子どものほめ方とやる気スイッチ
子どものほめ方とやる気スイッチ
コーチングでいう『ほめる』には、相手の良いところを認め『承認』するという意味があります。
『承認』とは、その事柄が正当だと認めることです。
子どもが何かを達成して喜んでるときは、一緒になって、「頑張ったね!」と喜ぶことは、子どものモチベーションを上げることに繋がります。
具体的なほめ方3つ
具体的なほめ方を3つ上げてみます。
ポイント1
良いところを見つける。
毎日子どもを見ていても、大きな変化はありません。でも日頃から子どもを見ながら、何か以前よりも少しあっもできるようになったことはないかな?
昨日よりも少しでも良い所はないかな?と探してみると、今まで見逃していた小さな変化に気付き声をかけれるようになります。
ポイント2
効果的にほめるには、タイミングも大切で、過去に起こったことをほめるよりも『今、起きたこと』について気づいたときにタイミングよく言葉や態度で示す事で子どもの、喜びや承認された気持ちが強くなるのではないでしょうか。
ポイント3
心からほめる。
たとえ小さなことであっても、達成感や子どもの成長が感じられた時、一緒に心から喜ぶ。
まわりの人の嬉しそうな表情や、認めてもらった嬉しさは子どもの自信になっていくと思います。
子どものやる気スイッチ
言葉の力は不思議で、かけてもらう言葉1つでやる気がでかり、気持ちが沈んだりします。
「すごいね!」「よかったね!」「えらいね」などの言葉でやる気になる場合もあります。これもいいと思いますが、褒めてもらえることを目的にする事もあるので行動そのものをシンプルに伝える方が効果的だと思います。
「お片付けできたね」
「宿題できたね」
「お手伝いしてくれたんやね」
と伝えます。
また、何か成果が出たときには、「嬉しいね」と子どもの気持ちを代弁します。
「ありがとう」「助かった」と私の気持ちも伝えるよう心がけてます。
大切なのは実際の行動のみを、そのまま言葉にして伝えること。
子どもの気持ちを代弁し、自分が感じた気持ちも伝えること。
これらは子どもを「承認」することに繋がります。
私はこの2つを心に留めながら会話するようにしています。
誰かに認めてもらえることは、大人になっても嬉しいです。
小さなきっかけを見逃さず、その都度認め言葉にしていくことで子どもと私、両方の「やる気スイッチ」を押していきたいです。
管理人より
ご投稿ありがとうございます。
人と接するときの姿勢について、改めて考えさせられました。
教室を開いてから、私も毎日のように子どもたちと接しています。
その際、自分の幼少期を振り返って、「こんな先生が間近にいたらいいな」「こんな学び方をしたかったな」という想い・期待をそのまま提供・共有するようにしています。
もちろん、個性は人それぞれですし適不適も異なります。少なくとも私がモデルとして思い描く子ども像が最も喜び、健やかに成長できるような環境づくりを心がけています。
まだまだ未熟ですし、足りないことばかりですが、子どもたちと一緒に私も精進していきたいです。
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