
  • 価格の安さ

全ての面で、おもちゃの中で最も優れています。

間違いありません。

特に、手先が器用になるのは、外せないポイントです。

「折り目正しく」ひとつひとつの工程を完成させることで、

几帳面な性格になります。

これが本当にメリットかどうかは人によるかもしれませんが、

丁寧に物事を行う癖が身につきます。

私にとっては、こう影響しかもたらしませんでした。

デメリット

もちろん、デメリットもあります。

それが、

  • 保管場所の確保

です。

最近の作品は棚に飾ったりしていましたが、すぐに満杯になります。

そこで、段ボール箱に無造作に保管するのですが、

その段ボール箱もどんどん増えていきます。

どの作品も思い入れがあり、なかなか捨てられずに困っていましたが、

結局、高校生の頃に全ての作品を処分しました。

あやとり

両親いわく、私は一生懸命に取り組んでいたようですが、私本人にその記憶はないです。

メリット

こんな言い方をしていいのかわかりませんが、お金がかかりません。

身近にあるものを最大限に活用した遊びの例といえるでしょう。

  • いつでもどこでも遊べる
  • 安い(買わなくていい)

特技をいくつか覚えておくと、友達をあっと言わせることができます。

幼稚園バスを待つ間にささっと披露してみましょう。

デメリット

もちろん、デメリットもあります。

それが、

  • 発展性に欠ける
  • 作品を保存できない

という点です。

折り紙や他の遊びと比べると、

あやとりの作品数って微々たるものです。

さらに、せっかく作った作品を保存しておくことが難しいです。

今なら、スマホで簡単に写真を撮ることができますが、実感が薄いです。

工作

大した道具は使っていません。

それなのに、とんでもない傑作が生み出されます。

それが工作の面白いところ。

必要なのは、

  • ハサミ
  • 鉛筆
  • 定規
  • のり・テープ
  • 厚紙
  • 割り箸
  • ストロー
  • 輪ゴム

などです。

意外と、厚紙が入手困難でした。

お菓子の空き箱は全て捨てずに取っておくようにお願いしていました。

空き容器は折り目がついていたり、柄が気になったりしたので、厚紙は普通に購入しても良かったです。

メリット

主なメリットは折り紙と共通します。

  • 創造性
  • 想像性
  • 手先の器用さ
  • 価格の安さ
  • 材料を工夫して使う

そこで、5つ目のメリットに着目します。

工作の最大の特徴は、

  • 材料の多様性

です。

身の回りにあるものなら、なんでも使えます。

つまり、発展性が高いのです。

レゴや折り紙のように単一の素材でできたものではなく、バラエティーに富んだ作品を仕上げることができます。

デメリット

まぁ、見当たらない。

ときには、床を汚したり、場所をとったりすることかな。

将棋

このおかげで、私は一回りもふた回りも成長できました。

小学5年の頃から本格的に始めて、高校生まで続きました。

最近は、打つ相手がいないので、アプリを使うこともあります。

でも、実際に木製の将棋盤を使って欲しいです。

ちゃっちい、子供騙しみたいなものは不要です。

折りたたみ盤でもいいので、作りがしっかりしているものを使いたいところです。

木の香り、パチンと弾く音、文字盤の艶やかさ。

上質なものから得られるものは多いです。

なお、参考書・入門書は羽生善治さんの本を読み込みました。

図書館で借りてもいいですし、買うのも手です。

メリット

実生活に応用できることが多いです。

将棋が強い人は勉学でも成果を発揮している人が多く感じます。

少なくとも、私の高校・大学同期は将棋を指せる人は二人に一人以上はいます。

メリットはざっと考えられるものでも、以下の通りです。

  • 戦略を立てる癖がつく
  • 先を読んで動く癖がつく
  • 思慮深い人になる
  • 抜け目のない人になる

他のボードゲームと比べて、駒の役割の多様さ、持ち駒として使える柔軟性、駒の役割を変えることができる、といった点が特徴です。

そのため、先々を深く読んでから次の一手を指す能力が求められます。

私が将棋の恩恵を強く感じたのは、勉強計画を立てる場面です。

とりわけ受験勉強は戦略的かつ効率的に進めていく必要があります。

非効率・目的の定まらない勉強はいくらやっても、入試対策にはなり得ず、時間の浪費にすぎません。

緻密に計画を立てて、それを実行する。

自宅学習を成功させるには、その繰り返ししかないのです。

また、大学に入って始めたエクストリームな登山では、リーダーとして動くときに将棋と同じ思考方法を取ることに気づきました。

厳冬期の冬山では、ほんの些細なことが命取りになります。

それらすべてをシミュレートして対策を立てる必要があります。

具体的には、

  • 序盤→膨大な知識を組み合わせて戦略を立てる計画力
  • 中盤→粘り強さと考察力
  • 終盤→限られた時間で解決する集中力

これらの力が役に立ちました。

なお、昨今、新たに将棋ブームに沸いており、大人の思考鍛錬としても注目されているようです。

デメリット

もちろん、デメリットもあります。

母親からも度々指摘されました。

それが、

  • 一つのゲームに時間がかかる
  • 一度始まると中断が難しい

という点です。

特に、雨の休日に父と指すことが多かったのですが、

ご飯の時間になっても、息子・父ともに空返事ばかりで、将棋に熱中してしまっています。

母が機嫌を損ねるのも仕方がありません。

集中力が鍛えられる反面、時間がかかりすぎるのがネックですね。

また、2人でないと対戦できないというデメリットもあります。

私のように家族が3人だと、どうしても一人余ってしまうのです。

