東大生が解説!経済学を知らないと人生損する|絶対身につけておきたいお金の話
絶対に身につけておきたい、お金の話について。
これ以上にないくらいわかりやすく解説していきます。
選択には損得勘定が働きます。
経済学の基礎知識を身につけることで、最善の選択をする手助けになります。
この記事を読めば、世界の見方が変わります。
経済の目的|幸せの正体とは?
経済学とは、
社会において、限られた資源を有効活用することで、人々が幸せになるにはどうすべきかを研究する学問
のことです。
ここでは、次の2点が常になってきます。
- 限られた資源
- 幸せになる
全ては限られた資源
空気を除いて、私たちの身の回りにあるものは全て有限だと考えてよいでしょう。
例えば、時間は一日24時間と決まっていますし、お金も無限に持っているわけではありません。
幸せになる
何を持って幸せと感じるかは人によって様々です。共通するのは満足している状態にあるということ。経済学では、満足することを効用と呼んでいます。
つまり、
効用の最大化=満足や幸福感を一番大きくする
ということですね。
見えざる手
経済学の父と呼ばれるアダム・スミス(イギリス、1723〜1790)は国富論で次のように述べています。
各個人が自分の利益を求めて行動することが結果として社会全体の利益をもたらす
つまり、
人は誰もが自分が幸せになるために利己的に、合理的に行動する
ということなのです。
でも、そんな単純じゃない!
だから人間は美しい。
ボランティア活動を熱心にする人がいます。
朝早くに起きて町のゴミ拾いをして綺麗に掃除してくれる人がいます。
見返りを一切求めない、全て無償の活動です。
全然、利己的で合理的じゃないですよね?
世の中には自分の時間を犠牲にして他人のため、社会のために行動する立派な人がたくさんいます。
本当に素敵な社会です。
これは、人間の感情が入り込んでいるからなのです。
そして、この感情が経済モデルを複雑にしています。
行動経済学
経済学は単にお金単体で解決するものではありません。
人間の生活や心情にも深く関わっています。
そんな時に役立つのが、行動経済学です。
行動経済学とは、
経済学に心理学や社会学の要素を取り込むことで、従来の経済学に加えてより人間の感情に焦点を当てた学問
のことをいます。
行動経済学を学ぶことで心のクセがわかります。
つまり、間違った選択による損を減らせます。
よりよい人生へのヒントが見つかります。
次回はこのことについてお話ししましょう。
参考文献
この記事は、『経済とおかねの超基本』という本を参考にして書きました。
必要なお金の知識が丁寧にまとめられており、家庭に1冊あると良いと思いました。
私はお金に疎くて苦労しています。高校生になるまでにざっと読んで基礎知識を身につけた方が良いです。
最近のビジネス書にありがちな、派手なハイライト表示が抑えられているので、読みやすいです。
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