【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

大人の英検チャレンジ

ガクさん
サイト運営者
東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

目次

大人の英検チャレンジ

英検には、成績優秀者表彰制度というものがあるらしいです。
https://www.eiken.or.jp/eiken/about/honor/#page-link003

英検受験者が狙うべき最終ゴール

私は今まで1級合格が最高峰だと思っていたのですが、成績優秀者表彰制度があるのであれば、英検1級の満点合格こそが、英検の最高峰だと言えるのではないでしょうか。

英検1級満点へのスケジュール

英検級 勉強期間の目安

  •  5級     3ヶ月
  •  4級     3ヶ月
  •  3級     6ヶ月
  • 準2級     9ヶ月
  •  2級   1年3ヶ月
  • 準1級   2年
  •  1級   3年3ヶ月
  •  1級満点    ???

別記事で書きましたが、上記は、必要とされる英単語数から導かれる勉強時間の目安で、新しい級の期間の目安は、下の級とさらに下の級の期間の目安を足したものです。もう一つ、CSEスコアの観点から、例えば、準1級に合格した場合は、2級満点相当だと言われています。

ということで、数字遊びをすると、

英検1級満点 5年3ヶ月

となり、トータルすると13年6ヶ月です。現在50歳の人であれば、退職前に可能かもしれませんね。

人生を豊かにするために

子供から聞いた話では、通学中のバス内の風景ですが、多くの人がスマホをいじっているらしいです。スマホで英語を勉強しているかもしれないので、あまり深入りしたコメントはやめますが、対照的に、本を読んでいる人は少ないことでしょう。

スマホにお金をかけず、外食も控え、隙間時間には、英検1級満点に向けて学習をする、そして、合格した暁には、ご褒美として、海外旅行に行く、というような過ごし方も面白いでしょう。

面白いことをしよう!

子供によくこんなことを言ったりします。考え方の一つに、灘-東大コースも含んではいるのですが、必ずしも学歴のことを指しているのではありません。

学力があがってくると、得てして、偏差値が高い大学狙いになったりしますが、私のアドバイスは違います。息子たちに、(一人暮らしを伴う)東大を狙わせてあげられない心苦しさはありますが、それだけで人生が決まるわけではありませんから、そこは大丈夫です。

アドバイスの例としては、「共通テスト満点狙い」「読書感想文 内閣総理大臣賞」など・・・

こういうものはお金がかかるものではないですし、知的な遊びとして、面白いテーマだと思いませんか?

余談

この記事から派生した話題に、息子が興味深いコメントをしてきました。再現してみます。

私:65歳で定年退職を迎えた際に、英検1級満点の資格(表彰されるので実際に賞状がもらえる)があれば、通訳などの仕事の可能性は広がるだろ?

息子:ChatGPTがあるので、通訳の仕事は無いのでは?本気でそう思っているの?

私:・・・

私:ロボットに真に新しい言葉を生み出す能力はないだろうから、勝機はある。

正しい答えかどうかはわかりませんが、その答えを知ることができるのは、英検1級満点レベルに到達した人だけなのですよね。

それともう一つ、感情を伴いながらダイレクトに会話をしてこそ創造されるものがあるのではないでしょうか。話がついついぶっ飛んでしまいますが、ここで、2020年にノーベル化学賞を受賞した2人の女性研究者の出会いを紹介します。

エマニュエル・シャルパンティエとジェニファー・ダウドナが知り合った経緯ですが、

そして2011年、微生物に関する国際会議が開かれたプエルトリコのカフェで、ジェニファー・ダウドナに研究仲間を介して偶然出会った。石畳の旧市街を散策しながらゲノム編集の話をしているうちに、シャルパンティエが共同研究を提案したことで研究が開始された。(Wikipedia)

なのです。「出会って、石畳の旧市街を散策しながら」話をするのです。「リモートで、ChatGPTを使いながら」ではありません。

ちなみに、賞は、ゲノム編集技術の革新的な手法の開発に対して贈られました。この技術について理解し人類の将来を想像すると、ChatGPTですら存在感が薄くなるのですよ。本当に。

関連書籍も紹介しておきます。AIロボットと少女の物語です。裕福な家の子どもが受けることができる、遺伝子編集を通じて知性の「向上処置」という記述があります。

余談2(7月10日追記)

