【子育て】理想の育児を求めて|質問40000回した息子と10000時間鍛錬した父
こんにちは、父の背中を見て育ったGAKUです。
普通の人ではありませんでした。
自分に厳しくて他人に優しい父が格好良かったです。
尊敬しています。
今回は、育児と鍛錬についてご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
- 子どもの能力を最大限に伸ばしたい
- 子育てに悩んでいる
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
ひとつだけ、
- この記事は父の文章
ということをご留意ください(本記事内の私=父です)。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
↓まずは以下の記事から!
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
それでは、父の文章をどうぞ
質問40000回
息子(ガク)が言葉を話し始めたのは、2歳6カ月になった頃でした。
それまで、私たちが話しかける言葉の数々を体の中に吸収して、小さな頭で色々なことを考えていたのでしょう。
小さな口から、堰を切ったように、次から次へと言葉が飛び出しました。
毎週日曜日に息子と山に登りました。
風の爽やかさを感じ、
木や草や石や土に触れ、
獣の足音や鳥の鳴き声を聞き、
花の甘い香りや
森の馥郁(ふくいく)とした匂いを嗅ぎました。
たくさんの野生動物と出会い、厳しい自然の中で生きることの凄さを肌で感じました。
山で、見たこと、聞いたこと、感じたことを不思議に思い、矢継ぎ早に質問しました。
生き物の生態や気象や地質などについて訊(き)かれたとき、
その場で答えられないこともありました。
問われたことをはぐらかさないで、家に帰ってから、事典や図鑑で調べました。
誤魔化さずに答えることは大変でしたが、
私にとって、よい勉強になりました。
子どもは2歳から5歳までの間に、40000回質問するそうです。
息子の引っ切り無しの質問や不思議に驚嘆する感性に、きちんと答えようと決めました。
一つの疑問を解決することで、一歩前に進むことができます。
練習10000時間
私の中学時代は、月曜日から金曜日までは6時間、土曜日は4時間の授業がありました。
放課後の部活動で剣道をしていました。
月曜と水曜と土曜の夜は剣道場に通っていましたから、週に3日は夕方と夜の2回剣道をしました。
夜の稽古のときは、汗で濡れた剣道着や汗の染み込んだ剣道具を着用しました。
文武両道を目指しました。
勉強できる時間が人より少ないので、勉強法を工夫しました。
「人が時速4kmで歩くなら、僕は時速8kmで歩こう。
そうすれば、人より2倍遠くまで歩ける。
速さは集中力だ。
集中力を2倍にすれば、2倍の勉強ができる。
それに、少しの時間も無駄にしないことだ。」
食事や入浴を素早く済ませ、部屋に入り、勉強に集中しました。
早起きして、学校に行くまで2時間勉強しました。徹底的にしてどんな問題でも解ける自信をつけました。
中学時代のこの経験から、
- 「大切なものは、素質よりも情熱と粘り強さだ」
と確信しました。
やり抜くために、
- 勉強や剣道を楽しみ、好奇心を持って取り組む
- 目標を設定して、それを達成するための練習に励み、弱点を克服するための努力を続ける
- 困難にぶつかり、不安になっても、一時的なものであると楽観的に考え、自分の道を歩み続けるための希望を持ち続ける
ということを心掛けました。
一流と呼ばれる人は、10000時間の厳しい練習に打ち込んでいます。
10000時間と言えば、1日10時間練習に没頭したとしても3年間、1日3時間の練習なら10年間かかる時間です。
何事にも一流になるには、これくらいの時間と努力が必要なのです。
素振り1000本
息子ガクが生まれたとき、教育をより深く探究するため、1年間に200冊の本を読むことを目標にしました。
様々な分野の読書を20年間続けました。
最近は読書時間を減らして、月曜日から土曜日まで6時に起きて、運動を2時間しています。
現在している運動は、ストレッチ・ジョギング・腹筋60回・スクワット60回・腕立て伏せ400回・四股(しこ)踏み1000回・木刀の素振り1000回です。
日曜日は5時に起きて山に登ります。
山の薫りに包まれたときの心地好さや野生動物の生きようとする懸命な姿を目の当たりにできることが山の魅力です。
今使っている木刀は、鍛練棒と呼ばれる赤樫で作られた、重さ2kg弱、長さ115cmの八角棒です。
1日に振る回数を、300回、500回、700回と徐々に増やして、3か月経った頃、1000回振れるようになりました。
初めの1か月間は、棒を振っているのか、棒に振られているのか分からない状態でした。
掌に肉刺ができたり、腕の筋肉が痛んだりしました。
殆どの人はここで止めてしまうそうです。
私は諦めないで痛いのを我慢して続けました。
2か月過ぎた頃、肉刺が潰れて消え、腕の痛みもなくなり、それまでと比べて、鍛練棒が軽く感じられるようになりました。
故郷の剣友会から招待が来ました。
久しぶりに参加しました。
毎日、自宅稽古で鍛練棒の素振り1000本、四股踏み1000回などの運動をしているので、体が自然に動きました。
考え、工夫しながら、練習を数多く続けることで、体が変わります。
最後に|父の背を見た息子の本音
ここから息子ガクが書いていきます。
書き写していて涙が出てきました。
父は数多くの文章を書き溜めており、先日の帰省の際にバックアップ(デジタル)を取りました。
そのついでに、もらってきたわけです。
思わず読み入ってしまいました。
これほども鍛錬していたとは。
父は自身の過去をいっさい話すことはありませんでしたが、人並みならぬ努力が伝わります。
本物の文武両道を目指していました。
私は同時に一つのことにしか情熱を注げないです。
勉強の時は勉強だけ、肉体鍛錬の時は肉体だけです。
まだまだ修行が足りないです。
めげずに頑張ります。
それでは!
尊敬する父
受験まみれの私
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