焚き火の思い出を幼少期から大学院まで振り返った
幼い頃から身近な存在でした。
焚き火を見ていると落ち着きます。
私は子供の頃から焚き火が好きでした。
高校に入ると秋冬は毎週末焚き火をしていました。
大学に進んでからも山の中では頻繁に火を起こしました。
今回は、焚き火の思い出をご紹介します。
このブログは以下の方に向けて書いています。
- 子育てをしている方
- (学生・大人問わず)勉強している方
- 子どもと接する機会のある方
よろしくお願いします!
こんな家庭で育った
本題に入る前に、ざっと私の家庭についてご紹介します。
- 父は教育学をしっかりと学んだ人
- 母は褒めるのが上手な主婦
それ以外は、ごく普通の一般家庭ですね。
ごく普通に地元の中高に進んで、大学に行ければ御の字だったようです。
それが人生わからないものです。
受験まみれになってしまうんですね。
当の本人(私)は楽しんで受験していたので、「結果よし」ということで。
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息子視点で教育・子育てについて語る(日本唯一の)ブログです。
親の子育てで良かったこと、役立ったことをどんどん書いていきます。
焚き火が心地よい理由「1/fの揺らぎ」
科学的な話として、「1/fの揺らぎ」というものがあります。
この揺らぎがリラクウゼーション効果を伴って、心地よさを与えてくれます。
波音や川のせせらぎ、木漏れ日のざわめきなども「1/fの揺らぎ」に該当します。
そうは言っても、もっと他の理由もあるように思います。
特に近頃、山の奥深くで火を焚いていると感じることですが、
焚き火にあたっていると、安心感と自信に包まれます。
さらに、過去のことや未来のこと、時空間を超えて様々な想いが溢れてくるのです。
おそらく、人類が火を獲得することで得た生活の向上や天敵からの保護といった効用に由来するものだと思っています。
だから、いくつになっても焚き火に惹かれ、こだわるのです。
幼少期
自然児。
この表現がもっとも適切でしょう。
父はアウトドアの基礎を全て余すことなく、私に伝授しました。
私はそれらを片っ端から実践しました。
近隣の山野でよく焚き火をしました。
日曜の午後、下山の途中で休憩がてら小さな焚き火を起こすことが多かったです。
焚き火用のコッヘル(鍋)や焼き芋用のサツマイモは父が用意してくれていました。
煙で服が臭くなるので、汚れてもいいような服を来ていました。
中学生
この頃は、勉強にもっとも熱中していた時代でした。
全てを勉強に捧げました。
その結果、焚き火をする機会はあまりありませんでした。
とりわけ、中3はこれまでで最も多くの時間を勉強に費やしました。
おそらく人生で一番でしょう。
今の私は、他にもやりたいことがたくさんできてしまい、机上の勉強に労力の大半を割くエネルギーはありません。
高校生
秋冬になると毎週末のように焚き火をしていました。
これまでの焚き火と違う点は、かまどを開発したということです。
蓄熱と輻射熱を意識して、料理に使えるかまどを作っていました。
毎週末、試行錯誤を繰り返して作り上げるのです。
本当に楽しい日々でした。
場所は家の庭です。
私の実家は田畑の多い地域に建っており、野焼きが許容されているところでした。
周囲の家が洗濯物を取り込んだタイミングを見計らって、焚き火を開始しました。
服が臭くなると言って、母親はあたりに来ませんでした。
父と一緒に焚き火の傍らで庭仕事に励んでいました。
ちなみに、焚き火に使う薪はほとんど庭から生産されました。
稀に親身に付き合っている大工さんからもらった廃材を使うこともありましたが、基本的には庭の雑木です。
クヌギやコナラなど、私が幼稚園の頃に植えた木々は2回の屋根を超えるほど高く成長しており、毎年剪定するだけで、大量の枝が生産されます。
それらを焚き火によって燃やすということです。
ただ単に燃やすだけでは面白くないということで、穴を掘ったり、ブロックを積んだりして、かまどを作りました。
これが半端なく楽しい。
焚き火のできる地域に住めるようになったら、本格的に再挑戦したいです。
大学生
本格的かつ過激な登山に燃えていた時代です。
主に沢沿いで焚き火をしました。
厳冬期の雪山登山では、雪上でも焚き火を作りました。
沢沿いでは風の向きは一定です(昼は下流→上流、夜は上流→下流)。
そのため、谷の方向と平行に石または丸太を並べ、その上に枝を渡せばよく燃えます。
一方、雪上での焚き火は非常に苦労しました。
雪面が気化熱で熱を奪いますし、そもそも薪が濡れて火がなかなか持続しません。
最終手段として、ガスコンロの助けを借りることもあります。
昨年は雪山で焚き火をして、側で火にあたりながら一夜を明かしました。
今年も正月に山奥で雪上焚き火をしました(寒いので寝るのはテント)。
今後
焚き火ができる地域に住みます。
自然に囲まれて、自然の物を利用し、存分に自然の中で遊ぶのが目標です。
いかに人工物・既存物に頼らずに生活できるか挑戦したいです。
人生長いようで短い。
まだまだやりたいことはたくさんあります。
受験まみれの私
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