【要約・レビュー】食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術を読んだ感想とまとめ
こんにちは、ガクです。
レビュー記事はほとんど書かないのですが、今回は書きます。
久々に、これはためになると感じた本でした。
この類の本は、常に手元に置いておきたいです。
食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術を読んだきっかけと第一印象
ボソリと父が一言。
「食べる投資」って本、読んでみるといいぞ。
父は滅多に本を勧めたりしないのですが、今回は違いました。
わざわざ私に勧めてくるものですから、余程完成度の高い本なのでしょう。
気になったので、さっそく読んでみました。
第一印象ですが…、
まず、題名が攻めていますね。
『食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術』
投資、ハーバード、世界最高….。
怪しさ満点です笑。
で、ページをめくってみます。
最近のビジネス書に氾濫するような、ハイライト / マーカー表示はありませんでした。
太字表記ところどころ出てくるくらい。
これなら気になりません。
内容もスッと入ってきます。
下手に(流行りの)エビデンス:科学的根拠を濫用することもなく、読みやすい本です。
一言で言うなれば、「重要事項の寄せ集め」です。
以下、レビューです。
【総評】 食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術
おすすめ度:
こんな方に読んでもらいたい:
食生活を見直したい人
これから一人暮らしを始める人
健康が一番の財産だと考えている人
ときどき体調が不安な人
お子さんがいる家庭
どのような食習慣を身につければいいのか、エッセンスが凝縮されています。
内容の総評としては、必要な情報が得られるが、新しい情報はないといった印象を受けました(私のレビューはいつも辛口・公平です)。
栄養学に詳しい方なら、「こんなの当たり前やん」と言うと思います。
自宅に食や栄養についての本がない、少ないと言う方は、迷わずに購入すべきです。
以下、要点をまとめていきます。
目次(見出し)に自分の感想を付け足していく形式で進めていきます。
【要点】 投資食でパフォーマンスを発揮
納豆1パックを毎日食べる
自分の食生活を褒められているみたいで、とても嬉しいです。
納豆には以下のような効用があると書かれています。
納豆菌 → 悪玉腸内細菌を抑制 → 腸内環境改善
ビタミンK → カルシウムを骨へ → 骨を丈夫に
納豆キナーゼ → 血栓予防 → 血液をサラサラに
私は、毎日2パックの納豆を食べています(場合によっては3パック)。
大阪にいる両親も、毎日2パック食べています。
消費期限が約1週間と短いこと、洗い物が面倒くさくなることを除けば、手軽に食べられてgoodです。
追記
研究室には納豆アンチ(納豆が食べられない人)が3人もいます。
ですから私は、隠れてこそこそと食べるようにしています。
まあ、匂いで気づかれるんですけどね。
食物繊維でメンタルを強く
腸では、40種以上の神経伝達物質が合成されています。
このことから、腸は第二の脳とも言われています。
いかに腸の調子を整えるかが、精神の安定に関わってきます。
腸内環境が悪い=不安、うつ症状
食物繊維は腸内環境を整える(善玉菌を優位に)
食物繊維が豊富:野菜、海藻、きのこ
野菜は、糖質の取りすぎに注意しましょう。
キャベツやホウレンソウが良いとされています。
ちなみに、私はキャベツをたくさん食べるようにしています。
余談
2020年の12月、試験的にご飯の代わりにキャベツを食べるという生活を3週間続けました。
結果、スタミナなくなりました。
普通にキツかったです。
たまにフラっと来るのですよね。こんなの、実験のときはマジ危ない…。
それに、炭水化物の欲求が爆発することがありました。
偏食はやめたほうがいいです(と言いつつ、次はどんな試みにチャレンジしようか考えている)。
追記
腸には大きく3種類の菌がいます。
善玉菌:良い、増やすべき
悪玉菌:悪い、排除すべき
日和見菌:ときどき悪さをする
週の半分は魚にする
難しいです。
一人暮らしの大学生にとって、魚を食べるのは極めて困難なことです。
私自身、1ヶ月に2〜3回程度しか、魚を食べていません。
偏食が甚だしいですね。
さて、なぜ魚に着目するのか?
『食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術』では、次のように書かれています。
タンパク質はバランスよく摂取
牛肉、豚肉…アラキドン酸生成 → 体内で炎症が起こりやすい
魚…オメガ3系脂肪酸 → 炎症を予防
ビタミンD → ステロイドホルモン似 → 炎症・うつ症状を抑制
結論、タンパク質は肉だけでなく、豆や魚からも摂取しよう!
追記
ビタミンDは紫外線でも合成されます。
つまり、日光浴やお散歩はvery good!!