大谷翔平選手の活躍で、最近よく見る「マンダラ」。正式名称?を「オープンウィンドウ64」というらしいです。

考案者の原田さんに関する記事を読むことがありました。(https://president.jp/articles/-/26202?page=1

その中で、私の興味を惹いたのが、「未来の目的・目標の4観点」。自己肯定感に必要だとのことです。

(A)例として適切かどうか自信がありませんが、東大を夢見る受験生をイメージして書き入れてみました。受験生なのだから社会貢献などの崇高な目標には至らないのではないかとは思います。ただし、一時期精神的に落ち込んでいた長男を見ていて感じたように、「自分のことだけの有形の目的・目標」だけではダメなのでしょう。マズローの欲求5段階説との関連性が見えてきます。

(1) 主に自分のことで有形の目的・目標
 →(例)東大に合格する

(2) 主に自分のことで無形の目的・目標
 →(例)ワクワクする

(3) 主に自分以外のことで無形の目的・目標
 →(例)両親が喜ぶ

(4) 主に自分以外のことで有形の目的・目標
 →(例)弟、妹の受験勉強スキルが向上する

(B)さて、子供に東大に受かって欲しいと願う親の立場ならどうなるでしょうか。無償の愛と言えるのかもしれませんが、(1)が埋まりませんでした。これではダメでしょう。

(4) 主に自分以外のことで有形の目的・目標
 →(例)子供たちが東大に合格する

(3) 主に自分以外のことで無形の目的・目標
 →(例)子供たち自身が人生に自信を持つ

(2) 主に自分のことで無形の目的・目標
 →(例)親として、一安心する

(1) 主に自分のことで有形の目的・目標
 →(例)???

(C)「資格試験に合格する。」という目標はどうでしょうか。受験勉強とのシナジーが見込めます。自分の仕事に関連する可能性のある資格試験には貪欲にチャレンジすべきかもしれません。

(1) 主に自分のことで有形の目的・目標
 →(例)資格試験(英検)に合格する 仕事のスキルを磨く

(2) 主に自分のことで無形の目的・目標
 →(例)ボケない、知的好奇心を満たす

(3) 主に自分以外のことで無形の目的・目標
 →(例)子供たちが精神的に豊かな人生を送る

(4) 主に自分以外のことで有形の目的・目標
 →(例)子供たちが東大に合格する

管理人より

ご投稿くださり、ありがとうございます。

「知的な遊び」といえば、私は高校生時代に科学オリンピックをいくつか受けていました。

全てで好成績は出せないですし、資格でもなんでもないのですが、挑戦するだけでも得られるものはあります。

たとえば、受験勉強とは異なる面白さ。知識やテクニックでゴリ押すのではなく、ああでもないこうでもないとひたすら考えて解けるタイプの問題が多いです。

話がそれますが、化学グランプリなどはとても気前が良く、教材を送っていただけるのでありがたいです。ご関心のある方はぜひ調べてみてください。

管理人より 2

追記いただきありがとうございます。

ChatGPTなどの技術革新が目覚ましい世の中ですが、どこまで成長するのでしょうか。近いうちに、性格や思考スタイルを全て登録することで自分の分身を作れるようになるのでしょう。実際、声は実用レベルで任意の人をコピーできるようですし。こうして造られた分身が本人よりも情報が正確で、記憶力がよく、計算も早いとなると…。

人間の存在意義を問い直す時代となりそうです。

管理人より 3

大谷翔平選手に関して、オープンウィンドウ64のご紹介ありがとうございます。

有形・無形という表現も斬新ですが、さらに自分と自分以外に分ける方式が面白いなと感じました。

自分と自分以外と言うと、思い当たる節があります。

私は大学進学に伴って実家を出るまで、常に「私・自分」を主体として動いてきたように記憶しています。家庭の存在は当然であり、親に対しても私の目標はなるだけ応援して欲しいと期待していました。安心できる居場所としての家庭を「広義の私」、つまり家庭は一致団結して進むべきだと感じていたのかもしれません。

ところが、一人暮らしすることで家庭から脱却し、これまでの家族(両親)が「広義の自分」ではなくなりました。家族は「自分」ではなくなり、自分に身近な人と捉えるようになったのです。そこでようやく、「家族」を意識して行動するようになったと感じます。

パラダイムシフトの一種かもしれません。初めて幼稚園や学校に通うときも似た現象が起こるのではないでしょうか。

駄文、失礼しました。

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