基本情報
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和名 | アセビ |
学名 | Pieris japonica |
別名 | 馬酔木 |
科 | ツツジ |
属 | アセビ |
落葉/常緑 | 常緑樹 |
開花期 | 3~4 |
花色 | 白 |
葉形 | 不分裂葉 |
葉序 | 互生 |
葉縁 | 鋸歯縁 |
有毒成分を含むため、シカの食害を受けない。
シカが多い地域では、林床に広く生育している。
花
白い壺形の花を咲かせる。
鈴なりに咲く。
樹形
常緑低木。
葉
幹(樹皮)
ねじれているのが特徴。
芽
コメント
シカが生息する冬の落葉樹林を歩いて、まず目に飛び込む緑色はアセビのことが多いです。
有毒成分はグラヤノトキシンI、アセボプルプリン、アセボイン、ジテルペン、アンドロメドトキシンらしいです(Wikipedia)。
文学作品
万葉集|大伯皇女
磯の上に生ふるあしびを手折らめど見すべき君がありといはなくに
岸辺に咲く馬酔木の花を手にとってみたが、一緒に見て欲しい君(弟)はもうこの世にいない。
謀反の罪で処刑された大津皇子をしのんで、姉の大伯皇女が詠んだ歌。
俳句|金子兜太
湖に帰る馬酔木群落を見てきて
野鳥の嘴に馬酔木花房妻籠めに
雪の歩廊が夢につづけり馬酔木花期
俳句|正岡子規
風吹て馬酔木花散る門も哉
俳句|井原西鶴
本丸の古道うづむあせぼかな
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