医学部に行くために何をすべきか|中学生の君へ

医学部に行くために何をすべきか
私には中学生の子供がいますから、このこと(医学部に行くために何をすべきか)について考えてみました。
- 勉強をすること自体がつらく、医学部進学の気持ちが揺らぎそうな場合 → まずはモチベーションを高めましょう。
- 医学部進学の強い動機はあるし勉強は好きだとしても、実際に何から手をつけていいのかわからない場合 → 本気で灘高校合格レベルを目指しましょう。
- 体調管理も重要です。
【関連記事】医学部に行くために何をすべきですか
https://diary.nadatodai.com/220711-2/
(1) マンガ本でも読んで、モチベーションを上げる。
現在我が家には以下のマンガ本があります。私は読んだことがありませんが、子供たちはこの手のマンガ本を喜んで読みます。地域医療、外科医、防衛医科大学校のことを学べるかも!?
賢者の学び舎 防衛医科大学校物語
日本一ハードな医学部の青春!
誰にも頼らずに、医師になるーー
18歳の真木賢人(まきけんじん)が選んだのは、
防衛医科大学校。
学費無料。全寮制。給与あり。
「自衛隊のお医者さん」を養成する学び舎での、
賑やかな日々が始まる。
『ヒューマニタス』の新才・山本亜季。
初めての本格連載作!!
【編集担当からのおすすめ情報】
知識? 技術? 心? ビジネス? アイロン・・・??
医師は、何を学んで
私たちの前にやってくる・・・!?
ちょっと変わった学び舎で成長する、
医師の卵たちの眩しすぎる青春。
外科医エリーゼ
天才外科医の転生先は1回目の人生に逆戻り? 悪女皇后と呼ばれ火炙りの刑になり一生を終えたエリーゼ。前世での過ちを清算すべく2回目の人生は外科医として人のため生きてきた彼女だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…しかし、目を覚ますと1回目の人生に戻ってしまった!?処刑される10年前の16歳の自分に転生したエリーゼは今回だけは後悔しない人生を送ろうと前世の配偶者との婚約を阻止しようと奮闘するのだが…。ピッコマの大人気タイトル、コミックス化!!
Dr.コトー診療所
満足に医療設備も揃わぬ絶海の孤島に、一人の若き天才外科医が舞い下りた時、奇跡のドラマの幕が上がる!! 感動必至の離島医療物語。
▼第1話/Dr.コトー、島に着く。▼第2話/Dr.コトー、また船に乗る。▼第3話/Dr.コトー、島民に営業する。▼第4話/Dr.コトー、土下座する。▼第5話/Dr.コトー、腕をふるう。▼第6話/Dr.コトー、モテる。▼第7話/Dr.コトー、仕切る。▼第8話/Dr.コトー、ダレまくる。▼第9話/Dr.コトー、早トチる。▼第10話/Dr.コトー、決断する。
その他、小説やテレビでも医療系のものを目にしたことがありますし、知識欲があるのならニュートン別冊はどうでしょうか。勉強の妨げにならない限りは選択肢の一つになると思います。
(2) 灘高校に合格できるだけの学力を目指す。
ガク氏の記事を隅々読めば良いですね。
我が家もまだまだ発展途上ですが、現在高校生の長男を見る限り、我が家の教え(?)が大きく間違っているとは思っていません。
英検2級、数検2級、漢検2級 ≒ 九州私立難関高校2校合格レベル ≒ 進学塾で言えば灘クラスの下に位置するクラス
どんな方法でも良いし、ゴールは上記いずれでも良いから、目指すところはこの辺りだと、言い聞かせていました。
それに向けて何が重要かというと、テキストをコンプリートすることだし、知識を「大学入試」に向けて長期記憶に乗せていくことだよ、と図にして壁に貼っていました。ちょっと変な家庭ですが…

(3) 体調管理も重要なファクターでしょう。
知り合いで、70歳近くになるお医者(元大学教授教授)がいます。本人談ですが、医学部内でも成績トップだったようです。
そのお方、子供の頃は体が弱かったらしく、1セット45分と決めて勉強をしていました。調子が乗ってくると2セット分の90分になることもあったそうです。場所は、図書館。その当時も(?)、おしゃべりばかりする人たちがいたとのことですが、図書館の方が集中できたとか。睡眠はきちんと取っていたと語っていました。
体調管理に気をつけながら、毎日着実に進めていくことが必要です。決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。リズムよく学習することが大切なのですね。
熱意だけでは失速します。
鯔のつまり、医学部のような高い所に行くためには、セルフマネジメントが必要だとも言えます。早いうちにこのことを理解しておきたいところです。
(4) 意欲をどのように維持するか?
ガク氏のコメント受けて続けます。
長男(高校2年生)は最近、大学のオープンキャンパスに出向きました。小学校の時に塾で切磋琢磨した友人と再会したようです。そして、友人との会話、大学の先生の説明などからも、良い刺激を受けて帰ってきました。
小学生の頃の塾では、その友人は良い意味で「俺が俺が」な感じの1番でないと気が済まないタイプだった一方、長男はどちらかと言うとおっとりした性格だが、オープンキャンパスでは意気投合したようだ。英検の話になり、
友人:~ちゃんは1級に受かったらしい。俺は高校1年生の頃に英検準1級を受けたがダメだった。
長男:僕は、今度挑戦する(ぞ!)。
そういう目的でも、進学塾(の最高位クラス)を利用できたのはよかったと思っています。
志の高い人と関わり続けることは大切なのですね。
Fin
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管理人より
現に中学生のお子様がいらっしゃる方からご投稿いただきました。
別の読者様(中学生)からいただいたご相談「医学部に行くために何をすべきですか」に的確にご回答いただき感謝申し上げます。
姉妹サイト(独り言)に掲載した、私のざっくりとした回答とは正反対。具体的かつ実践しやすいアドバイスに脱帽です。
モチベーションはいかなる分野でも、必要になってきます。大人になってからも困難な課題としてつきまとってくることでしょう。私もいろいろ試してみて様子を見ていますが、やはり自分の関心が大きなファクターであるように思われます。しかし、関心というものは時とともに移ろうのが普通であり、当初の意欲を維持するのは、さらに困難を伴うことが多いです。自分が最初に立てた夢や目標に対して、途中で意欲が無くなるのなら、そもそも挑戦する資格などないと考えたりもしますが、みなさんはいかがでしょうか。
どのように意欲を湧かせ、さらに維持するか。
今回の中学生の方からのご相談は、この本質的な問題を含んでいるように感じます。この記事を最後までご覧いただいた、みなさんからのご意見を賜りたいです。記事下のコメント欄からお気軽に。
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