どうしようもないことですが、これが口論のきっかけにもなり得ます。

読書

これを遊びといっていいのかわかりませんが、

私自身は楽しんでいました。

それこそ、遊びよりも熱中するくらい読書に励んでいました。

当然ながら有り余るメリットがあります。

メリット

ざっと列挙すると以下の通りです。

なお、子どもの読書について書いています。

(大人と子供の読書って違いますよね?新しい知見を得るための読書は省いています)

  • 想像力が豊かになる
  • 感受性が豊かになる
  • 文章読解に慣れる
  • 語彙習得に役立つ
  • 違う人生を経験できる
  • いつでも取り組める
  • 時間が経ってから読み直すことで、自身の成長に気づける

子供向けということで、児童文学を開いてみると、

  • 描写力が極めて優れている

という点に気づきます。

平易な言葉でもこれだけのことを表現できるのかと、その奥行きに驚くことでしょう。

児童文学作家は感受性の強い方が多いのだと感じます。

木漏れ日やそよ風のような、機敏を的確に記述しています。

また、文章に慣れるという点も見逃せないポイントです。

私は、毎朝の読書を日課にしていたおかげで、文字を読むのが好きになりました。

新聞のように、難解な記事でも、一生懸命に読み砕こうとしました。

動画が主流になってきている昨今ですが、文字を丁寧に読解するという時間も確保したいものです。

デメリット

メリットが多すぎて、デメリットが見当たりません。

唯一あげられることは、

  • 視力低下の一因になりうる

ということでしょうか。

私は読書に熱中していた時期に一気に視力が低下したのを覚えています。

小学5年生の時でした。

この時は、薄暗くなっても、それに気づかずに、照明を点けずに本を読みふけっていました。

そのせいか、矯正を余儀なくされました。

ただ、この視力低下が読書によるものなのか、親からの遺伝によるものかは不明です。

大学の同期で読書好きがいますが、その人は極めて目がいいです。

羨ましいです。

設計

もはや、設計と読んでいいのかどうかすらわかりません。

小さい頃から、作りたい作品の概要を紙に書くのが好きでした。

格好つけて設計図と読んでいました。

高校に上がると、家の設計らしきものを紙に書くようにもなりました。

私の父が家を建てるときに、大量に購入した建築の書籍を隅々まで読み込んで、

自分も建築家になった気分で、紙に「理想のいえ」なるものを描いていました。

かなり手の込んだものでしたが、当時の設計図はどこへ行ってしまったのでしょうか。

ホームページ作り

家計が傾いたと聞いて、慌てて作りました。

父の仕事に関わるものです。

私の大学進学(授業料)に関わることなので、本気で取り組みました。

図書館から関連書籍を全て借りてきて、昼夜を問わずHTML言語の勉強に励みました。

学校の授業以外でパソコンを触ったことがなかったため、苦労しました。

それでも、初心者にしては納得のいくホームページが出来上がりました。

反響は非常に大きく、数々の方からお褒めの声を頂戴しました。

Googleの検索で1ページ目に載ることもできました。

頑張った甲斐がありました。

広告作り

これもホームページ同様、必死になって取り組みました。

デザインやキャッチコピーの本を隅々まで読み込みました。

父親は広告を嫌っていましたが、私が押し切って作りました。

結果、作ってよかったです。

このおかげで、私の上京は実現されました。

一生懸命やれば結果が出る。

当たり前のことかもしれませんが、

受験以外の分野でも証明されました。

私の家にないもの

およそ、一般的な家庭とは正反対でした。

もはや笑ってしまいそうになります。

例えば、

  • ゲーム
  • DVD
  • 漫画

一切買い与えられませんでした。

これらは、父がひどく嫌っており、

母も買おうとしませんでした。

その影響もあってか、子どもの私も欲しいとは思いませんでした。

生まれた時から、このような方針だったため、不満も違和感も感じていません。

それよりも折り紙とか読書の方が楽しいよね!?

最後に|おもちゃを買い与えないという子育て方針について

本ブログでは何度も繰り返し、お伝えしていますが、

  • 私の両親はおもちゃを買ってくれません

でした。

信じられないことです。

友達の家に遊びに行くと、おもちゃの山が積まれてあって、

「自分の家とは全然違うな…。」

とよく思っていました。

でも、それで良かったのです。

なぜなら、

  • 両親は、おもちゃが無い分、私と精一杯遊んでくれたから

不満は全くありませんでした。

おもちゃを与えられて放置されるよりは、

おもちゃがなくても一緒に遊んでくれるほうが、何倍も嬉しかったです。

それでは!

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学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

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子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

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独学で灘・東大へ合格しました。
数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

子ども視点から子育ての良かった点をまとめていきます。
親子で使える日本唯一のブログを目指しています。

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