小学5年生 秋の英検に向けて
小学5年生 秋の英検に向けて
秋の英検に向けて記録していきます。
PROGRESS IN ENGLISH REVISED BOOK1
5週間程度の時間をかけ、7月17日にLesson10まで終わりました。
学習方法ですが、リスニングとリピーティング、ロールプレイなど。
予告通りですが、ライティングは一切やっていません。
正直な話、完璧な学習から程遠いと思います。大人の感覚だと「さらっと目を通しただけでしょ?」ぐらいな感じです。
ただし、先日、「何を学習してるの?」との質問に、「過去形!」との答えで、本人はそれなりの充実感はありそうです。
追記 8月5日
7月末からはペースを落としました。
「こんなに難しい内容を理解できるわけないよな」と思ってしまい、指導者としての私の方が心苦しくギブアップ状態です。BOOK1の学習内容のレベルと学習者(小学校5年生)のレベルのギャップがありすぎなのですね。
ただし、子供には引き続き自分で進めておくように言っておきました。8月末までには一通り「独学」でやり遂げることでしょう。
BOOK1を見る限り、英検3級のライティングとスピーキングには対応できそうです。必ずや3級合格への布石になると思います。
追記 9月1日
8月末の時点で、数ページ残してしまったようです。十分に時間が確保できる夏休みだったはずなので、厳しい言い方になりますが、学習に対する考えが甘いと思います。完璧ではないにせよ、「難しい教材も自分なりに噛み砕いて理解」し、期限までに終わらせることは大事だと思うのです。例え全く理解できない内容があったとしても、それは一時的には理解を保留するなどして、次に進み、予定通りに1回転目を完了しないと、ズルズルと・・・堕落した人生になりかねませんね。2回転目、3回転目に突入すると、「なるほど!」と、脳が喜ぶ瞬間が必ずややってきますから、踏ん張って欲しいと思います。
ただし、私が思うに、1回転目は、理解することに一生懸命にならずとも、ひたすら音読を繰り返すだけでも良いはずです。フレーズを体で覚えてしまいさえすれば、2回転目、3回転目での学習は飛躍的に進むはずですね。小学5年生、英語初学者、英検4級を目指している状況を考慮すると、これで良いはずで、実際、我が子に対しては、現段階ではそのように説明しつつ独学を促しています。
チャーツのテキスト、Chart 17の内容の一部です。「~go to the bookstore by bicycle?」「~go to the station by bus?」「~go to church by car?」「~go home by taxi?」「~go to the country by train?」「~go to school by subway?」「~go to Paris by ship?」「~go to London by plane?」
上記の文章で、「前置詞の有無、定冠詞の有無」の「理解」を気にし始めると、学習が嫌になることは容易に想像できます。しかし、ひたすら音源の真似をしながら音読を繰り返すことに注力するだけなら、精神的には楽なはずですね。実際にはそのような形で進められるテキストだと思います。
リスニング徹底対策アプリ
アマゾンのFIre8タブレットを購入し、上記アプリを入れてあげました。
試験10回分なので十分量だと思います。
追記 8月5日
アプリを入れてあげた直後から5級はあっという間に完遂。4級は10日でやり遂げました。
追記 9月1日
タブレットを手にしてしまうと、当然のごとく、学習以外のことに使い始めます。お兄ちゃんたちと同様、自分自身で乗り越えて欲しいと願っています。
英検4級過去問
17回分を手に入れました。PROGRESS IN ENGLISH REVISED BOOK1のレッスン20までの完了を待って、8月後半から開始の予定。
追記 8月5日
計画を変更して、7月末からスタートしました。過去問を2日に1回分のペースで学習し、8月末には1回転目を終わらせるつもりです。
追記 9月1日
英検4級過去問は、私といっしょに学習してきたので、予定通りに、8月末までに、過去問17回分(リーディングもリスンングも)の1回転目を終えました。17回分と聞いて、驚かれる読者様もいるかもしれませんが、過去問集2冊と、英検のWebサイトからダウンロードしていた過去問を合わせての17回分であり、費用は数千円です。この程度の量を一通りやりきれば、範囲を網羅できているだろうことが実感できます。安いものです。本番では、そっくり問題が出題されることでしょう。
現時点では、私がすべての問題を解説しているので、英検から無料で手に入るダウンロード版だけでよく、解説テキストは不要だと言いたいところですが、リスニングは、市販の過去問集(我が家の場合は旺文社を使用)に頼らずにはいられません。簡単な問題を飛ばしたり、難しい問題は繰り返し聞いたりするには、問題毎に音源ファイルがわかれている市販の過去問集がベターです。
上の子の塾で支給されていた「小学生のための英検4級合格ドリル(旺文社)」が本棚から見つかりました。「自分で理解し直したければ、このテキストを使ったら良いよ」とだけ言っておきました。
追記9月23日
明日9月24日に2回転目(リーディングのみ)が終わります。2回転目は時間を計って行い点数も記録していきました。正答数(リーディング)は、35問中、20~25問でした。
ガツガツ勉強していたわけではないので、英文の型などをきちんと理解しているわけではありませんし、逆に、問題と解答を丸暗記しているわけではありません。強いて言うならば、1回転目の学習の際の音読を頼りに、なんとなく正解にたどり着いているだけでしょう。正直、英検5級の学習内容と変わらないと思いますが、合格の可能性はそこそこあると思います。本番は10月9日です。3回転目を完了させた上で本番を迎えたいところです。
もう少しガツガツ勉強してほしいですが、こればかりは本人の意欲次第なのでどうにもなりませんね。真のゴールはずっと先なので、親として、焦らず、暖かく見守っていくつもりです。
10月の英検に向けて、やるべきこと・やらないことリスト
10月の英検の試験まで、あと1ヶ月。やるべきこと、やらないことをリストアップしてみましょう。
