紀伊國屋書店に行って見たもの、感じたこと|東大生が子どもの頃に読んだおすすめ本紹介

こんにちは、ガクです。
久しぶりに大きな書店に行きました。
本めぐりは楽しいですね。
知恵がぎっしり凝集された印象を受けます。
今回の記事では、私が書店の中を歩き回って見たこと、感じたことを紹介していきます。
(肩の力を抜いて読んでください。自分の備忘録も兼ねています)
学参エリア
まず最初に向かったのが教材コーナーです。
最近、おすすめの問題集・参考書を教えてくださいというメッセージが増えてきました。
季節柄というのもありますが、サイト閲覧者が増えているのも要因の一つだと思います。
皆さんの要望にもしっかりお答えするサイトを目指しています。丁寧にお答えしますので、どうぞお気軽にコメントお寄せください。
さて、学参コーナーを見て感じたことは以下の点です。
この10年で変わったこと
小学生〜中学生教材はガラリと変わっている
高校生教材は大きな変化なし
そして、デザインや中身が二極化しています。
- 装飾が派手なもの
- 質実剛健なもの
この二つですね。
私がみんなにおすすめしている東京出版の教材などはいちばん目が届きにくい場所へと追いやられていました。
こういうの見ると悲しいです。
本当の良書って、平積みされているのではなく、ひっそりと佇んでいる書籍なんだよね。って思います。
回転が早いものは平積み、長く愛されたものは陰へ。
書店の多くで見受けられる光景です。
追記
少し気になった教材がありましたので、該当ページを更新しておきましょう。
…と言って締めくくるのももったいないので、ここでも少しだけ紹介。
小学低学年におすすめ
四谷大塚のはなまるリトル一択です。
これほど完成度が高い本はないでしょう。
解説を見ればわかります。
「この問題は小学1年生にとっては難しいかもしれませんが、〇〇のように考えると理解しやすいです」というように、指導者(保護者)へのメッセージがたくさん入っています。
最高の自学自習用教材です。
万人におすすめできます。
追記
隣にサピックスの低学年向け教材もありましたが、派手すぎて目がチカチカ。私は苦手です。でも、サピックスにも良書はたくさんあります。
中学受験生におすすめ
やっぱり自由自在がおすすめです。詳しいです。
四谷大塚の予習シリーズを一冊に凝縮したものだと思ってもらえれば大丈夫。
要点チェックや演習問題も用意されています。
追記
似た参考書に総合的研究があります。総合的研究は内容が薄いですね(悪口ではないですよ。入門向けという意味です)。
追記2
中学生用の総合的研究はとっても中身がしっかりしています。パーフェクトコースよりも優秀です。小学生用の総合的研究も力を入れて欲しいです。
洋書コーナー
このコーナーに力を入れている書店は好印象が持てます。
今回、訪れた紀伊国屋書店は手作りの説明板もあって、素晴らしい雰囲気でした。
私の家庭はペンギンリーダーズを使っていました。
レベル別になっており、文字も見やすく、イラストもシンプルで気に入っています。
中学1年に上がる頃に、家にあったペンギンリーダーズを片っ端から読み始めたのを覚えています。
さて、今回は大きな発見をしました。
ペンギンリーダーズの対抗馬が出てきたのです。
ラダーシリーズです。
こちらは、日本で作られたもので、巻末に単語帳が付属しています。
この単語帳が極めてしっかりしており、収録語数もペンギンリーダーズと比べると10倍以上ある印象を受けました。
チェックボックスもあり、最後に単語を習得するといった使い方もできそうです。
この本つくるの大変だっただろうなと思いながら、流し読みさせてもらいました。
私ならラダーシリーズを選びますね。
価格も文字の大きさもほとんど同じなのに、単語帳に力を入れている点が好感持てました。
ラダーシリーズ
子どものうちに英語多読をしていたら、人生変わっていただろうに…。
私が最も後悔していることの一つです。
児童文学作品コーナー
岩波少年文庫がおすすめです。
つくりが真面目ですよね。
手を抜かずに選ばれた作品がそろっています。
翻訳者もその道のプロばかりですし、安心です。
追記1
モモはあまりに有名すぎる本。時間とは何か?忙しい大人に是非とも読んでもらいたい一冊です。
追記2
紀伊國屋書店さん。
私の家よりも所蔵数が少ないってどうなってんの!?
科学道コーナー
「かがくどう」と読むらしいです。
好きです。
こういうコーナー。
ワクワクしますよね。
自分がこれまで読んできた本がたくさん紹介されており、嬉しい気持ちになりました。
せっかくなので、おすすめ本を載せさせてください。
科学のおすすめ本
科学好き、自然好きな子どもに育てたい方は購入必須です。
父が買ってくれた本、私が実際に読んできた本です。
センスオブワンダー
自然の感覚が磨かれます。大切なものを思い出させてくれます。全国民に買ってもらいたいです。
50の自然体験
センスオブワンダーで感覚を磨いたあとは、この本を読んで行動に移して下さい。
数の悪魔
私が小学高学年の頃、よく読んだ本です。片っ端からノートに書き写していました。懐かしい…。
算数好きにさせてくれる本って、問題集ではなく、こういった読み物なんですよね。
追記
繰り返します。センスオブワンダーは絶対に読むべき!
ビジネス本コーナー
怪しさ満点のコーナーです。
なんだか洗脳されそうで怖いです。
でも、世間の流行をつかむには、とっておきの場所でしょう。
適当に平積みされている中から数冊選んでささっと目を通しました。
GAFAと世界の未来というような本を読んで、襟を正します。
で、満足して帰ります笑。
追記
ひとつ面白いなと思った本は言い換え図鑑です。
子どもへの声かけ、夫婦仲の改善に参考になりそうなフレーズがたくさん載っていましたよ。
最後に
やっぱり、書店をまわるのは楽しいです。
私は図書館巡りの方が好きで、東京23区西部の区立図書館はすべて回りました。
東部も少しずつ制覇していきたいですね。
図書館案内のページを作るのも面白いかも。
…と書いていて、本記事のメインテーマが書店だったことに気付きました。
それでは、また次回お会いしましょう。
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