野菜は1日4色以上食べる→炎症予防
野菜は量よりも色を重視します。
私は、キャベツかレタスばかり食べているので、アウトです。
そのうちアオムシになりそう…。
野菜のそれぞれの色は以下の通りです。
野菜は1日4色以上
赤…リコピン:抗酸化、トマト、スイカ
カプサイシン:血流改善、トウガラシ
黄…フラボノイド:抗酸化、タマネギ
橙…βカロテン、クリプトキサンチン:体内でビタミンAに、抗酸化、粘膜保護、カボチャ、ニンジン
緑…クロロフィル:抗酸化、コレステロール低下、ホウレンソウ、コマツナ、キャベツ
紫…アントシアニン:抗酸化、白内障予防、熱に弱く生食推奨、ナス、赤シソ
黒…クロロゲン酸:抗酸化、体脂肪燃焼、ジャガイモ、サツマイモ、ゴボウ
白…硫化アリル:抗酸化、有害物質排泄、ニンニク、長ネギ
イソチオシアネート:抗酸化、血液サラサラ、ブロッコリー、キャベツ、ダイコン
*野菜の糖質には注意すべし
その他の投資食
上記に紹介した以外にも、下記の内容が書かれています。
- 鉄とビタミンBを意識する
- 男性ホルモンを増強する
- 3つの栄養素を意識する
- 休憩はコーヒーとチョコにする
- 就寝前にグリシンを摂る
詳しくは、本書を読んでみてください。
【要点】 食べない投資
見出しは以下のようになっています。
食べない投資
甘い飲料は飲まない
糖度の高い野菜・果物は食べない
白い主食は食べない
夜9時以降は食べない
トランス脂肪酸(植物油脂)は摂らない
高温調理品(揚げ物)は食べない
食品添加物は摂らない
この中から、個人的に気になった項目をピックアップします。
白い主食は食べない
父がよく言っていました。
白いものは避けた方がいいぞ、と。
精製食品=エンプティカロリー
精製過程で栄養が失われて空っぽ。糖質だけになっている。
脳は栄養失調状態だと認識して食欲が爆発。
うどん、食パン、白米ご飯は避けよう。
はい、わかりました。
もう食パンは食べません。
ご飯は3分づきにします(これまで7分づきを食べていた)。
夜9時以降は食べない
本書には、おすすめの食べ方として以下のように紹介されています。
体のリズムに合わせた食事
朝:軽め
昼:しっかり食べる
夜:8分目
私が幼少期の頃は、「朝食はしっかり食べろ〜」とよく言われていました(教科書とか)。
小学・中学までは良かったのです。
私も目一杯食べていました。
ところが、高校に進学した頃から、朝食後に眠気が襲ってくるのです。
これは、大学に進学してからも同様でした。
そこで、見つけた解決策。
最近は以下のスタイルに落ち着きました。
個人的におすすめの食事スタイル|実家
朝:遅めに軽く(ヨーグルト+プルーン+バナナ)
昼:しっかり食べる
夜:
トランス脂肪酸(植物油脂)は摂らない
私の家庭は、パン派でした。
毎朝、食パンを焼いて、バターをたっぷり塗ってから、学校に向かいます。
この習慣は大学に入っても続き、多い時は朝に食パン4枚を食べることもありました。
今から振り返ると恐ろしいですね。
トランス脂肪酸=食べるプラスチック
↑ 細胞が傷つき、炎症を引き起こす
マーガリン、ショートニング、植物性油脂、植物油脂は避ける
もう、食パンは食べません。
追記
2021年は食パンゼロを目指しています。
主食として食パンは食べません。
現在も継続中。
身体が軽くなった気分です。
午前中に睡魔に襲われることもなくなりました。
おすすめです。
食品添加物は摂らない
私は完全に自炊で日々の食事をまかなっています。
お惣菜は一切買いません(単純に買うお金がないだけ…)。
加工食品もほとんど買いません(豆腐くらいかな)。
ですので、極めて健康的なものを食べていると信じています。
食品添加物の例
プロピオン酸:食パン(防カビ目的)
硝酸塩:食肉加工品(ビーフジャーキー)
リン酸塩:食肉加工品(ハム、ソーセージ)
追記
健康的なものしか食べませんが、偏食が甚だしいです。
毎日、納豆+豆腐+鶏胸肉+卵+キャベツの繰り返しです。
有害金属は体内に入れない
昨年、父が言いました。
「ガク、有害金属は危ないらしいぞ」
有害金属って…、なに!?
みたいな状態でした。
そこで、本書『食べる投資』を読んだわけです。
有害金属が体内に蓄積されると、疲労や肌荒れに繋がるということです。
本書『食べる投資』では、次のように紹介されていました。
有害金属と侵入ルート
ヒ素:農薬、魚介、海藻、排ガス
水銀:魚介、柔軟剤、防カビ剤
カドミウム:タバコ、タイヤ粉塵、排ガス
鉛:水道管、排ガス、殺虫剤
アルミニウム:食品添加物
ニッケル:化粧品
で、父が続けて言うには、
「ジテツウ、気をつけてくれよ!」
そうなんです、私は大学まで毎日60km(往復)の道のりを自転車で走っていたのです。
排ガスやタイヤ摩耗粉塵は大量に浴びています。
体調はまったく問題ないのですが、肌荒れが気になるようになりました。
もしかして、有害金属かな?
追記
2020年12月は電車通学に切り替えました。
すると、肌荒れがスッと治ったのです。
これって…、普通に空気中の汚れが原因ですね。
最後に
生活習慣をすぐに改善するのは難しいですよね。
ついつい、お菓子を頬張ってしまったり、満腹になるまで食べ続けたり…。
私はお菓子を食べる習慣はありませんが、ときどき食欲が爆発してしまいます(初冬限定ですが)。
こうなると、ヤバイです。
正直、自分病気なんじゃないかと言うくらい食べ続けてしまいます。
特にジテツウを続けていた時は程度が激しかったです。
朝起きてご飯5.5合を一気に平らげた時もありました(後悔甚だしい…)。
食パン2斤を一度に食べた時もありました。
フルグラ800gを1日で完食したこともありました。
ヤバイですよね。
意志力が弱過ぎです。
でも、いっぱい食べても太ったりしないし、体型も変わらないものだから…、
歯止めが効かないわけです。
(この症状が出るのは初冬のみで、他の季節は腹8分目で満足しています。冬眠に備えているのかな)
で、こういうとき、どうするか?
私は本を読みます。
正しい食習慣について書かれた本はもちろんですが、
悪い食習慣を戒めるような本を好んで読むようにしています。
こっちの方が、効き目があります。
最近、読んだ本は以下の通りです。
特にジョコビッチの本は好印象でした。
とっても有名な本ですので、もしよろしければ読んでみてください。
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