【子育て】一日の過ごし方を再現(週末編)|よかったポイントも解説【幼児〜小学・知育】
いつ振り返っても充実した幼少期でした。
とにかく、毎日楽しく生きていました。
そんな私の姿を見る親はもっと楽しそうでした。
今回は、私の一日の過ごし方についてご紹介していきます。
- 知育子育てを実践したい
- 読書好き、勉強好きな子どもに育ってほしい
- 子どもに伸び伸びと育ってほしい
そんな方は今回の記事が役に立つはずです。
単なる「休日スケジュール紹介」だけではもったいないので、
- 役に立った&うれしかったポイントも解説
していきたいと思います。
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかり学んだ人
- 母は料理好きの専業主婦
両親ともにお金に執着がなく(←尊敬してます)、収入も多くはないです。
まぁ、ごく普通の一般家庭ですね。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
このあたりの話は、次の記事をご覧ください。
息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
土曜日 勉強+遊び
父は月曜〜土曜まで仕事が入っていたため、お出かけなどはなかったです。
そのかわり、父の作業場で勉強したり、虫とりに出かけたりしていました。
- 6時:起床、朝食
- 7時〜:読書
- 8時半〜11時:父の作業場で勉強
- 12時:昼食
- 13時〜:遊ぶ
- 16時〜:勉強
- 18時:夕食
- 19時〜:くつろぐ
- 21時:就寝
早起き
規則正しい生活を続けることで、すべてが整ってきます。
土曜日でも家族は早起きでした。
私も6時には起きていました。
朝を大切にしていると一日を気持ちよく過ごすことができます。
いつもの読書タイム
ここまでは平日と同じルーティンですね。
父と一緒に読書を楽しみます。
1日でもっとも楽しい時間帯かもしれません。
勉強時間を自分で決める
両親は、子どもが自主的に動くことを何よりも推奨しています。
私も自分で学習時間を決めて取り組むことにしていました。
小学低学年の頃は4時間程度を目安に勉強していました。
毎日勉強していると楽しいんですよね。
場所は家よりも父の作業場の方が多かったです。
- 仕事をしている父を見られる
- それが集中力、意欲の維持につながる
- どうしてもわからないところは父に質問できる(←でも教えてくれることはほとんどなかったです)
などのメリットがありました。
勉強習慣は身についていましたので、そのまま実行するだけでした。
日曜日 山+図書館+モノづくり
タイムスケジュールは以下の通りです。
- 5時:起床
- 6時:出発
- 7時:父と登山開始
- 11時:山頂で昼ごはん
- 14時:帰宅
- 14時半:家族で図書館、庭仕事、DIY
- 17時半:家族でご飯
- 19時:サザエさん
- 19時半:ダーウィンが来た
- 21時:寝る
ざっと振り返るとこんな感じですね。
勉強はお休み
週に一度だけ勉強をいっさいしない日がありました。
それが日曜日です。
親は机上の
- 勉強しかできないのはダメだ
と思っていたようで、日曜日は家族一緒に自然遊びやモノづくりに励みました。
0歳から続けてきた登山
早起きして山へと出かけていきます。
父は山が好きです。
自分に「岳」という名前をつけようと思っていたようです。
(それが「学」になったのか、はたまた別の名前になったのかは秘密)
私がまだ歩けない時分から背負って山に登っていたようです。
そのため、私の登山歴=年齢という珍しいことになりました。
はじめて言葉を発したのも山頂だったらしく、それだけ山に通っていたということです。
小学校に上がる頃には自分で装備を担いで縦走できるほどにまで強くなりました。
いまはもっと過酷な登山をしています。
図書館
大好きでした。
毎週のように通っていました。
私の家庭は基本的に購入する派でしたが、
- 折り紙
- 紙芝居
- 将棋
などの本は図書館から借りていました。
毎回、制限冊数目一杯に借りていたのが思い出です。
余談
上京してから生活シンプル化を目指すようになった。
文学作品や専門書以外は、購入する必要なしとの方針です(←部屋が狭くて入らないし、引っ越しが大変だから)。
・要点を抽出する→自分なりに解釈する→自分なりに使いこなす
図書館で本を借りてくると、この作業を猛烈に進めて返却する、ということを繰り返しています。
余談2
最近、本を借りすぎて他の作業が追いつかない。
大学や近隣の町からも借りており、合計貸出冊数は多いときで30冊以上…。あぁ…。
一年に何冊本を読めば気がすむんだ…。
(↑メモを片手に流し読みが多いです)
モノづくり
どちらも大好きでしたね。
- 理想を設計図に書いて形にする
もはや人生そのものです。
父は木で作れそうなものはなんでも、手作りしてくれました。
たとえば
- 机、椅子
- 本棚(軽く10個以上)
- 表札
- 整理箱
- 踏み台
- 郵便受け
- 引き出し
などです。
木材だけではなく、山に生えている雑木や竹も大いに活用しました。
学校では絶対に教えてくれないようなことを体験させてあげたかったようでした。
教材はそろえてくれましたが、勉強はほとんど手助けしてくれませんでした。
ノコギリやナタ、カンナやドリルといった工具の使い方や木材ごとの特性は懇切丁寧に指導してくれましたが、そこから何を作り出すかは子ども(私)に任せていました。
すなわち、
- 道具の使い方だけ教えて、方法は子どもに任せる
ということを重視していたように感じます。
庭仕事
家が田舎のほうにあったため、庭がありました。
そこはもう、夢の詰まった場所でした。
私は山からいろんな植物を取ってきて、庭にたくさん植えていました。
幼稚園の頃に植えたどんぐりは、私が上京することには2階の屋根を超えるほどにまで成長していました。
木々が成長すると今度は野鳥が巣を作って雛を育てたり、イタチやタヌキが遊びに来たりして楽しかったです。
家族で一緒にテレビを見る
私の家庭はテレビの番組を制限していました。
そのため、1週間のテレビ視聴時間は2時間以内に収まっていました。
生まれたときからずっとこの方針でしたので特に違和感はなかったです。
芸能人の名前は全く知らない、テレビ番組の話題にはついていけない…などデメリットもたくさんありました。
さて、日曜日の夜は家族でくつろぐ時間帯でした。
夕食後にサザエさんを30分見たあと、ダーウィンが来た!をさらに30分見るのがお決まりでした。
親も勉強になるとかいって熱心に見てましたね。
考えさせられることが多く、家庭内コミュニケーションも盛んになります。
やはり自然科学系の番組はいつまでも残しておきたいものです。
最後に 習慣の大切さ
良好な家庭を築く要素は、
- 規則正しい習慣
- 家族みんなで協力した取り組み
- 愛情
だと思っています。
とりわけ習慣はすべての基礎だと思っています。
食生活や十分な睡眠はもちろんですが、
- 早起き
- 毎日の勉強
- ポジティブ思考
は子どもの健やかな生育に必須の要素だと感じています。
私の場合は、
- 怠惰な生活につながる要因の排除(だらだらとテレビを見るなど)
がとても役立ちました。
その上で、
- 毎朝の読書習慣
- 曜日と時間を決めた学習習慣
といった良習慣に移行することで、日々がリズムよく回りました。
親元を離れたいまでも良習慣を積極的に取り入れて実践するように心がけでいます。
それでは!
尊敬する父
受験まみれの私
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