- PROGRESS IN ENGLISH REVISED BOOK1 → すべてやりきった後、中断
- 英検4級過去問 → 2回転目、3回転目と進む。親子でやる。
- 小学生のための英検4級合格ドリル(旺文社) → 過去問の理解の補助。必要なら子供自身で学習する。
- リスニング徹底対策アプリ → 子供自身で学習する。
追記2(9月1日)
一番上のお兄ちゃんが英検2級を学習し始めた時、何をしたら良いかわからず、本当に悩みました。その後に、過去問を十分量やるとの結論がでました。塾には通っていましたので、塾で習う基礎的な部分(シリウス)に、過去問を乗せる形で、英語学習が進められました。中学卒業までに2級を取得しました。
小学校5年生の場合はどうしたら良いのでしょうか?我が家での新たな挑戦です。乗りかけたのですから、「PROGRESS IN ENGLISH」をやり遂げたいと思っています。「PROGRESS IN ENGLISH」と「英検の過去問」をうまく融合させ、中学生のうちに英検2級、願わくは英検準1級・・・
「1日に充てられる学習時間の大半をPROGRESS IN ENGLISHに捧げ、中3初夏にかけてBOOK5までじっくりと学びました。そのおかげで、私の英語の土台は仕上がったように思います。」とガクさんのコメントがあります。ガクさんは中学入学に始められたと思いますが、我が子は小学5年生からのスタートです。Book1~Book5までありますが、小学5年生から始めるので、5年後の中学3年生までのほど良い目標となりそうです。
10月9日、英検4級を受けました
10月9日に英検4級の試験を受けてきました。
当日の朝のまで復習を繰り返し、過去問17回分(+予想問題)を全部正解できるようにしてから臨みました。
正直なところ、英文をきちんと理解できているわけではないでしょうけど、私としては、OK。巧遅は拙速にしかずかなと。尻切れトンボで記事が終わってはいけないので、一応結果報告しておきます。
正式な結果はまだ先ですが、リーディングの自己採点だけ載せておきます。合格しているでしょう。
英検3級からはライティングとスピーキングが加わりますね。
ガクさんが英作文特訓の後に一気に学力が上がったように、我が子もそのチャンスを待っている状況、であればよいですが。
10月9日 英検4級
自己採点による正答率
リーディング 63%
リスニング **%
英検CSEスコア
Reading ***(500点満点)
Listening ***(500点満点)
合計 ***(1000点満点)
4級の合格基準は622点
公開済みですが、過去の英検5級の結果は下の通り。
5月28日 英検5級
実際の正答率
リーディング 52%
リスニング 68%
英検CSEスコア
Reading 255(425点満点)
Listening 195(425点満点)
合計 450(850点満点)
5級の合格基準は419点
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追記
コメントいただきありがとうございました。
「自分なりに噛み砕いて理解すること」ですね。救われる言葉です。
Progress In Englishに取り組むことができたのは、ガクさんのブログを隅々読んで、さらに私自身記事を書くことでアウトプットしてきた結果だと感じています。
「Progress In English」は、和田秀樹氏の本にも記載されていましたね。弟さんは、灘校には落ちて、関西の私立中高に通われていたようですが、その学校で使用されていたはずです。ガクさんが繰り返し推奨されていたのと相まって、私にはビビッときたものでした。
管理人より_PROGRESSは素晴らしい
PROGRESS IN ENGLISHは私が中学生時代に(個人的に)使っていた教材です。私がこれまでに見た中では最も完成度の高い教材です。音声データがやや高額ですが、すべて揃えましょう。また、専用のSDリピーター(再生機)も購入必須です。私はアプリより、気が散らないSDリピーターが好みです。
学校教材として採用している進学校も多いです。関西では、(学年によりますが)大阪星光学院や西大和学園が使っています。
教材は以下のサイトから入手できます。
エデック PROGRESS IN ENGLISH 21
https://www.progress21.net/
他には、NHKラジオの基礎英語もおすすめです。ラジオ放送で聞くと(時間が固定されているため)生活習慣が整います。英語もできて、生活リズムも整う。二重の意味で素晴らしいです。
PROGRESS IN ENGLISHの使用レポート、今後も楽しみにお待ちしております。
管理人より_2
8月5日の追記ありがとうございます。
頑張っておられますね。BOOK1とはいえ、小学生には難しく感じることでしょう。
難しい教材も自分なりに噛み砕いて理解することで、普段とは異なる力が身に付くと思います。
私がPROGRESS IN ENGLISHを使っていたのは、中学2年生の後半からだったと記憶しています。
英語が苦手で混乱していた中学1年生の夏。父と行った英作文の特訓のおかげで英語が一気に伸びました。順調に先取り学習を進めて、中学英語が完成。
高校初級へ入りつつ、新たな教材として父が探してくれたのが、PROGRESS IN ENGLISHでした。衝撃は鮮烈で、今でもよく覚えています。「英語を英語のまま理解する」というコンセプト。これまでの私の英語学習を全て否定された気分でした。
BOOK1は私立中高一貫校の中学1年生レベルのようですが、難しい(知らない)表現もたくさん。なかなかやりごたえがありました。1日に充てられる学習時間の大半をPROGRESS IN ENGLISHに捧げ、中3初夏にかけてBOOK5までじっくりと学びました。そのおかげで、私の英語の土台は仕上がったように思います。
管理人より_3
英検、お疲れさまでした。
追記にありましたが、「過去問17回分(+予想問題)を全部正解できるようにしてから臨みました」とは、ものすごい執念ですね。
合格をお祈りしております。
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