【必読】灘&東大|入試直前期の過ごし方を振り返った

医学部に行くために何をすべきか|中学生の君へ

ガクさん
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東大院生です。独学で灘・東大に合格しました。数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

学心のお知らせ|管理人が直接指導

小さな教室を作りました。

「点数」にできない力を、
子どもたちはたくさん持っています。

代表が全科目を指導。
一人ひとりの特性に合わせて「自立(自律)して学ぶ子ども」を育成します。

子どもたちが「学心」で学んで、
教室を出るときには、新しい世界が目の前に広がっているような、
そんな体験をして欲しいのです。

私と一緒に学びたい子どもたち、大募集です!

教室の風景

小学生〜高校生が同じ空間で、自分の夢に向かって励んでいます。
地元の子どもたちから、灘中・灘高・オリンピック志望者まで在籍。
知的な興奮と歓びが漂う、集中して学べる環境です。

目次

医学部に行くために何をすべきか

私には中学生の子供がいますから、このこと(医学部に行くために何をすべきか)について考えてみました。

  1. 勉強をすること自体がつらく、医学部進学の気持ちが揺らぎそうな場合 → まずはモチベーションを高めましょう。
  2. 医学部進学の強い動機はあるし勉強は好きだとしても、実際に何から手をつけていいのかわからない場合 → 本気で灘高校合格レベルを目指しましょう。
  3. 体調管理も重要です。

【関連記事】医学部に行くために何をすべきですか
https://diary.nadatodai.com/220711-2/

(1) マンガ本でも読んで、モチベーションを上げる。

現在我が家には以下のマンガ本があります。私は読んだことがありませんが、子供たちはこの手のマンガ本を喜んで読みます。地域医療、外科医、防衛医科大学校のことを学べるかも!?

賢者の学び舎 防衛医科大学校物語

日本一ハードな医学部の青春!

誰にも頼らずに、医師になるーー

18歳の真木賢人(まきけんじん)が選んだのは、
防衛医科大学校。
学費無料。全寮制。給与あり。
「自衛隊のお医者さん」を養成する学び舎での、
賑やかな日々が始まる。

『ヒューマニタス』の新才・山本亜季。
初めての本格連載作!!

【編集担当からのおすすめ情報】
知識? 技術? 心? ビジネス? アイロン・・・??

医師は、何を学んで
私たちの前にやってくる・・・!?

ちょっと変わった学び舎で成長する、
医師の卵たちの眩しすぎる青春。

外科医エリーゼ

天才外科医の転生先は1回目の人生に逆戻り? 悪女皇后と呼ばれ火炙りの刑になり一生を終えたエリーゼ。前世での過ちを清算すべく2回目の人生は外科医として人のため生きてきた彼女だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…しかし、目を覚ますと1回目の人生に戻ってしまった!?処刑される10年前の16歳の自分に転生したエリーゼは今回だけは後悔しない人生を送ろうと前世の配偶者との婚約を阻止しようと奮闘するのだが…。ピッコマの大人気タイトル、コミックス化!!

Dr.コトー診療所

満足に医療設備も揃わぬ絶海の孤島に、一人の若き天才外科医が舞い下りた時、奇跡のドラマの幕が上がる!! 感動必至の離島医療物語。

▼第1話/Dr.コトー、島に着く。▼第2話/Dr.コトー、また船に乗る。▼第3話/Dr.コトー、島民に営業する。▼第4話/Dr.コトー、土下座する。▼第5話/Dr.コトー、腕をふるう。▼第6話/Dr.コトー、モテる。▼第7話/Dr.コトー、仕切る。▼第8話/Dr.コトー、ダレまくる。▼第9話/Dr.コトー、早トチる。▼第10話/Dr.コトー、決断する。

その他、小説やテレビでも医療系のものを目にしたことがありますし、知識欲があるのならニュートン別冊はどうでしょうか。勉強の妨げにならない限りは選択肢の一つになると思います。

(2) 灘高校に合格できるだけの学力を目指す。

ガク氏の記事を隅々読めば良いですね。

我が家もまだまだ発展途上ですが、現在高校生の長男を見る限り、我が家の教え(?)が大きく間違っているとは思っていません。

英検2級、数検2級、漢検2級 ≒ 九州私立難関高校2校合格レベル ≒ 進学塾で言えば灘クラスの下に位置するクラス

どんな方法でも良いし、ゴールは上記いずれでも良いから、目指すところはこの辺りだと、言い聞かせていました。

それに向けて何が重要かというと、テキストをコンプリートすることだし、知識を「大学入試」に向けて長期記憶に乗せていくことだよ、と図にして壁に貼っていました。ちょっと変な家庭ですが…

