ランニング初心者向け 走るための筋肉5つ

ここでは、
ランニング時に特に重要な働きをしている筋肉について説明していきます。
目次
最適な筋肉を手に入れる方法
大学に入ってから毎週山に登っていました。
下半身のトレーニングは全くしていませんでしたが、足の筋肉は信じられないほど大きく成長しました。
短パンはピチピチで、太ももはゴツゴツと盛り上がりました。
どれだけ重い荷物を背負っても、
どれだけ高度を上げても、
どれだけ長く歩いても…
全く疲れない体になったのです。
筋肉痛すら起こりませんでした。
けれども、スポーツによって使う筋肉は全く異なります。
自転車は自転車用の、
山スキーは山スキー用の…
それぞれに最適な筋肉があります。
それでは、順番にランニングで重要な筋肉を紹介していきますね!
大臀筋(だいでんきん)
お尻の筋肉のことです。
骨盤と大腿骨(太もも)を繋いでおり、立つ姿勢を維持します。
ランニングをしている時には、着地時に大きな力が加わりますが、大臀筋にはその力に耐えられる強さがあります。
ハムストリング
太ももの裏側にあります。
前に振り出された足を後ろに引き戻す働きがあります。
つまり、ランニングでは力強いプルを生み出す筋肉です。
外側広筋
太ももの前面外側にあります。
着地後に一旦引き伸ばされますが、その後一気に収縮して膝を伸長させます。
路面を力強くプッシュします。
腓腹筋(ひふくきん)
ふくらはぎの筋肉です。
プッシュの最後の段階で使われます。
足首のスナップを効かせることで路面を押し出します。
大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
足の付け根の前面にあります。
足が後ろに振られた時に伸ばされ、その反動で収縮し、足を前に引き戻します。
最後に
経験上、最適な筋肉はそのスポーツを熱心に行ってこそ得られます。
例えば、ランニングに適した筋肉をつけたければ、
頻繁に走っていればいいわけです。
でも、闇雲に走るよりは、鍛えるべき筋肉を意識しながら走った方が格段にいいです。
参考文献
『ランニングの科学』 鈴木清和
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