(3) 体調管理も重要なファクターでしょう。

知り合いで、70歳近くになるお医者(元大学教授教授)がいます。本人談ですが、医学部内でも成績トップだったようです。

そのお方、子供の頃は体が弱かったらしく、1セット45分と決めて勉強をしていました。調子が乗ってくると2セット分の90分になることもあったそうです。場所は、図書館。その当時も(?)、おしゃべりばかりする人たちがいたとのことですが、図書館の方が集中できたとか。睡眠はきちんと取っていたと語っていました。

体調管理に気をつけながら、毎日着実に進めていくことが必要です。決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。リズムよく学習することが大切なのですね。

熱意だけでは失速します。

鯔のつまり、医学部のような高い所に行くためには、セルフマネジメントが必要だとも言えます。早いうちにこのことを理解しておきたいところです。

(4) 意欲をどのように維持するか?

ガク氏のコメント受けて続けます。

長男(高校2年生)は最近、大学のオープンキャンパスに出向きました。小学校の時に塾で切磋琢磨した友人と再会したようです。そして、友人との会話、大学の先生の説明などからも、良い刺激を受けて帰ってきました。

小学生の頃の塾では、その友人は良い意味で「俺が俺が」な感じの1番でないと気が済まないタイプだった一方、長男はどちらかと言うとおっとりした性格だが、オープンキャンパスでは意気投合したようだ。英検の話になり、

友人:~ちゃんは1級に受かったらしい。俺は高校1年生の頃に英検準1級を受けたがダメだった。

長男:僕は、今度挑戦する(ぞ!)。

そういう目的でも、進学塾(の最高位クラス)を利用できたのはよかったと思っています。

志の高い人と関わり続けることは大切なのですね。

追記(9月13日)

その長男、自らの意思で、地元の家庭教師紹介業者の無料相談のようなところに出向きました。相談相手は、自分が通う高校の先輩であり国立大学医学部の学生です。今後、その人に家庭教師をお願いすることにはならないはずですが、この小さなイベントでも気分は高揚しながら家に帰ってきたのでした。

ガク氏を真似て(?)、自由時間のすべてを受験勉強に当てて頑張っていると言いたいところですが、その中身は必ずしも、理解、暗記、想起、演習・・・だけではないのですよね。長男はテレビは全く見ませんが、ネットはよく見ています。今時は、Youtubeやブログで情報収集しつつ、「意欲」を維持しているのかもしれません。今回の無料相談は、その延長ですね。初回のやりとりはWEBですから。

(5) Z会高校受験(特進クラス) 追記(9月13日)

我が家の第二子が高校受験(地元の公立高校志望)を半年後に控え、長男と同じように、本人の希望で第二子も進学塾を去ることになりました。塾(トップクラスではない)から学ぶことがないというのです。シンプルに書きますが、ラサール高校には到底合格できない学力レベルです。ただし、親として、最後の最後まで応援しつつ適切なアドバイスをしなくてはなりません。

私から伝えたこと・・・

  1. 大学医学部を目指すとしても、その前に高校受験がある。そのための演習は大切である。
  2. 高校受験での真剣勝負が、大学医学部受験において無関係とは言えない。(寧ろポジティブに影響すると思っている。)
  3. 最低でもラサール高校合格レベルに。

それで、Z会高校受験向け(特進クラス)をさせてみようと思います。

もちろん学力レベルに合ったテキストを選択し、基礎の基礎からやり直すべきだという考えはあると思いますが、大学現役合格を考えると、もはやそんな時間の余裕はありません。高校入学前に、どうにか”ラサール高校合格レベル”を乗り越えておかないといけないのではないでしょうか。

人生の岐路に立っていると思います。

頑張れ!

(6) サクラサク(高校受験結果:滑り止め私立高校A合格、本命公立高校前期合格)追記2023年春

実際にどの程度の学力レベルにあったかは不明です。それを前提に読み進めていただければ幸いです。

Z会高校受験(特進クラス)を真面目に取り組んでいたのは事実。「塾の窮屈な日程での授業、先生からのプレッシャーのかかる授業を受けるよりも、好きな時に自分で勉強できて良かった。」との本人の評。

塾かZ会かを悩まれている方がいるならば、当事者の気持ちを汲みつつ、目先のゴールではなく、大学受験(例えば国立大学医学部受験)まで伸ばして考えてみてはいかがでしょうか?

高校受験を得意としている進学塾があったとしましょう。表現が悪いですが、地方の公立高校レベル程度で、親が必死になって、進学塾に送り込む必要はあるでしょうか?無事に、希望の高校に入学できたとしても、大学受験まで持ち堪えられるでしょうか?

そんなことを常々、私は考えています。

塾信奉者である妻は、「そうは言っても、大学受験の前に高校受験、高校受験を乗り切るための最善の策は・・・」という風に、いつも議論が噛み合わないわけですが、それはそれで仕方ないですね。子供を思う気持ちはお互い変わらないのですから。

さて、話を戻しますが、学力向上を真剣に考えている当事者がいくつかの理由で塾を辞めたがっていたのは事実です。それを強制的に続けさせるとなると、それは、心理的●●に発展する可能性は否定できないのではないでしょうか。如何でしょう。

国立大学医学部受験の前に、高校受験がある!?

別の記事でも書いたことがありますが、私の考えは、「国立大学医学部受験に向けて、高校受験を利用する」です。そんなことを一生懸命に子供に説明しながら、塾を辞める代わりとして、Z会高校受験(特進クラス)を勧めてみたのです。結果、うまくハマりました。本当によくがんばりました。

塾に通うか通わないかの議論は時間の無駄だと考えています。その数年後のために、どんな手段でも良いからしっかりと基礎学力をつけておく方が重要です。そして何より、当事者の気持ちは遥かに重要です。結果、公立高校前期合格しようがしまいが、それはそれで、時の運ですし、本人の責任でもあるでしょう。ただし、親としては最大限アドバイスはすべきでしょうね。

公立高校前期に合格する戦略

進学塾の先生が言うには、前期合格は「くじ」みたいなものだそうです。

その言い訳の理由はいくつか考えられますが、その一つは、塾というのは、入試問題を予想してしまうものです。そこが一つの落とし穴な気がします。前期試験は歴史が浅く、予想などできないのです。尚更、純粋な気持ちで、基礎学力をつけさせれば良いだけの話になりますが、そこは営利企業としてのジレンマなのでしょう。

もう一つは、塾の先生が指導できない領域があるのではないかと考えています。具体的には、コストパフォーマンスが悪い英作文の指導や面接の指導です。大手の進学塾が真剣に指導するはずがありません。

他にもあります。内申点の部分です。当然のことながら、進学塾の先生がどうこうできるパートではありませんからね。

まとめると、

  • 高校入学後の大学受験戦争に向けて、基礎体力を十分につけておく。
  • 難関大学(東大、国立医など)を意識しながら、自由英作文を十分に鍛えておく。
  • 科学の甲子園ジュニア、数学オリンピック、各種検定試験などにチャレンジする。

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医学部に行くために何をすべきですか | 東大生の独り言 医学部に行くために何をすべきですか 今中学3年生で普通の公立です。 そこで僕は医学部に行きたくて頑張っています。 今は何をするべきだと思いますか?夜遅くにすみません...

管理人より

現に中学生のお子様がいらっしゃる方からご投稿いただきました。

別の読者様(中学生)からいただいたご相談「医学部に行くために何をすべきですか」に的確にご回答いただき感謝申し上げます。

姉妹サイト(独り言)に掲載した、私のざっくりとした回答とは正反対。具体的かつ実践しやすいアドバイスに脱帽です。

モチベーションはいかなる分野でも、必要になってきます。大人になってからも困難な課題としてつきまとってくることでしょう。私もいろいろ試してみて様子を見ていますが、やはり自分の関心が大きなファクターであるように思われます。しかし、関心というものは時とともに移ろうのが普通であり、当初の意欲を維持するのは、さらに困難を伴うことが多いです。自分が最初に立てた夢や目標に対して、途中で意欲が無くなるのなら、そもそも挑戦する資格などないと考えたりもしますが、みなさんはいかがでしょうか。

どのように意欲を湧かせ、さらに維持するか。

今回の中学生の方からのご相談は、この本質的な問題を含んでいるように感じます。この記事を最後までご覧いただいた、みなさんからのご意見を賜りたいです。記事下のコメント欄からお気軽に。

管理人より 2

追記ありがとうございます。

お忙しいところ感謝申し上げます。

意欲の維持はなかなか難しいときも多いと思います。

私の家はアナログ派でしたので、テレビもネットも見ることなく主に紙媒体で生活していました。偉人の自伝などを読むことが多かったですが、いつも感銘を受けて意欲維持につながっていたように記憶しています。

いまは誰もがネットで情報収集できますので、便利な時代になったものです。

いよいよあと半年ですね。高校受験の内容は進学以降も役立ちますので、ぜひとも励んでください。

心から応援しております。

管理人より 3

合格おめでとうございます!

まずは外の空気を吸って、ごゆっくりお休みください。

これから将来に向けて、自分なりの勉強法を極めることと思います。本を読んだり、科学コンテストに参加したり、少しずつ世界を広げていって満足のいく道を歩まれてください。

これからも応援しております。

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この記事を書いた人

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数学オリンピックで2回の受賞歴があります。

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